混沌を極めるウィンターフェル。殺伐とした空気が流れています。
ついに生者と死者の最終決戦が始まるのか?
空からは、ドラゴンの声が響いて来ます。
余裕をこいた顔なのがサムです。
「やっと来たか、クソ野郎!」
おっ、毎回カッコいいぞ!
そう喜べる暇もないほどですが……。
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【赤い女】がやって来る
そこへあの女が来ます。【赤い女】ことメリサンドルです。
彼女も、ざっくりとウィンターフェルあたりに来そうという兆しはあったものの、何をしているのか不明でした。
兵士たちに剣をもちあげろと、指示を出すメリサンドル。
出迎えたダヴォスも、これには戸惑いを見せています。
ダヴォスの気持ちは、そりゃ複雑ですよね。
心を通わせたシリーン王女を焼き殺すという、悪逆非道の過去があります。
※閲覧注意
何かを祈祷を始めるメリサンドル。炎が燃え上がります。
メリサンドル――同じ信仰者ミアのソロスは死にました。
実は必ずしも万能ではない。
とはいえ、際立って有用なときもある。ジョン蘇生とか。
「ヴァラー・モルグリス(全ての者は死なねばならぬ)」
「ヴァラー・ドヘラス(全ての者は生きねばならぬ)」
そう言いながら、歩き回るメリサンドル。
この言葉をよく使う別の人物は、アリアです。
ここで、ウィンターフェルが開門です。
メリサンドルが探し求める救世主は?
その人物が持つ剣【ライトブリンガー】は?
結局、誰の、どの武器のことなのか?
ヴァリリア鋼は複数あるため、これもちょっとわかりにくくなっています。このことは後述。
そしてついに、ダヴォスとメリサンドルが再会します。
私は夜明け前には死ぬから処刑しなくていい。そう言い切るメリサンドル。
ダヴォスはまだいいとして、アリアもいる……こりゃ面白くなってきたな。
メリサンドルは、アリアを見て恐れるどころか、そうでもない。
気になりますよね。ヴァリリア語の似たようなことを喋る二人。メリサンドルとアリア。
アリアは、かつてジェンドリーを誘拐したメリサンドルを殺すリストに加えました。
ただ、前回そのことを茶化すように語っていたわけです。
怨恨があるかどうか、その余裕があるか、わからない。
はい、ここでおさらい。
ジェンドリーを誘拐した理由は、王の血をヒルに吸わせて、呪いに使うためでした。
この呪いの結果、スタニスと対立した王は崩御していきます。
北の王:ロブ・スターク
七王国の王:ジョフリー・バラシオン
鉄諸島の王:ベイロン・グレイジョイ
全員謀殺です。
呪いが成就したのか、ちょっとわかりません。
そんなメリサンドルが祈ると、武器に炎がついていきます。これぞ魔法剣風だね!
メリサンドルの炎つきの武器を掲げた一団が、死者に突撃してゆきます。
ちなみに先週まで、生きている人物でこの戦法を使えたのは、ベリック・ドンダリオンですね。
そして考えておきたいこと。
ベリックに、ハウンドはもう復活できないぞ、と言っていたことです。
赤い司祭であるミアのソロスが死んでしまい、蘇生術が使えなくなったから。
【赤い女】も、不死身ではありません。その魔法にも、限界はあります。
戦が始まる
戦闘開始――静かに始まります。
夜戦というのもあるのですが、未知の戦いです。歴戦の将であるジェイミーすら、なかなか読めないのです。
ジョンは「夜の王が来る」とデナーリスに言います。
「死者はもうここにいる」
突っぱねるデナーリス。そうきっぱり言い切ります。
ブライエニーはそんな中でも、列を守れと叫んでいます。
戦闘力は高くともほぼ初陣だろうに。頑張るなあ。
そしてここで、ドラゴンが参戦。
炎で焼き払います。
サンサとアリアも、見ているしかない。
しかし、ドラゴンは生者側だけのものではない。
アリアは、残りたいと言い切るサンサに、武器を差し出し地下へ行けと指示をします。
「使い方がわからない」
「尖った方で刺せ」
それはあんた……まぁ、アリアはそういうことなんですよ。
あんたもシリオ・フォレルに習ったというのは、この際置いておきましょう。あ、シリオは再登場の可能性はありません。
でも、地下って安全なのかな?
