まんが大河ブギウギ光る君へ編

一度は妾でもいいと決心したのに まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第12話』

2024/03/30

毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。

第12話の注目は、道長と倫子の結婚でしょう。

「妾(しょう)にはなれない」という、まひろとのすれ違いから、父や姉の勧めに従い、左大臣家との縁談を決めた道長。

その相手はまひろの数少ない友人だった……ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!

 


モテ度

◆さわの身なりからして、まひろよりはるかに条件のよい縁談話に恵まれていそうですよね。

当時の結婚というのは、女側の資産状況も重要。

実際にどう結ばれ、結婚へ至るのか?

その手順は以下の記事に解説していますので、よろしければ併せてご覧ください。

平安貴族の結婚
平安貴族が結婚に至るまでの不思議な手順|文を書き夜を共に過ごして三日通う

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嫁候補

◆源倫子を嫡妻とし、源明子とも結ばれたら、血筋的には盤石。

しかし、明子の負オーラはどこから来ているのか……。

 

恨みます

源明子はなぜ兼家を嫌うのか?

安和2年(969年)に起きた安和の変。

これも詳細は以下の記事に譲りますが、

安和の変
安和の変で源高明が没落|なぜ明子(道長の妻)の父は藤原氏に蹴落とされたのか

続きを見る

明子の父・源高明は藤原北家の陰謀に陥れられ、太宰府へ左遷となり、帰京後は失意のうちに亡くなってしまいます。

そのため明子は後ろ盾を失ってしまい、血筋の良さを見込んだ藤原詮子に狙われた、と……。

彼女とは反対に、軽い性格のお兄さん、なんだかまひろの弟(藤原惟規)と気が合いそうですね。

 


家庭の事情

◆「そして、その政変で帝を出家へ導いたのは、私の母を殺した道兼です!」とまで言ったら、どんな反応になるか見てみたい

 

居眠り

◆実は凄まじいマラソン能力を持っている乙丸に対して百舌彦は驚愕していましたもんね。

弟に渡ってしまうのは、結果的にラッキーでした。

 

すれ違い

◆「妾(しょう)でもいい」

「妾(しょう)になると言ってくれ」

と、思いは通じ合っている二人なのに、道長の北の方になるのが源倫子とあっては、もはやまひろの心は耐えられない。

せめて知らない相手であれば何とかなったのかもしれないのに……本当に残酷な展開です。

「平安時代のヌルい恋愛ドラマだろ?」と勘違いして視聴を止めている大河ファンの皆さん、今からでも戻ってきたほうがいいですよ!

 

イケメン弟

◆勉強は苦手で軽薄な性格だけど、いざとなれば黙って酒を勧める優しさがある。

ギャップ萌え、ありますね!

 

まとめ

◆著者による前回の妄想とは?よろしければ前週のマンガをご覧ください。

まひろだって おけらだって まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第11話』

続きを見る

藤原道綱は、花山天皇を譲位へ追い込み、一条天皇を即位させた【寛和の変】あたりが頂点かと思いきや……道長とは仲も良好で、彼ら嫡妻の子たちには劣りますが、出世を続けます。

結果、ロバート秋山さん扮する藤原実資に睨まれ、バカ呼ばわりされる結果に。

きっと二人の絡むシーンがあると思うので、そこが道綱のクライマックスかも!……とワクワクしながら、また次週お会いしましょう!


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漫画:アニィたかはし
文:五十嵐利休

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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