まんが大河ブギウギ光る君へ編

殺されちまった 検非違使に まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第9話』

2024/03/09

毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。

第9話の注目は何と言っても直秀の死でしょう。

散楽の役者であり、盗賊団の一員でもあった直秀は、同時に主人公まひろと三郎(藤原道長)のつなぎ役でもあり、さらには庶民目線で貴族に接する稀有な存在でした。

それが無念の退場です。

しかも、殺害現場の鳥辺野に遺骸を放置という、視聴者の心をザクザクとエグるような展開で……さっそく漫画で振り返ってみましょう!

 


賄賂

◆確かに検非違使から見たら異常事態ですよね。

自分の邸(東三条殿)へ盗みに入った盗賊に対し、「アイツを殺しとけ」ならまだわかりますが、「手荒な真似をするな」としてわざわざ賄賂を渡すなんて、一体どうなってんだ?と思うのが当然。

 


好敵手

◆見た目からは全く感じ取れない、乙丸の身体能力が驚異的でした。

体型からして長距離走は得意そうにも見えますが、それにしてもあの走力は、普段からのジョギングなしには無理な気がします。

 

蔵人頭

◆検非違使にしてみれば、点数稼ぎの「直秀殺害」だったのか……。

日記ネタが注目されているロバート秋山さんの藤原実資は、道長相手でも媚びへつらうようなこともしない。

藤原実資
道長にも物言える貴族・藤原実資『小右記』著者は史実でも異色の存在?

続きを見る

ドラマでもそんな偏屈な一面が少しずつ露出してきて、今後の活躍が楽しみな一人ですね。

 


晴明直属

◆人々の恐怖を糧に生きているかのような安倍晴明

“怨霊を使うこと”ができるため、大臣家よりも朝廷よりも、ある意味、最強な存在かもしれません。

ちなみに作中で言及された【狂犬病】は、人が噛まれて感染したら致死率100%という恐ろしい病気です。

日本における最古の記録は養老2年(718年)に制定された『養老律令』とされます(施行は757年)。

まぁ、ウィルス自体はそれ以前からずっと存在していたでしょう。

世界では未だに野良犬注意なエリアもありますので、皆さん、ご注意を。

狂犬病の歴史
致死率100%「狂犬病」恐怖の歴史|古くは養老律令(718年)でも警告

続きを見る

 

落飾

◆いやいや、いやいや、そこじゃない……では済まされない陰謀が今花開きつつある。

明日の放送に期待っす!

安倍晴明
天皇や道長にも祈祷した陰陽師・安倍晴明|実際はどんな仕事だった?

続きを見る

喧嘩も辞さない破天荒な花山天皇|藤原隆家とは因縁バチバチな関係だった

続きを見る

 

読書

藤原為時が別の女性宅へ足を運ぶくだり、2度目ですよね。

堅物な為時からしてそんな調子ですから、平安貴族って一体どれだけ熱心だったのか……。

なお、藤原惟規は大学寮に通い、出世することができるのか?

大学寮
平安時代の大学寮とは?『光る君へ』まひろの弟・惟規が入って出世できる?

続きを見る


こちらの記事はその考察となっておりますので、よろしければ併せてご覧ください。

 

鳥辺野

◆なぜ直秀たちは無惨に殺されてしまったのか?

道長は、自分が賄賂を渡してしまったからだ、余計なことをしてしまった――と悲嘆に暮れていましたが、なぜ賄賂を渡したのに逆に殺されねばならんのか?

その辺が曖昧で謎が深まりますよね。細かな考察は以下の記事をご参照ください!

直秀たちはなぜ殺されたのか
『光る君へ』直秀はなぜ検非違使に殺されたのか?遺体は無事に埋葬されたのか?

続きを見る

 

反省会

 


あわせて読みたい関連記事

◆本マンガの過去記事は以下のリストからどうぞ!

◆『光る君へ』すべての関連記事はこちら(→link

◆以下、名前をクリックすると各人物伝の記事へ飛びます

紫式部
まひろ
藤原為時
まひろ父
藤原惟規
まひろ弟
藤原宣孝
まひろ夫
藤原道長
兼家三男
藤原兼家
道長の父
藤原道兼
道長の兄
藤原道隆
道長の兄
藤原時姫
道長の母
藤原寧子
道綱の母
藤原道綱
道長の兄
高階貴子
道隆の妻
藤原詮子
道長の姉
一条天皇
66代天皇
藤原定子
道隆の娘
藤原彰子
道長の娘
源倫子
道長の妻
源雅信
倫子の父
藤原穆子
倫子の母
赤染衛門
女流歌人
藤原公任
道長の友
藤原斉信
道長の友
藤原行成
道長の友
藤原実資
ロバート
藤原伊周
道隆嫡男
藤原隆家
道隆四男
清少納言
ききょう
清原元輔
藤原頼忠
公任の父
安倍晴明
陰陽師
源明子
道長の妻
円融天皇
64代天皇
花山天皇
65代天皇
藤原忯子藤原義懐
朱仁聡
宋の商人
周明
宋の医師
三条天皇
67代天皇
藤原顕光
兼家の甥
藤原頼通
道長嫡男
藤原為光
忯子の父

◆配役はこちら→光る君へキャスト

◆視聴率はこちらから→光る君へ全視聴率

◆ドラマレビューはこちらから→光る君へ感想

コメントはFacebookへ

漫画:アニィたかはし
文:五十嵐利休

TOPページへ




リンクフリー 本サイトはリンク報告不要で大歓迎です。
記事やイラストの無断転載は固くお断りいたします。
引用・転載をご希望の際は お問い合わせ よりご一報ください。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

-まんが大河ブギウギ光る君へ編
-

右クリックのご使用はできません
目次