暗闇の中、激動が繰り広げられています。
エッドと呼ぶ声。ここでついに彼も……しかも厄介なのは、死んだら敵側につきかねないことでして。
感傷に浸っていてはいかんぞ、サム!
そんな中、サンサは地下に入ります。
ティリオンと向き合うサンサです。これまた複雑な再会ですね。
氷と炎の歌
そして、ついに生きる者は追い詰められていきます。
「退却だ!」
「門を開けろ!」
これは厳しい。
開けないと全滅する。とはいえ、開けたら敵も入ってくる。
「進んで!」
「持ち場へ!」
「進め!」
「進むんだ!」
「持ち場を守るんだ!」
指揮系統が完全に崩壊している。
このままじゃ総崩れだ。
たとえ守りきったとしても、北部はほぼ壊滅状態でしょう。北の王は消えてしまうのか……。
自らの死を予言しているメリサンドルは、ここまで読んでいたのか。
「武器を持て!」
「防柵を守れ!」
「引け、引くんだ!」
完全に混沌としてきました。
もはや退却しかないのか……。ちょっと真っ暗でわかりにくいので、画面明度を高くしていこうね。
「門を開けろ!」
「奴らが来る!」
「溝に火を!」
火刑で追い払おうと奮闘する防御側。
松明での着火を試みる防衛側。
しかし、間に合うとも思えない。
閉ざされた門と、背後から迫る敵に挟まれている。そんな最悪の状況です。
ここで、メリサンドルが何かを唱え始めました。
シリーンを焼き殺した憎きメリサンドルですが、何か逆転があれば免罪だ、頑張ってくれ!
そしてその呪文の最中、炎が燃え上がります。やったぜ! 火刑大成功か!!
興奮を隠せない様子で、炎を眺めるメリサンドル。
あっ、【氷(青い炎の死者)と炎(赤い炎の生者)の歌】って、これかな?
しかし、ハウンドにとっては炎はトラウマ。あの火傷は、兄であるマウンテンことグレガーにやられたものでした。
【ブラックウォーター湾の戦い】をきっかけに逃走したもの、そのせいです。
そんなハウンドはベリックを無視して、黙々と立ち去るのでした。
守るべきもの、守られるもの
ティリオンとサンサは、地下で話しています。
ここにいては、何か役立つことを見逃すかもしれない。そう焦るティリオンです。彼の性格としては、自分も何か役に立ちたいのでしょう。
しかし、どうにも軍師タイプは前線に不向きでして。
ティリオンは【ブラックウォーター湾の戦い】で、顔面を損傷した経験もあります。まぁ、ちょっと訳ありだったけど。
「あなたは死ぬ。いても役立つことはない」
サンサはここで冷静に言い切ります。
しかし、ティリオンは何かしたい。知略で活躍したい。そう言うのです。
サンサは、何もできない。
現実と向き合うしかない――そう言い切ります。
「結婚したままでいたかった」
ぼそっとそう言うティリオン。
結婚当時は、まあまあ素直だったからかな。
「一番マシな旦那だった……」
そう返すサンサ。
おいっ、比較対象が悪すぎるわ!
