毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。
第29話の注目は藤原宣孝突然の死でしょう。
まひろの夫として、藤原賢子(大弐三位)の父として、これから最も必要だ!という時に突然の訃報が届けられました。
しかも、宣孝の北の方(嫡妻)からその事実を一方的に告げられるだけで、妾(しょう)の立場の弱さが際立つ……ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!
不器用
◆なんだか顔色が冴えないよね……と思っていたら、その直後に急死した藤原宣孝。
父の藤原為時は任官を果たせず、一気に家は傾いてしまう。
貴族といえども恐ろしい時代ですね。
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母として
◆娘の気持ちを気遣って、颯爽と断る為時、カッコいい――とは、なるわけありませんね。
リアルガチで生活がかかっているわけですから。
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書評
◆優雅に美しい世界だけを描いた――ゆえに今なお名作として読みつがれてきた『枕草子』。
まひろの指摘は非常に的確かと思われましたが、清少納言も『そんなこと百も承知で今の仕上がりにしたわけ!』というスタンスだったんですね。
藤原定子の陰の部分、読んでみたかったですねー!
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