まんが戦国ブギウギ

独眼龍 黄金の十字架で一揆の疑惑を晴らす?まんが戦国ブギウギ117話

こちらは2ページ目になります。
1ページ目から読む場合は
まんが戦国ブギウギ117話
をクリックお願いします。

 

お好きな項目に飛べる目次

スーパースター

◆政宗、二度目の死装束は、当一揆における弁明のための上洛のときでした。

さすがに史実ではないエピソードですが黄金の十字架を抱えて、秀吉の元へ。

こんなんで一揆扇動の罪から逃れられるんすかね? いやいや、氏郷も秀吉もそんなに甘いハズはなく……。

 

鶺鴒の花押

◆政宗が一揆扇動のために出した書状。それをつきつけられての言い訳が、ファンにはたまらない一幕でしょう。

「私の鶺鴒(せきれい)の中には、小さな穴が開いてます。その書状にはありますか?」

もちろん開いてはおりません。一方、別の政宗の手紙には、確かに小さな穴があった。これには秀吉&氏郷も一本取られた状態。

というものですが、このエピソードもまた後世の記録で史実ではないもよう。

もともと筆まめの政宗さんは、時代時代で花押を変え、いったん変更したら以前の花押は使わなかった――というほど思い入れがあります。

そうしたことから花押に関するエピソードが作られたのかもしれません。

ただし、大きな減封と領土替えで伊達家は手痛い打撃となったことは言うまでもありません。

家臣たちも知行を減らされ、中には離れていった者もおりました。

あわせて読みたい関連記事

伊達政宗
伊達政宗の派手な逸話はどこまで本当か?史実の生涯70年を検証まとめ

続きを見る

小田原征伐で秀吉相手に退かず!北条家の小田原城はどんだけ強いのか

続きを見る

蒲生氏郷
信長の娘を正室に迎えた蒲生氏郷~織田家の若手エリートはどんな武将?

続きを見る

葛西大崎一揆
政宗と氏郷が一触即発の「葛西・大崎一揆」セキレイの逸話は嘘か真か

続きを見る

佐々成政
信長の側近から戦国大名になった佐々成政~秀吉に潰された生涯53年

続きを見る

著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

書籍版『戦国ブギウギ』です!

TOPページへ

 



-まんが戦国ブギウギ

×