将軍家の跡継ぎ問題に端を発し、畿内から各地の有力武家でも次々に争いが伝播した【応仁の乱】。
その複雑さは今さら説明するまでもないかもしれませんが、それに拍車をかけたのが、その後の10代将軍・足利義稙でありましょう。
戦乱のゴタゴタで、日本史の教科書的にも存在感が薄いのに、義材(よしき)→義尹(よしただ)→義稙(よしたね)と名前もコロコロ変え、書籍で字面を追っていると確実に頭がパニックします。
ましてや、そこに政元のいなくなった細川家のゴタゴタも絡んでくるからややこしや。
終いには周防長門の大大名・大内氏も巻き込んで――マンガ「日本史ブギウギ」、第139話スタート!
スミモト
スミユキ
澄元の反撃
在任40日
流れ公方
裏切りの高国
将軍復帰
大内の事情
一連の流れをまとめたのが以下の記事になります。
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※次週へ続く
【過去作品はコチラから→日本史ブギウギ】
著者:アニィたかはし
武将ジャパンで新感覚の戦国武将を描いた『戦国ブギウギ』を連載。
従来の歴史マンガでは見られない角度やキャラ設定で、日本史の中に斬新すぎる空気を送り続けている。間もなく爆発予感の描き手である(編集部評)