まんが日本史ブギウギ

「殿中でござる!」江戸城で起きた刃傷事件からの~まんが日本史ブギウギ192話

2021/02/13

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まんが日本史ブギウギ192話
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松之大廊下

◆吉良義央と浅野長矩――。

浅野内匠頭(浅野長矩)
なぜ浅野内匠頭(長矩)は吉良上野介に斬りかかったのか 当人はどんな人物だった?

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はい、この二人といえば『忠臣蔵』でお馴染み【赤穂事件】の発端となった当事者ですね。

 


殿中~

◆絶対にトラブルを起こしてはいけない江戸城内にて、斬りかかった浅野長矩と、切られた吉良上野介。

今でいえば皇居や国会議事堂で刃傷沙汰を起こすようなものでしょうか。

マジかよ、ありえねー!

そう思われるかもしれませんが、実のところ、同様の事件は何度か起きています……さすが武士。

将軍様お膝元の江戸城で七度も勃発していた!切った張ったの刃傷事件全まとめ

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第一報

◆徳川綱吉は、4代将軍・徳川家綱のころから進められた文治政治の推進者として知られます。

徳川家綱
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文治政治と武断政治
文治政治と武断政治にはどんな違いがある?幕府はなぜ政治体制を切り替えた?

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武力とか物騒なことで世の中を動かすのではなく、法律や政治で泰平の世を築こう――というものですね。

綱吉を【犬公方】として悪評高めた【生類憐れみの令】にしたって、

生類憐れみの令
生類憐れみの令は日本人に必要だった?倫理観を正した“悪法”に新たな評価で考察

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今では「いい法律だったんじゃないの?」と再評価されているほどです。

そんな綱吉ですから、浅野長矩を行為は許しません。

しかし、主君である浅野を殺された大石内蔵助ら家臣たちにしても、言語道断!というワケで……。

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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