まんが『大河ブギウギ べらぼう編』のアイキャッチ画像/東洲斎写楽の『初代市川男女蔵の奴一平』/土曜日の再放送に合わせて大河ドラマを共に振り返る4コマまんがです

大河ブギウギべらぼう編

まんが『大河ブギウギ べらぼう編 第47話』蔦重栄華の「夢噺」はいつからだ?

こちらは2ページ目になります。
1ページ目から読む場合は
まんが『大河ブギウギ べらぼう編 第47話』
をクリックお願いします。

 

遺作

◆徳川家基を毒殺した犯人を探していた平賀源内。

手袋にたどり着くもその先は捜査が止まってしまった代わりに、物語を書くことにました。

その黒幕を一橋治済にして先へ進む蔦重ですが、治済を懲らしめる段階で筆が止まってしまいます。

誰にやらせるか?

 


謀(はかりごと)

◆おていさんが出した提案は「すでに一橋治済を退治しようとしている松平定信一派」がいて、蔦重はそれに参加するというものでした。

写楽の絵師は、定説通りの斎藤十郎兵衛。

一橋治済には、写楽の絵が源内によるものだと思い込ませ、祭りに一橋治済を呼び出す――。

 

加筆

◆蔦重のストーリーは発売前に松平定信の手に渡り、結局、暗殺の提案者を定信にするのは止められてしまいます。

そして……。

 

蔦重栄華乃夢噺

◆蔦重が妄想ストーリーを思い浮かべるシーンは何度もあり、八五郎と熊吉こと八っつぁんと熊さんが登場していましたね

彼らが出ていれば、そこに描かれているのは虚構の世界となりますが、実際にそれだけの説明だと、わかりにくいかもしれない。

まぁ、こんなときのために綾瀬はるかさんの九郎助稲荷がいるのでしょう。

答え合わせは明日の最終回で……ということで、本まんがも次週までお楽しみください!

📘 『べらぼう』総合ガイド|登場人物・史実・浮世絵を網羅


あわせて読みたい関連記事

東洲斎写楽
なぜ東洲斎写楽は1年足らずで表舞台から消えたのか~蔦重が売り出した浮世絵師の顛末

続きを見る

徳川治済(一橋治済)
『べらぼう』生田斗真が演じる徳川治済~漫画『大奥』で怪物と称された理由

続きを見る

松平定信の肖像画
松平定信は融通の利かない堅物だった?白河藩では手腕抜群でも寛政の改革で大失敗

続きを見る

まんが『大河ブギウギ べらぼう編』のアイキャッチ画像(東洲斎写楽)/土曜日の再放送に合わせて大河ドラマを共に振り返る4コマまんが
まんが『大河ブギウギ べらぼう編 第46話』毒饅頭を喰らわば

続きを見る

【参考】
べらぼう/公式サイト

TOPページへ


 

リンクフリー 本サイトはリンク報告不要で大歓迎です。
記事やイラストの無断転載は固くお断りいたします。
引用・転載をご希望の際は お問い合わせ よりご一報ください。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

-大河ブギウギべらぼう編

目次