どうする家康感想あらすじレビュー

どうする家康感想あらすじ

『どうする家康』感想あらすじレビュー第7回「わしの家」

今川氏真に挑んだ我らが神の君。

次に目指すは三河平定ですが、そこに一向宗が立ちはだかります。

いかにして家康はその困難を乗り越えてゆくのか。

今回のあらすじは「おじさん構文」バージョンで進めてゆきます。

 

あらすじ:おじさん構文バージョン

いよいよ「家康」と名を改めたんだヨネ\(^o^)/

これで家康チャンって呼べるね。おじさんは改名しても家康チャンの味方だから(^з^)-☆――

三河を家にしたいって、素晴らしいよね♪ 今流行りのイクメンカナ♪

神の君がついにおなじみの名前になるなんて、ワクワクしちゃうんだナ(^_-)-☆

でも、なかなか三河統一できなくてさ。

しかも、なんだか怪しい宗教がいると瀬名ちゃんに聞かされたんだよΣ( ̄□ ̄|||)

宗教って怖いね(´・ω・`)

最近そういう話よくでるし。そんな世論を、取り込んだ、神回だね(^^ゞ

ノリノリ踊り狂うとか、アイドルみたいな巫女の前にいる楽しそうな人を見ると、人間っていつの時代も同じだなあってほっこり、胸が、キュンキュン!

おじさんも推しのライブに行ったヨナ(^_-)-☆

今週も優しく暖かい気持ちになって、元気をもらえる、素敵なドラマダネ、日曜夜はこうでないと(^_-)-☆

殺し合いや謀略ばかりの昨年は、マジで鬱。今年より去年の大河がイイ人って陰キャなのカナ? 麒麟くるくる詐欺も陰キャだったっけプギャーm9(^д^)

でも、まあ、好みは、人それぞれだし♪ では来週も楽しんじゃおうネ♪

おじさんは今年の大河を応援してるんだゾ(^з^)-☆――

 

どうする家庭団欒

さて、あらすじでイクメンに触れましたが……。

どうやら今年は現代のイクメンにならざるを得ないパパ層をターゲットにしましたかね?

亀と竹千代を瀬名が育てています。

周囲に任せることはせず、過去大河にもあった悪いところを再生産している。

瀬名ほどの身分なら育児は乳母に任せるでしょう。

それは虐待なんかではなく、むしろ当時なりの工夫によることは、ちょっと調べればいくらでも出てきます。

 

どうするネーミングセンス

瀬名に名前の相談をするあたりが、決定的におかしい。

禅僧なり、教養ある誰かに相談するものでしょう。

それとも「やすやす」のやり取りで笑えと言うのでしょうか。残念ながら寒気しか感じられません。

それにしても「泰康」という当て字も何なのでしょう。

オープニングにダジャレを持ってくるのが好きな本作だけに、もしかして北条泰時を狙っていません? ナスのやり取りも『鎌倉殿の13人』狙いに思える。

こういう雑なことをすると、むしろ前作の良さが際立ちます。

泰時の名は、天下泰平の「泰」だからいいという源頼家のセリフがあった。

源義家から「家」とするというのもわからなくはありませんが、別に源氏でもないのにせせこましい。イメージ戦略が大事だったんだなということを露呈しています。

この後、義家ではなく、ホームの方の家だと言い出すあたりが、決定的にセコくて愚か。

自分が家の頂点に立ってみんなを家族にするって、いい話とも思えません。

『鎌倉殿の13人』でもさんざん描かれたじゃないですか。武士は「自分の家や土地が大事だ」と。

それを勝手に「お前は俺の家族だ!」などと言われたら「俺の家はどうなるんだ!」とブチギレてもおかしくないと思います。

要は、マインドセットが中世武士ではないんですね。

それに、こんな乱世で家だのなんだの言うキャラは、自分の身内しか見てなくて、後世や天下国家など、広い視点からの俯瞰がない。

もっと大志・大望を掲げられないものでしょうか。

中世武士でもないし、令和のセンスでもない。家族観が昭和になっていて違和感ばかりが湧いてきます。

 

どうするデザインセンス

マップの使い方が下手くそです。

オープニングと同じゆるふわアニメを戦国時代の勢力図でやられても困る。

まるでファンシーな通販カタログみたいな画風ですよね。

コーエーテクモゲームスさんのマップと比べたら天と地でわかりにくいと思いませんか?

ドラマの本質ではないんだから、地図なんかでオリジナル色を出さなくてもいい。

戦国時代をテーマにしたゲームで、もしも本作のマップが出てきたら「あれ? なんか間違ったからアンインストールしとっか」となってしまいますよ。

それぐらいジャンルが違う絵でした。

どこか個性的なロゴがくるくる回る演出も、もうお腹いっぱいです。

『鎌倉殿の13人』とコラボしていたお菓子のパッケージが『どうする家康』バージョンに変わったのですが、あの妙にギラギラテカテカしたロゴの個性が強すぎて、購買欲が削がれてしまいそうです。

売上、保てているんですかね?

重厚な大河を好む層は、おそらく「ロゴとタイトル」を見た時点で、今回は視聴を回避している気もします。

現実問題、最初から低かった視聴率がそれを物語っているのでは?

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