まんが大河ブギウギ光る君へ編

道長と式部 二人の愛は自然と溢れ出て~まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第36話』

2024/09/28

毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――第36話の注目は藤原彰子の出産と五十日の祝いでしょう。

呪詛をかける伊周と難産に苦しむ彰子。

彼女の周りには大勢の僧侶や貴族が集い、祈りの力で物の怪に対抗し、無事、子供が産まれます。しかも男児でした。

喜びのあまり道長は、五十日の祝いでまひろに歌を詠ませ、自分もそれに続いて、源倫子や女房たちに「ただならぬ二人の関係」を悟らせてしまいます。

一体どうなってしまうのか?第36話を漫画で振り返ってみましょう!

 


家庭教師

◆たびたび不要論が話題となるぐらいの漢文は、本当に難易度高いですよね。

「そのまんま中国語を習ったほうが早いんじゃないの?」

そう思うぐらいですが、実際、唐時代の漢詩は現代中国語では読めないようでして……。

やはり漢文は継続せねばなりません。

なんせ日本の歴史(文字による記録)は非常に多くの漢文が用いられていて、「不要だ!」ということはすなわち「日本の歴史なんてどうでもエエ!」ということになりかねません。

 


少納言衝撃

◆定子への忠誠を尽くす清少納言が、まひろに対してどんな行動を取るのか?

自信に満ちた笑顔が、疑心暗鬼だらけの冷淡な表情へ――ファーストサマーウイカさんが起用された理由がよくわかる、素晴らしい場面でした。

 

先任者

◆才ある人は自信のアイデンティティに揺るぎがないから嫉妬に囚われることもない――赤染衛門のそんな器量と対応が素晴らしい。

赤染衛門
倫子や彰子の指南役・赤染衛門|紫式部とはどんな関係だった?

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なんだか和泉式部のような色気も漂っていますが……。

 


出産

◆あの異様な祈祷の光景、現代人から見れば「何やってんのよ……」と呆れる場面ですが、いざ自分があの中にいたら

「み~ち~な~が~!!!!」

とか言っちゃいそうで怖いですよね。集団心理ってやつでしょうか。

 

誕生

藤原定子が産んだ敦康親王が即位すれば、復権も夢ではないだけに、執拗に呪詛を繰り返す藤原伊周

敦康親王
敦康親王(定子の長男)の不憫な生涯|一条天皇の第一皇子は二十歳で散る

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しかし「人を呪わば穴二つ」とはよく言ったもので、今後、事件に繋がってしまいます。

 

若紫

◆女性から手紙を貰いまくり、超絶モテモテだった藤原公任さんも、歳を重ねればこの通り。

この恥ずかしいエピソードは『紫式部日記』にキッチリ残され(詳細は以下の記事へ)、

紫式部日記
『紫式部日記』彰子の出産や公任の若紫エピソードの他にどんな話がある?

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1000年経ってもなお全国放送で流されてしまう辛さよ。

今ならばSNS炎上案件でしょうか。文才ある方を怒らせてはいけません。

 

リクエスト

◆無礼講!とはいえ、多くの女性がいる前で道長もまひろも脇が甘い……。

 

アンサー

◆まひろは怒るところが違いすぎー!

赤染衛門からもキッチリ「道長とはどういう仲なの?」と聞かれてしまい、もはや噂は拡大する一方。

物語の〆に向けて、源倫子源明子がどうなるのか。

特に明子の息子である藤原能信が面白い存在ですので注目されてほしいです。

藤原能信
暴力事件を繰り返し摂関体制を狂わせた藤原能信は道長と明子の息子

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◆本マンガの前回は以下のページへ!

道長が命を賭けた金峯山詣とは?まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第35話』

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漫画:アニィたかはし
文:五十嵐利休

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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