大河ブギウギべらぼう編第29話

まんが『大河ブギウギべらぼう編第29話』より引用

大河ブギウギべらぼう編

あそこまでバカやれる艶二郎最終的にモテる説 まんが『大河ブギウギ べらぼう編 第29話』

2025/08/09

毎週土曜日13時50分に大河ドラマ『べらぼう』をマンガで振り返る――。

第29回放送の注目は黄表紙『江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)』をもとにした劇中劇でしょう。

二枚目役者の王道を行くような古川雄大さんが、もっさりと冴えない艶二郎を演じ、大金を叩いて「モテ男」になってやる!というしょーもないネタなのですが、これがやりきるからこそ面白く……。

ということで漫画で振り返ってみましょう!

 

編集会議

◆手ぬぐいに描かれたイラストが非常に印象的!

欲しい!

著者のアニィは、もうジャック・ニコルソンにしか見えないようです。

映画『シャイニング』、アマプラの無料作品に入っていて視聴のチャンス!

映画『シャイニング』(→amazon

 


続編

◆史実でも遊び人として知られる山東京伝(北尾政演)。

そんな人物が黄表紙最高作ともされる物語を書く――それはどんな状況で書かれたのか?

説得力あるようにドラマで描くには、周囲から圧をかけられ「書かずにはいられなかった」という流れにするのが確かに自然な状況に思えますね。

山東京伝を描いた浮世絵
『べらぼう』古川雄大が演じる山東京伝は粋でモテモテの江戸っ子文人だった

続きを見る

 

酷評

◆「書き直し」は辛い。

頭を悩ませ、どうにか生み出したものをイチからやり直しだなんて、もう無理だ!

そうは思っても、いざ仕上がりを見たら「コレじゃない感」というのは否めないわけで……結局、おていさんの第一印象が全てだったりするんですよね。

そもそも山東京伝本人が「言われた通りに書いただけ」という後ろ向きスタンスでは傑作など生まれませんわな。

※続きは【次のページへ】をclick!


次のページへ >

リンクフリー 本サイトはリンク報告不要で大歓迎です。
記事やイラストの無断転載は固くお断りいたします。
引用・転載をご希望の際は お問い合わせ よりご一報ください。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

-大河ブギウギべらぼう編

目次