豊臣秀吉の暴走はいつから始まったのだろうか。
小田原征伐が終わって奥州仕置も済ませ、懸念だった徳川家康は江戸に封鎖。
まさしく天下統一したとなれば、いよいよ朝鮮へと兵を出す――。
この強硬な外交政策こそ失敗!
と、真っ先に批判の対象に挙げられたりするが、やはり問題なのは、人の意見に耳を傾けられなくなったときであろう。
人たらしと称された稀代の天才にもやってくる「老害」。
それは、あの事件から……で戦国ブギウギ118話スタート!
黒い茶碗
◆どれだけアタマの良い人でも、下から這い上がって頂点に立ってしまうと、足元が見えなくなってしまうものでしょうか。
人の栄枯盛衰ほど儚いものはない。
そんな切ない展開が漂ってきます。
ちなみに織田信長さんも茶器は大好きで、多くの名物を所有しておりました(以下の記事に詳細あり)。
信長の愛した茶器まとめ!どんな名物を所持し配下の者に与えたか?
続きを見る
見舞い
◆秀吉が天下統一した後に最も必要だったのが、異父弟の豊臣秀長でしょう。
2026年大河ドラマ『豊臣兄弟』の主役・豊臣秀長とは?天下人の兄を支えた偉大なるNo.2
続きを見る
政権の調整に必要なのは、数字に強いことじゃない。ましてや理屈でしか物事を測れないとなれば、人の心のヒダまで見通すことなど土台無理な話です。
それこそが秀長の得意ジャンルだったような……。
※続きは【次のページへ】をclick!