最初の婚約者:ジョフリー・バラシオン
二度目の結婚相手:ラムジー・ボルトン
ストーカー:リトルフィンガーことピーター・ベイリッシュ
サンサよ……作中でもワーストを競う極悪な相手と婚約、結婚だもんね。
しかもその背後には、母娘まとめてストーキングする陰謀家もいたし。
サンサは、初婚のティリオンがいかに素晴らしい人物か。理解できなかった。
それは仕方ない。
幼かったし、外見より中身だと理解することは、難しい。
それにスターク家とラニスター家は、宿敵です。
そんなサンサは、デナーリスと忠誠心が対立するぞ、とティリオンに警告します。
サンサは、デナーリスと和解するつもりはまったくない。
これを嫉妬と言うのは、正確ではないでしょう。
ただ、サンサからすればイライラするとは思いますよ。
最初の夫であるカール・ドロゴとは愛し合っていたデナーリス。
そしてジョンとも相思相愛。ドラゴンデートでうふふ。そして、サンサにとっては一番マシだったティリオンが忠誠心を見せている。
なんだこの格差は!
シオンの贖罪
地上は、炎でなんとか勝利が見えてきました。
しかし、地下は?
そして、ウィアウッド前にいるブランは?
彼を守るシオン。
シオンは、ブランに過去を謝罪します。
ウィンターフェルを急襲し、ブランとリコンを殺そうとした過去。
二人はかろうじて逃れたものの、その過程で、スターク家の家臣領民を虐殺しました。
兄弟の身代わりとして農家の少年二人を殺し、遺体を損壊しました。
これは、さらなるスターク家壊滅に繋がったと言えなくもない。
ブランとリコンが死んだと思い込まされたロブとキャトリンは、精神面で大打撃を受けました。
ロブの後先を考えない結婚。
それに対するフレイ家の激怒。
そして【レッドウェディング】。
判断ミスには、精神面での打撃がなかったとは言えない。
「だからこそ、あなたがいるべき場所、家にいるのだ」と、ブランは悟りきった声で言います。
ブランはもう人間ではありません。
ジェイミーにも、あなたが突き落としたからこそ【三つ目の鴉】になれたと語ったブラン。
あの罪があればこそ、命がけでシオンは自分を守るのだ。
そう悟っているのか……彼はこう言います。
「僕はもう行くよ」
「どこへ?」
そこへ、不気味な音が聞こえてくるのです。
自軍士気低下! 戦線崩壊しております!
炎は燃えています。
それでも、死者は進軍してくる。両軍ともに、見つめるしかない。
ダヴォスもアリアも、言葉がありません。
「壁につけ!」
そう叫び出す生者たち。
なんと、死者は炎を突破してくるのです。メリサンドル、もっと頑張ってくれよ〜!
しかも、ナイツキングまでも姿を見せます。
火矢を打ち込み増援を要請する生者たち。
弓兵こそが、支援すべき要員です。
この場合、弩ではなく、長弓です。
ただ、それも長くは持たない。
完全にまた、近距離戦闘に突入します。騎兵も戦車も使えないしな……歩兵戦か。辛いわ。
こりゃ勝ち目がない!
メリサンドルがドカーンと何かやるとか。
ドラゴンとか。
ティリオンが何もできないというサンサの意見は、ごもっともです。
彼の知略でも、これを巻き返せるはずがない。
そんな中、使える戦士はアリアです。
ドラゴングラスの長柄武器で、まさしく無双をしています。
ベリックとハウンドも、奮闘中。
言いたくないけど……何人が生き延びるんだろう?
そこへ死者と化した巨人までもが参戦です。
さしものアリアの顔にも、絶望が見えています。
しかも、ここでのハウンドは役に立たない、という。
「死相手に勝てねえし!」
アリアと真逆で、完全に諦めています。
そんな中、リアナ・モーモントが巨人に掴まれています。
ヒィー、これは辛い!
激戦の最中、ハウンドは人形を手にして、何か思うところがあるようです。
竜の舞踏
二頭のドラゴンが飛んでいます。
これぞ【竜の舞踏】。
ドラゴン同士の戦いです。
ターガリエン王家同士がしばしばこれをやらかし、巻き添え多数の惨劇を生んできたものです。
よいことか。悪いことか。
ドラゴンがいればそりゃ強いでしょうけれども。敵を足止めできるだけでもいいのか。
アリアは、一人息をついています。
そこは地下。このままでは、死者が避難民だらけの地下へなだれこんでしまう!
