大河ブギウギ光る君へ編 光る君へ

道兼は七日関白として散りぬるを まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第18話』

2024/05/11

毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。

第18話の注目は藤原道兼の死でした。

長兄の藤原道隆が糖尿病で亡くなってしまったかと思ったら、その直後に弟の道兼が疫病で……。

父の藤原兼家が亡くなってからは好人物として出直していたのに、何たる不幸!と嘆いてばかりいられないのが藤原氏の宿命……ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!

 

強い酒

◆道長と別れ、もしかしたら生涯独身のまま終わるんでは?と心配されそうだったまひろ。

一体どんな夫婦になるんですかね。

まぁ、宣孝も割と早くに亡くなってしまうのですが。

藤原宣孝
藤原宣孝は妻の紫式部とどんな関係を築いていたか~大弐三位は実の娘だった?

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七日関白

◆父の兼家に振り回され続けた生涯。

せっかくその呪縛から解き放たれ、望みの関白になれたのに、こんなタイミングで疫病とは……あまりにも哀しい結末ではありませんか。

 

そして琵琶

◆当時の疫病とは、一体どんな病気だったのか?

以下の記事に詳細がありますので、よろしければ併せてご覧ください。

平安京を襲った“疫病”とは具体的にどんな病気だったのか?貴族も感染した?

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それにしても、まひろの成長したことよ。

かつて自宅に突然やってきた道兼の前で琵琶を弾いたこともありましたね。今回は哀しい音色というほかありません。

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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