土曜日に再放送に合わせて、大河ドラマ『豊臣兄弟』をマンガで振り返る――。
第11話の注目は「堺への資金要求」と「本圀寺の変」というイベントが発生し、同時に浅井長政とお市の方のLOVEが描かれまして……さっそく本編へと参りましょう!
堺へ

◆2万貫の矢銭(やせん・軍資金)を要求するため、織田信長は現地へ派豊臣秀吉を派遣しました。
果たして堺はどう出る?
会合衆

◆堺の豪商たちで組織された会合衆(えごうしゅう・かいごうしゅう)、そのトップである津田宗及は信長の要求に対し真っ向から反対します。
一方、今井宗久は上洛時に信長へ茶器の名物を献上するなど、早い段階から接近。
今井宗久は鉄砲の販売だけでなく、火薬の原料である硝石を手掛けるなどして莫大な利益をあげていた豪商です。
侍女

◆信長と丸かぶりだった鏡のお土産。
そのまま出せばいいじゃん……とはならない長政だからこそ惚れてまうやろ設定ですな。
似たモノ夫婦

◆あの火傷、感染症の危険性もあるだけに「一刻も早く冷やしてYO!!」と思いながら見ていました……。
ちなみに「イヤキチ」とは“嫌味”とか“嫌がらせ”といった意味(参照:Weblio辞書)の大阪弁。
文脈や字面からなんとなく察せられますが東日本には馴染みのない言葉ですのぅ。
鏡

これはいよいよ、裏切りの瞬間がどうなるか、目が離せなくなってきましたね。
なお、彼女が美女とされる理由については「お市の方は本当に“戦国一の美女”なのか?」をご覧ください。
煽り三人衆

◆兜だけじゃないぞ!
なぜ、そんなに偉そうなのか、斎藤龍興よ!
前天下人・三好長慶のもとで政権運営に携わっていた三好三人衆を相手に、その態度は確かに許されません。
衣装

◆三好三人衆や斎藤龍興らに攻め込まれた「本圀寺の変」と言えば、明智光秀らの奮闘により足利義昭は守られたという印象が強いものです。
しかし実際は、同寺の僧侶が三好三人衆を相手に和睦交渉を行っており、そこで時間が稼がれています。
そんな重要な役割を豊臣秀長の手柄にしたんすな。
さすがに「斎藤龍興にバレるだろ!」とは思ってしまいましたが……。
援軍

◆堺へ矢銭交渉へ行っていた秀吉が、街中に溢れていた牢人を雇い入れて京都まで戻ってきました。
にしても小六よ……、なぜ、そんなに秀長の頭髪を剃りたいのか。
ということで「お市が美女とされる理由」については以下の記事に譲りまして、また次週お楽しみに!
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お市の方は本当に“戦国一の美女”なのか?史料に残る美貌の真相
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◆『豊臣兄弟』総合ガイド|秀吉と秀長の生涯・家臣団・政権運営等の解説
参考文献
太田牛一/中川太古『信長公記』(2013年10月 KADOKAWA)
今谷明『戦国時代の貴族: 言継卿記が描く京都』(2002年3月 講談社)
岡田正人『織田信長総合事典』(1999年9月 雄山閣)
文:五十嵐利休
【参考】
豊臣兄弟/公式サイト


