こちらは2ページ目になります。
1ページ目から読む場合は
【戦国ブギウギ75話】
をクリックお願いします。
援軍
◆鉄砲傭兵部隊の雑賀軍団と、長宗我部家。
一見、何の繋がりもないように見える両者ですが、実は海上権益がらみで昔から付き合いが深かったという話もあります。
和歌山と四国は、海を挟んでお隣ですし、昔は今より海運の利用度が高かったので、傭兵業盛んな雑賀にとっては生命線でもあったワケですな。
雑賀孫一(鈴木重秀)を討て!信長と雑賀衆の全面対決~信長公記143・145話
続きを見る
雑賀の有名な活躍舞台と言えば大坂・石山本願寺。されど日常的には四国とも付き合いがあったと考える方が自然でしょう。
関東で言えば木更津と東京を結ぶ船みたいなイメージでしょうか。
そして勝利
◆長宗我部元親という傑物を前にして、しばらく粘った十河一派でしたが、1584年、ついに陥落してしまいます。
元親はついに四国を完全統一。
しかし、それは同時に豊臣秀吉に正面から喧嘩を売っていることにもなり、戦いは当然これでは終わりません。
というか、これが後の九州征伐での悲劇(仙石秀久の大失態)にもつながるのですが、それはまた後ほど……。
あわせて読みたい関連記事
長宗我部元親が土佐一国から戦乱の四国を統一!最期は失意に終わった61年の生涯
続きを見る
信長より先に天下人だった三好長慶~畿内を制した43年の生涯とは?
続きを見る
なぜ光秀は信長を裏切ったか? 本能寺の変における諸説検証で浮かんでくる有力説
続きを見る
豊臣秀吉のド派手すぎる逸話はドコまで本当か~検証しながら振り返る生涯62年
続きを見る
戦国一の美女と囁かれるお市の方(信長の妹)浅井に嫁ぎ柴田と共に滅びる波乱の生涯
続きを見る
柴田勝家はなぜ秀吉に敗れたのか? 織田家を支えた宿老62年の生涯まとめ
続きを見る
織田信長の天下統一はやはりケタ違い!生誕から本能寺までの生涯49年を振り返る
続きを見る
雑賀孫一(鈴木重秀)を討て!信長と雑賀衆の全面対決~信長公記143・145話
続きを見る
著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休
書籍版『戦国ブギウギ』です!