土曜日の再放送に合わせて、大河ドラマ『豊臣兄弟』をマンガで振り返る――。
第18話の注目は「長篠の戦い」でも「大和・松永久秀と筒井順慶の騒動」でもなく「長浜のリクルート劇場」でした。
藤堂高虎をはじめ、豊臣五奉行の石田三成、賤ヶ岳七本槍の片桐且元に平野長泰など、豊臣家臣団の中核をなす若者たちが集い……ということで、さっそく本編へ参りましょう!
長篠顛末

◆『豊臣兄弟』ではナレーションで終わった長篠の戦い。
武田勝頼を主人公とした大河ドラマ、ぜひ見てみたいですよね~。
武田信玄という巨人を父に持ち、本来は武田家を継ぐはずでなかった立場から一転、山県昌景や馬場信房など信玄以来の重臣らに囲まれ、なんだかんだで領土は拡張させながら最後は呆気なく崩壊していく――。
めちゃくちゃドラマ性ありますやん!
※勝頼の功績については別記事「武田勝頼の生涯」をご覧ください
長浜城

◆天正三年(1575年)夏、秀吉念願の長浜城が完成しました。
この年は、秀吉の羽柴家にとっても織田家にとっても、非常に重要な一年となりました。
長篠の戦いに完勝すると、まず秀吉は「羽柴筑前守秀吉」を名乗るようになり、次に越前一向一揆を鎮圧すると、同年11月に織田信長は右近衛大将となるのです。
事実上の天下人として公認されたのでした。
以降、信長は家督を織田信忠に譲り、天下人としての活動に専念してまいります。
その政庁として築城が始まったのが安土城でした。
募集

◆確かに少なくとも10人ぐらい雇って良さそうなもんですが……まぁ、そこはドラマの演出ということで……。
槍働き

◆蜂須賀小六の槍によって、受験者たちがバッサバッサと斬られていく――という小芝居。
藤堂高虎には通じません。
通じない上に熱血漢だから自分から槍を持ち出し、小六に飛びかかろうとします。
藤堂高虎vs蜂須賀小六
見たかった~!
煙

◆この高虎、可愛いすぎるやろ
四人

◆次の仕官先を探しまする! では!
と、引き留める間もなく城から飛び出してしまいそうなキャラクター。今後、人気が出そうですね。
解決策

◆壊れた橋を一瞬にして見抜き、誰も下へ落とさぬよう、敢えて立ち止まった。
そんな高虎の特性を知っている豊臣秀長だけに両者はうまくやっていけそうです。
ただ、ちょっとオツムのほうがなぁ……。史実の高虎って普通に頭良いじゃないですか。
家臣

◆これは今後も楽しみなコンビ!
生意気だけど憎む程でもなく愛おしさもある。
そんな藤堂高虎が、史実ではどう仕官していったか?については別記事「身長190cmの大男・藤堂高虎はなぜ主君を変え続けた?豊臣秀長に出会うまで」をご覧ください!
では、また来週!
◆『豊臣兄弟』総合ガイド|秀吉と秀長の生涯・家臣団・政権運営等の解説
参考文献
諏訪勝則『図説 藤堂高虎 ―乱世を駆け抜けた稀代の名将―』(2025年9月 戎光祥出版)
黒田基樹『羽柴秀長とその家臣たち ―秀吉兄弟の天下一統を支えた18人―』(2025年6月 KADOKAWA)
河内将芳 編『図説 豊臣秀長 ―秀吉政権を支えた天下の柱石―』(2025年3月 戎光祥出版)
文:五十嵐利休
【参考】
豊臣兄弟/公式サイト

