戦国史を現代風に大胆アレンジして楽しむマンガ『戦国ブギウギNEO』の第31話は越前一向一揆と本願寺に注目!
長篠の戦いで武田軍に快勝した織田信長は、次にどこへ進むのか、さっそく漫画でご覧ください!
越前一向一揆

◆天正三年(1575年)5月「長篠の戦い」で武田勝頼を叩き、東側の脅威が減った織田軍は北面をロックオン!
朝倉滅亡後に再び混乱に陥っていた越前一向一揆の討伐へ向け、同年8月12日、信長自ら出陣しました。
柴田勝家、滝川一益、羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、細川藤孝、荒木村重など、当時の有力武将をほぼ総動員した3万〜数万の大軍ですから、そりゃもう結果は火を見るより明らかでして……。
凄まじい殺戮が実行されます。
思い出話

◆「山林を捜索して男女の区別なく斬り捨てよ」
そんな信長の命令により、越前各地で徹底的な残党狩りも行われ、一説に3〜4万人の老若男女が虐殺されたと伝わります。
一揆の総大将であった下間頼照、そして朝倉景健なども処刑。
加賀南部まで平定した信長は、柴田勝家を北陸方面軍の総大将とし、前田利家・佐々成政・不破光治の「府中三人衆」をつけ、以降、同方面の攻略と上杉軍への備えとしました。
傭兵部隊

◆長篠の戦いに続き、越前一向一揆で織田軍の底力をまざまざと見せつけられた本願寺。
大きな衝撃と恐怖心を与えられ、本願寺の法主(リーダー)である顕如は、三好康長と松井友閑を仲介にして信長へ和睦を申し入れました。
信長も本願寺を「赦免」するというカタチで受け入れます。
しかし、本願寺には最強の鉄砲傭兵集団「雑賀衆」も協力。
後に信長に鉄砲傷を与えたこともあるほどの集団を率いていたのが雑賀孫市(鈴木孫一)でした。
将軍復活

◆天正四年(1576年)4月、足利義昭による反信長工作を受け、毛利勢の支援を受けた本願寺は、再び蜂起。
信長に対して反旗の兵を挙げます。
いわゆる「第三次信長包囲網」のスタートですね。
足利義昭をはじめ石山本願寺や毛利勢、さらには上杉謙信まで加わり、松永久秀まで同調。
おまけに天正六年(1578年)には荒木村重まで蜂起して、織田家は各地で敵勢力と対峙せねばなりませんでした。
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第三次信長包囲網で信長は上杉謙信にどこまで追い込まれたのか?
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勅命と権威

◆さすがに負担がデカい!ということで、信長は正親町天皇を通じて、和睦を模索します。
そしてその最中に迎えたのが毛利水軍へのリベンジを期する「第二次木津川口の戦い(丹和沖の海戦)」です。
信長が考案したという「鉄甲船」が大坂湾に登場!
それは次回の本作マンガをお待ちいただきたいですが、どうしてもその内容を知りたい!という方は、以下の別記事よりご参照ください。
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丹和沖の海戦~信長は九鬼に命じて大船建造|信長公記第167話
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※著者・アニィたかはしの『大河ブギウギ豊臣兄弟編Youtube』はこちらから👇️
参考文献
- 日本史史料研究会/渡邊大門『信長軍の合戦史』(2016年5月 吉川弘文館)
- 洋泉社編集部『ここまでわかった 本能寺の変と明智光秀』(2015年12月 洋泉社)
- 林屋辰三郎『日本の歴史12 天下一統』(2005年4月 中央公論社)
- 楠戸義昭『賤ヶ岳の鬼神 佐久間盛政』(2002年3月 毎日新聞社)
文:五十嵐利休



