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【まんが『大河ブギウギ べらぼう編 第10話』】
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覚悟
◆飲み屋でバカ話をしていたら新たな企画が生まれた、思い浮かんできた――というのはリアルにある話ですね。
むろん蔦重から普段からアンテナを張って、常に頭の中でアイデアをぐるぐる回しているからこそ新たな発想も出てくるってもんで。
酒だけ飲んでても二日酔いになるだけです。
春章さん
◆「こっちみんな」状態に陥った蔦屋重三郎。
確かに蔦重の言う通りですよね。
第3回放送で北尾重政が
「墨擦(すみずり・モノクロ)で人を描くと、似たような絵が延々と続くだけでおもしろくねえ」
と仰ってましたが、たとえカラーになってもこの顔の描き方では、それぞれの変化をキッチリ出すのは厳しいのでは……?と思ってしまう。
実際の『青楼美人合姿鏡』ではどう描かれていたのか?それは次ページへ!
ナスビ
◆お上に献上されて読まれた――そんな箔を付けるため、田沼意次に『青楼美人合姿鏡』を持ち込んだ蔦屋重三郎。
「お前はありがた山の!」と覚えられていて、蔦重の隣にいた駿河屋と扇屋も驚いています。
そういやあのときは、勝手に陳情へ出向いた蔦重が駿河屋の親父にぶん殴られるだけでなく、桶の中に閉じ込められる「桶伏せ」の私刑を喰らってましたね。
思えばあれから蔦重も随分と進歩したものです。
本を作るのが普通になるだけでなく、こうして献上までするようになったのですから。
ただ、それを引き換えに瀬川はいなくなるわけで……。
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