まんが戦国ブギウギ武田三代記

そもそも信虎はなぜ信玄を嫌うのか?【マンガ武田三代記11】

2022/10/02

なぜ信玄は父の信虎を追放したのか?

その疑問は同時にこう言い換えることが可能でしょう。

「なぜ信虎は、息子である信玄を嫌ったのか?」

よほど大きな理由があったのか。あるいは些細な事が気に触ったか。

人が人を嫌いになるのは意外と単純なことかもしれませんが、戦国ブギウギ武田三代記vol.11は信虎と信玄の確執、そして国府台合戦に注目です!

◆前話を読みたい!という方は以下のリンクからご覧ください

信玄の初陣に信虎ダメ出しで乱の芽生え【マンガ武田三代記10】

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◆信長・秀吉・家康の天下統一を描いた戦国ブギウギ

◆聖徳太子の時代から幕末までの超長距離をコツコツ歩んだ日本史ブギウギ

 


葬式

◆武田信玄、最初の妻は上杉朝興の娘であり、北条の台頭に対し、両家は共同で対抗していました。

しかし天文6年(1537年)4月に朝興が亡くなるや、同年7月には北条が進撃してきて、河越城を落とされた朝定は松山城へ逃げ落ちます。

関東から追いやられる扇谷上杉と、急速に支配域を拡大する北条。

結論だけ申しますと、この両家の争いは約11年後、天文15年(1546年)【河越城の戦い】で決着します。

圧倒的多数の関東諸将に対し、寡兵の北条軍が奇襲が炸裂させ、上杉朝定を敗死させると同時に扇谷上杉を滅ぼすのでした。

 


歌人

◆権大納言で歌人でもあった上級貴族の冷泉為和は、幾度か武田家を訪れています。

信虎との会話は神経を削るものだったでしょうね、リアルに……。

 

読書

◆感情派と理論派はいつの時代も相反しますなぁ。

 


尊敬

◆親から受けた虐待を消化しきれず、今度は自らの子供へ虐待の刃を向けてしまう「負の連鎖」ってありますが、信虎さんもそんな気が。

父と祖父がバトルしていて、ご自身も何かと苦労しながら甲斐をまとめた経緯がありますしね。

 

弱体化

◆「あしかがよしあき」と言っても15代将軍・義昭ではなく、古河公方の流れの小弓公方・義明ですね。

難波田憲重は「なんばだのりしげ」は扇谷上杉の家臣で松山城の城主でした。

 

松山城風流合戦

◆上杉朝定を松山城に迎えた難波田は北条相手に諦めません。

関東で躍進する連中を封じ込めるため、諸将に呼びかけ、河越城の戦いに一役買ったのも難波田。

つまりは後に大敗してしまうのですが、北条とてそうラクに関東を制覇したワケではなかったんですね。

なお、この合戦で歌を読みあったという逸話から「松山城風流合戦」と呼ばれています。

 

国府台合戦

◆国府台合戦は「こうのだいかっせん」と読み、

北条
vs
小弓公方・里見

という状況。

小田原を出発した北条軍は江戸城を越えて攻め込みました。

 

漁夫の利

◆戦いは、足利義明や逸見祥仙らを討ち取った北条軍の大勝利!

千葉市の小弓城まで焼き小田原へ戻っています。


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漫画:アニィ高橋
文:五十嵐利休

◆信長・秀吉・家康の天下統一を描いた戦国ブギウギ

◆聖徳太子の時代から幕末までの超長距離をコツコツ歩んだ日本史ブギウギ

【参考】
柴辻俊六/平山優/黒田基樹/丸島和洋/柴裕之/鈴木将典『武田氏家臣団人名辞典』(→amazon
武田氏研究会『武田氏年表 (信虎・信玄・勝頼)』(→amazon
平山優/株式会社サンニチ印刷『信虎・信玄・勝頼 武田三代』(→amazon
ほか

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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