一人、アリアは戦い、正面戦闘ではなく奇襲での勝利を目指していきます。
多勢に無勢の中、絶望的な戦いを続けるアリア。
下手な逃げ方をすれば、誤った方向へと導いてしまう。かといって、戦ったところでどうにもなりません。
「開けてくれ!」
「頼むから!」
悲痛な叫びと死者の声が響く中、サンサが思いつめた表情を浮かべています。
そのころ、ハウンドとベリックも地下を移動中。
見つけたのが、襲われているアリアでした。合流できたのはよいにせよ、どうなってしまうのか。
身を呈して、アリアを救うハウンド……あぁ、もう嫌だ。
ベリックとアリアは逃れていきます。ベリックもこのあと……ついに終焉を迎えるのでした。
そろそろメインキャラクターが退場するとは思っていたけれど。辛いぞぉぉ!
光の王よ、私は見つけました……
メリサンドルが、アリアと短い会話を交わします。
「【光の王】(ロード・オブ・ライト)は照らされた。その目的は果たされた」
「あんたを知っている」
「私もあなたを知っている」
「私たちはまた会う、と言った」
「それが今。世界が終わるとき」
「私は大勢を殺すと言った。それは当たった」
「茶色の目。緑の目。そして青い目を殺す……死神にいう言葉は何?」
「まだ死なぬ」
メリサンドルが、ついにこの時が来たと感無量の顔をしています。
彼女の目的――それは、世界を救う剣士を見つけること。
それが果たされた。
まさかアリアが、そうだったのか!
ナイツキングは倒せるのか?
そのころ、ウィアウッド前ではシオンが戦闘準備をしています。
彼は(もう忘れた方も多いでしょうが)実は弓矢の達人です。
そんな中、ヴィセーリオンまで到着。
青い炎を吐いています。
これはドラゴンでないと止められない!
止めようとするデナーリスとジョン。ジョンは乗り方がイマイチです。練習できませんからね。そして落下。
デナーリス単体で、ドラゴンライダー決着戦へとむかっていきます。
そして、これまた地上にいるナイツキングに、こう叫ぶのです。
「ドラカーリス!」
勝利したの?
これで決着なの?
ドヤ顔している場合なの?
なんだか不安です。
ナイツキングにドラゴンの炎は効きませんでした。おぃぃぃ!!
ナイツキングは、ここから歩き始めます。
結構人間っぽいというか、仕草がなんかいい。なんかいいんだよなぁ。恐ろしいけど。
ジョンは、その姿を見て彼を追いかけていきます。
ウェルカムポーズのナイツキングへ、走ってゆくジョン。
一方で、ジェイミーやサムも奮闘しております。
しかも、戦死者も青い目で復活。ジョンの前に迫ります。
地下にも、ついに死者が接近し始める。赤ん坊が泣いています。
悲痛な叫びが、地下に響きます。
「早く早く!」
「ダメ! いや!」
これはもう負ける……
ジョンが奮闘するところで、デナーリスが援軍として炎を送ります。
巻き込まれて焼けてしまわないかどうか、ちょっと怖いんですけど。
「ターガリエンは焼けません!」論法か。
しかし、大丈夫ですかね。
ドラゴンがまたゾンビになったらどうするよ。
そしてデナーリスすら、地上に降りてしまう。しかも、間一髪のところをジョラーに救われるのです。
絶望感の中、戦うジョン。
でも、あなたはドラゴンから降りてはいけなかったんじゃないかな。まぁ、それも遅いか。
シオンも苦戦。
もうどこもかしもも苦戦。
何が最悪かって、ここをやられたらいかんという勝敗ポイントを、全部潰してくるあたりですね。
・地下に入られたらダメだ!
