戦国史を現代風に大胆アレンジして楽しむマンガ『戦国ブギウギNEO』の第15話。
今回のテーマは、元亀元年(1570年)4月の「越前朝倉攻め」となりますので、さっそく本編へと参りましょう!
阿君丸と愛王丸

◆肝心な場面で煮えきらない男・朝倉義景――。
永禄四年(1561年)に生まれた初の男児・阿君丸(くまぎみまる)が永禄十一年(1568年)に死亡。
その後、側室の小少将(斎藤兵部少輔の娘)に溺れて生まれたのが元亀元年(1570年)の愛王丸です。
あまりの可愛さに溺愛する義景でしたが……。
討つ気じゃん

◆元亀元年(1570年)4月、織田軍は若狭の国衆・武藤友益を討つために軍備を進めます。
浅井長政にとっては青天の霹靂。
京都から見て若狭の先にいる越前朝倉氏は、浅井の盟主的な立場であったとされ、信長の侵攻を認めては浅井家中の統制が取れなくなってしまいます。
果たして織田信長にその真意は伝わっているのか……。
決意と女の勘

◆浅井に嫁いでいたのは、ご存知、信長の妹・お市の方です。
当代きっての美人として知られ、また浅井三姉妹の母としても知られますが、もう一つ、著名なエピソードもありますね。
それが次の漫画のタイトルでもある「小豆袋」でして……。
小豆袋

◆小豆袋の両端を縛り、北は朝倉、南は浅井に挟まれ危険ですよ――と、お市の方から信長へ伝えられたとされるのが小豆袋のエピソードですね。
江戸時代半ばに成立したとされる『朝倉家記』に記され、創作で間違いないと考えられています。
戦国大名や国衆たちは敵対関係の相手とは交流が停止され、お市の方から信長の陣中へ送ることも不可能なのです。
しかし信長が武藤友益を降伏させた後に、越前の朝倉義景攻め敢行させたのは事実。
一気に攻め込んでいくのですが、金ヶ崎辺りで届いたのが「長政裏切り」の一報でした。
裏切りと時代

◆浅井長政の裏切りを知り、信長はいち早く越前から京都へ逃避行。
背後からやってくる浅井軍と朝倉軍を食い止めるため、殿(しんがり)を任されたのが明智光秀や豊臣秀吉でした。
討死するリスクも高く、非常に難しいのが敗戦時の殿ですが、光秀にせよ秀吉にせよ、どうやって生き延びたのか。
詳細は別記事「金ヶ崎の退き口」にて詳細をお楽しみください。
※著者・アニィたかはしの『大河ブギウギ豊臣兄弟編Youtube』はこちらから👇️
文:五十嵐利休

