まんが日本史ブギウギ

まんが日本史ブギウギ163~もはや合戦に非ず!獲物の如く狩られる猛者たち

2020/06/14

戦国時代の戦い方を変えた――として知られる長篠の戦い。

実は

・長篠城での攻防
からの
・設楽ヶ原の戦い

という流れであり、そもそもは武田軍が国境の城へ攻め込んだことから始まりました。

軍を率いた武田勝頼も、当初は想像してなかったでしょう。

精強を誇る騎馬軍団が、織田徳川連合軍を相手に一方的に嬲り殺される展開。

いかにして悪夢へ突入していったのか、マンガ「日本史ブギウギ」第163話スタート!

 

作戦会議

◆忠勝こと本多忠勝と言えば、戦国最強と讃えられる武将ですね。

本多忠勝
本多忠勝の生涯|家康を天下人にした“戦国最強武将”注目エピソード5選とは?

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鹿角をあしらった兜に肩から下げた数珠が凄まじい迫力。

そして忘れていけないのは【蜻蛉切】でしょう。

穂先に止まったトンボが真っ二つに斬れてしまったから――という由来から命名された忠勝の愛槍が徳川家康の命を守ってきました。

徳川家康75年の生涯をまとめた記事。信長との同盟に始まり、信玄と鎬を削り、そして秀吉との駆け引き。数多の艱難辛苦を乗り越えた生涯を史実で振り返る。
徳川家康の生涯|信長と秀吉の下で歩んだ艱難辛苦の75年を史実で振り返る

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馬防柵

◆信長も恐れていた武田の騎馬隊。

最大の持ち味はスピードであり、それを封じてしまえば威力は確かに半減以下となりましょう。

問題は、自軍も動けなくなってしまうことですが……。

 

ニュースタイル

◆長篠の戦いで用いられたのは「3,000丁」の鉄砲で「三段撃ち」が使われた。

歴史の授業ではそう習いがちですが、『信長公記』では1500丁だったと記されておりますね。
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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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