→そうなりつつある
・ドラゴン同士で決着つけよう!
→ダメっぽいぞ!
・ブランが負けたらゲームオーバー
→もう無理……
ティリオンとサンサももうどうしようもないと、地下に籠っています。
ジョンは、ヴィセーリオンに追いかけられているわ。
ジョラーは、デナーリスのために最期のご奉公状態だわ。
ジェイミーも苦しそう。
サムも。
リアナは……シオンは……あぁ、もう。
ピアノが静かに奏でられる中、地獄地獄地獄地獄地獄しかない……。
ナイツキングは、ついにブランの前に。
「シオン、あなたはいい人だ。感謝します」
ブランは静かにこう言うのです。
武器を静かに構え、ナイツキングへと向かってゆくシオン。
やめて、もうやめて……って、一撃で死亡してしまいます。
死にゆくシオン。
死にゆくジョラー。
恩返しをして、散りゆく者たち。
この駒を取られたらチェックメイト――そんな人物に、終焉が迫ります。
ブランとナイツキングの対峙。
ジョンとヴィセーリオンの対峙。
そんななか、アリアがナイツキングに襲い掛かります。
一撃をグサリ!
崩れ落ちるナイツキング。
かくして、死者は全て滅んだのだ!
えっ……こんなのありなの?
アリアこそが選ばれし者だった
まさかの、大勝利。大逆転。
しかし、犠牲は大きかった。
ジョラーは、ある意味グッドエンドだった。大好きなカリーシ様をかばい死亡。
こんなにいい死に方をした奴、本作でおったかーーーーー!!!
あ、シオンもそうですね。ベリックも。
リアナのような犠牲者はともかく、彼らは最終シーズンに、やり残したことを終えて散っていきました。
いきなり斬首とか。
結婚式で謀殺とか。
トイレで暗殺とか。
犬の餌とか。
大聖堂ごと爆破とか。
そういう死に方と比べたら、これは大団円じゃないかなぁ。
そして、最後の大団円がもう一人。
全てを見終えて、メリサンドルは冷静に歩んでいます。
そんな彼女を見守るダヴォス。
メリサンドルは、あの首飾りを外します。
そして、年老いた本来の姿に戻るのでした。
満願成就。全てを見届け、彼女は去る。
倒れ伏し、死ぬのです。
長い、ほんとうに長い。彼女の時間は終わりました。
我が生涯に一片の悔いなし!
MVP:メリサンドル&アリア
アリアが一撃で勝ったぁあああああーーーー!
すごいんですけど、これ、メリサンドル予言を整理しないと、結構わかりにくいと思います。
そこで、Azor Ahaiをおさらいしましょうか。
【光の王】の予言です。
・我らの救世主は【ライトブリンガー】という剣を持つ
・その剣は、愛妻の心臓を犠牲にして鋳造された=これは偉大なる力には犠牲が伴うということ
メリサンドルがシリーンを処刑した理由も、このあたりにあります。
スタニスが救世主となるのであれば、彼にとって愛する者を犠牲として殺さねばならない。
メリサンドルは、その救世主であるスタニス敗死により、自分の予言が外れた、アッチャー! となってしまいまして。シリーンは殺した意味がない……。
各種ツッコミどころは、この際置いておきましょう。
そしてその救世主であるアリアですが、彼女についての認識も間違っていたのでしょう。
確かに、神秘的な修行を経て、無茶苦茶強い暗殺者にはなってしまった。
ただ、暗殺技能は役立つものの、ああいう戦争ではどこまで使えるかという話でもある。
それが結果的に、総大将をおびき出した局面による暗殺というかたちで、決着したということになります。
サンサの役割は?
