まんが大河ブギウギ光る君へ編

俺の実子じゃなくても出世にゃ役立つ まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第27話』

2024/07/20

毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。

第27話の注目は、何と言ってもまひろの懐妊でしょう。

石山寺で再会してしまった藤原道長と、離れ難い思いから一夜を共にしてしまい子を宿す。

生誕日から妊娠時期を逆算してみれば、ちょうど夫の藤原宣孝とは疎遠になっていた時期で……さっそく漫画で振り返ってみましょう!

 


石山寺

◆藤原道長とまひろが石山寺で出会ってしまうことなどあり得るのか?

というと確率ゼロとも言い切れません。

道長は石山寺に藤原彰子の懐妊祈願をさせていますし、近江には他にも出向いた記録がある。

一方、女性が寺社に祈願することも珍しくなく、石山寺は他ならぬ『源氏物語』を着想した場所としてよく知られています。

石山詣
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ひそひそ話

◆いとも福丸も、まひろの逢瀬に気づいていたかー!

とはいえ本人にそんなこと聞けませんわな。

 

ご懐妊

◆あの晩のことを知っていたからこそ、すぐに気づいた。

そしてその時期、藤原宣孝が通ってないことも含めて、段取りを即座に決めてしまう――いとの決断力がなかなかです。

問題は、宣孝が通っていなかった期間ですよね。

1ヶ月ぐらいならどちらの子かわからないでしょうけど、それ以上となれば疑惑も高まるわけで……。

 


殿の優しさ

◆財と女が大好物な軽薄おじさん・藤原宣孝。

「不実な女」とは「他の男の懐妊」まで含めていたとは、一体どんだけ~!なんて懐が深いんだ!

そう思われますか?

個人的には「宣孝も、どこかの人妻に自分の子供を産ませた」経験があるんでは?

だから、トントンで受け入れられるんでは?

なんて思いも湧いてしまいます。他人の子を受け入れられる余裕があるって、それだけヤバい経験を積んできたからこそ、なのかなぁ、と。

それゆえ、この宣孝なら、こうも考えそうです。

「実父の藤原道長が、まひろの出産を知れば、ますますワイの立場も高まるやんけ~!」

やはり只者ではない、軽薄おじさん・藤原宣孝。

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定子も懐妊

◆出家した藤原定子が宮中に戻ってくるだけでもあれなのに、新たな子供まで出来たらヤバい。

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当時の貴族社会が、天皇一人でどうにでもなるものではなく、女系の権力が物を言うのがよくわかるシーンでしたね。

しかも、もしも皇子が生まれたら、それはもう新たな政争の種にしかならないわけで……。

 

帝ブチ切れ

◆もしも藤原兼家だったら?

『コイツ、言うこと聞かねーし、そろそろ譲位させっか』となりそうな一条天皇の態度。

きょうだいの中では、最も父の藤原兼家に似ているとされる藤原詮子ですが、さすがに母としての情が勝ってしまう……と思いきや『この反抗期、いつ終わんのかな』ぐらいに考えていた?

だとしたら、やっぱり兼家に似てんな!

 

教育係

◆二人のスレ違いトークが見どころでもありましたが、ここで言いたいのは一つ。

赤染衛門さん、瞳がキラキラしすぎ!

閨房(けいぼう)の講義で最も効果があったのは、他ならぬ本人の若返りだったのではないでしょうか。

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誕生

◆かくして生まれたまひろの子は娘でした。

大弐三位と呼ばれ、史実では間違いなく藤原宣孝の子でしょうけど、では道長の子の可能性は?

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道長の兄
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藤原彰子
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倫子の母
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道長の友
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道長の友
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道長の妻
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64代天皇
花山天皇
65代天皇
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宋の商人
周明
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三条天皇
67代天皇
藤原顕光
兼家の甥
藤原頼通
道長嫡男
藤原為光
忯子の父

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漫画:アニィたかはし
文:五十嵐利休

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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