まんが戦国ブギウギ

まんが戦国ブギウギ18話 ヤバいやつらが蜂起した!そいつの名は本願寺!

2020/01/10

やばい信長、浅井にやられちゃうんじゃないの!
という【姉川の戦い】は、ヤル気の薄~い朝倉軍が徳川にボコられ、結果的に織田徳川の勝利となりました。

姉川の戦い
姉川の戦い|織田徳川と浅井朝倉が激突!互いに引けなかった合戦の勝敗は?

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となればお次は……そう、本願寺です。

武田や上杉、毛利など。
名だたる戦国大名と織田家は戦ってきましたが、最も苦労したのは、やはり本願寺でしょう。

大坂の南方に位置する紀伊国から雑賀衆を呼び込み、鉄砲で信長の西進を10年にもわたって封じてきた、その合戦いかなるものや!

 

凱旋


◆Bar『NeNe』で女子トークしているのは、豊臣秀吉の嫁さん寧々と前田利家の嫁さんおまつ。
豊臣家と前田家は家族ぐるみのお付き合いをするほど昵懇の中と伝わっておりますが、史実でも奥さん同士は仲良さそうですよね。
お茶漬けのエピソードは、のちの【賤ヶ岳の戦い】へ繋がるもので、寧々さんとおまつさん、どんな会話をしてたんだろ? なんて想像を巡らせる楽しみが戦国にはありますな。

柴田勝家(左)と豊臣秀吉の肖像画
賤ヶ岳の戦い|秀吉と勝家が正面から激突!勝敗を左右したのは利家の裏切り?

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秀吉の妻・ねね(寧々 北政所 高台院)
秀吉の妻ねね(寧々/北政所/高台院)の生涯|天下人を支えた女性の素顔

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つかの間の休日

◆嫁からかけられるプレッシャー。男として、これが一番こたえますな。
家には早く帰ってこいと言うくせに、出世だけはしろだぁ? はぁ?
なんて不満に思ってるサラリーマンの皆さま、ここは一つこらえて、頑張りましょう。家があるのが一番です……。

前田利家
豊臣五大老・前田利家 “槍の又左”と呼ばれ加賀百万石の礎を築いた武将の生涯

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顕如

◆いやぁ、迫力あります。本願寺顕如さま。
単なる生臭坊主とは違い、生まれる場所が違えばマフィアの親分、あるいは戦国大名になれていたでしょう。
本願寺頭領の指導力は、それほどのチカラだと思います。数(信徒)はチカラなり!

 

第一次石山合戦

◆第一次信長包囲網の始まりです!
朝倉攻め→浅井の裏切り→金ヶ崎の退き口→姉川の戦いと来て、これだけでも慌ただしいのですが、ここから先はさらにジェットコースターな展開。
信長が最も危険な目に遭ったのも、この頃では?
第一次石山合戦は、【野田城・福島城の戦い】とも呼ばれていて、ついに本願寺と真っ向勝負することになります。長島一向一揆も始まるのです。

野田城・福島城の戦い(第一次石山合戦)|信長公記第73話

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書籍版『戦国ブギウギ』です!


 

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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