結果的に、スターク家の生存者は大きな役割を果たしました。
アリア:ナイツキングに勝利
ブラン:【三つ目の鴉】
ここで、サンサ一人がまだ未回収。役目を終えていない。そうなります。
そしてそんなサンサが見せる、デナーリスへの苛立ち、敵意。
勝利を果たしたとはいえ、北部は大打撃を受けました。
滅亡したスターク家配下の家も多い(アンバー、モーモントもその可能性大)。
ジョンの選択によっては、大荒れは免れない。
最終シーズン後半戦に、サンサが大きな役割を果たすのでしょう。
それがいいことなのか、そうではないのか……。
メリサンドルの退場
我が生涯に一片の悔いなし!
満足感とともに退場したメリサンドルですが、これでよかったのか?というと、非常に危険な兆候が見えて来ました。
メリサンドルによって蘇った人物・ジョン。
その蘇生術を行った者が去ったことで、どうなるのでしょうか。
ちなみに原作では、キャトリンが【光の王】の魔術で蘇生されています。
その彼女は、生前とは異なる、復讐のみ生きる邪悪な存在と化しております。
ジョンは大丈夫なのでしょうか。
何かバグを起こさないか。不安ですね……。
そんなメリサンドルが、好き放題するゲームもあります。
解説記事が以下にございますので、彼女を偲んで遊んでみては?
大合戦の回
海外は予算が豊富。
とはいえ、予算を消費する合戦はカット傾向があります。
まだ様子見でもあったシーズン1にあった、ロブがともかく強い【ささやきの森の戦い】あたりはきちんと映像化されておりません。
シーズンに一回、ドカーンと大合戦をするぞ〜!
そうなったのは、シーズン2の【ブラックウォーター湾の戦い】からですね。
最終回の前が多いパターンもありました。
それが、シーズン半ばでこのクライマックスです。
ここから先の方が怖い。
外敵相手に一致はするが……
これは歴史的に見てもそうなんですけれども。
本作のモデルである【薔薇戦争】がモロに、そうですが。
外敵であるフランスと戦っている時は、一致団結する。
それが終わると、謀略渦巻く内戦へと突っ込む。
【百年戦争】ヘンリー5世(ランカスター朝)の元で団結するイギリス
【ヘンリー6世】ヘンリー6世(ランカスター朝)廃位
【リチャード3世】しかし、リチャード3世(ヨーク朝)も長くは続かない
ああ、そっか。
ここに来て【薔薇戦争】ね。
しかも、この流れだとふたつの王位継承家系は争って潰れます。
最後に笑うのは、ヨーク家の女系の妻を持つものの、さしたる正統性もないチューダー朝のヘンリー7世でした。
これをあてはめますと。
デナーリスも。
ジョンも。
共倒れになる。
そして第三の誰かが、ウェスタロスを統一する。そんな流れかもしれない。
そうそう【三頭の竜】セオリーというのもありまして。
ターガリエンの血を引く者は、あの二人だけでなくティリオンもそうだというものです。
原作はさておき、ドラマですとドラゴンのうち一頭は死者の側に、そしてナイツキングとともに死去。
ですので【三頭の竜】セオリーは消滅でしょう。
ただ!
それとは別にチューダー朝成立ルートで、ヘンリー7世になる可能性もあるかも。
そしてそうなりますと、どこかの王の血を引く妻がいることで、正統性を強化できます。
ティリオンとサンサが結婚する。
二人の王による共同統治。
そしてその間の子が、獅子と狼の血を引く者として、和解のシンボルとしてウェスタロスに君臨する。
ウェスタロスに侵略し、武力で制圧して来た、ヴァリリア人のターガリエン朝は滅亡。
ウェスタロスに古くからいた者たちが統合されて、新時代達成!
うーん、なんかハッピーエンドの気がして来たぞ!
いやいやいや……本作の脚本家のシナリオを、私ごときが読めるわけないか。
来週はどうなるのか?
あ、でも、サーセイは生き残れないと思います。
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【参考】
『剣嵐の大地 (中)〈氷と炎の歌 3〉(ハヤカワ文庫SF1877)』(→amazon)

