毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――第36話の注目は藤原彰子の出産と五十日の祝いでしょう。
呪詛をかける伊周と難産に苦しむ彰子。
彼女の周りには大勢の僧侶や貴族が集い、祈りの力で物の怪に対抗し、無事、子供が産まれます。しかも男児でした。
喜びのあまり道長は、五十日の祝いでまひろに歌を詠ませ、自分もそれに続いて、源倫子や女房たちに「ただならぬ二人の関係」を悟らせてしまいます。
一体どうなってしまうのか?第36話を漫画で振り返ってみましょう!
家庭教師
◆たびたび不要論が話題となるぐらいの漢文は、本当に難易度高いですよね。
「そのまんま中国語を習ったほうが早いんじゃないの?」
そう思うぐらいですが、実際、唐時代の漢詩は現代中国語では読めないようでして……。
やはり漢文は継続せねばなりません。
なんせ日本の歴史(文字による記録)は非常に多くの漢文が用いられていて、「不要だ!」ということはすなわち「日本の歴史なんてどうでもエエ!」ということになりかねません。
少納言衝撃
◆定子への忠誠を尽くす清少納言が、まひろに対してどんな行動を取るのか?
自信に満ちた笑顔が、疑心暗鬼だらけの冷淡な表情へ――ファーストサマーウイカさんが起用された理由がよくわかる、素晴らしい場面でした。
先任者
◆才ある人は自信のアイデンティティに揺るぎがないから嫉妬に囚われることもない――赤染衛門のそんな器量と対応が素晴らしい。
赤染衛門~倫子や彰子の指南役は紫式部とどんな関係だった?史実の生涯まとめ
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なんだか和泉式部のような色気も漂っていますが……。
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