毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。
第19話の注目は伊周&隆家兄弟でしょう。
出世競争で叔父の藤原道長に敗れ、苦し紛れに色々と噛みついていた伊周は、すっかり自信を喪ってしまったのか、意中の女性を取られたと思い込む。
よせばいいのに戦闘貴族の弟・隆家なんかに相談したものだから、現地へ出向くと「矢を放ったれw」と制御が利かず……ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!
最終確認
◆長いこと藤原道隆の管理下に置かれていた影響でしょう。
一条天皇にしてみれば、道長の関白辞退は不思議でしかなかったはず。
元々は政治への関心が高い天皇ですから、道長との対話を契機に色々と変わっていきそうではありますが……果たして彰子を入内させる頃の道長はどうなっているのか。
※以下は一条天皇の関連記事となります
史実の一条天皇はどんな人物だった?彰子や道長とはどんな関係を築いていたのか
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ウザ絡み
◆日記『小右記』の“ネタ”ですね。
トラブルや事件は格好の材料――性格が悪いとかそういうことではなく、「知りたい」という欲求に、人は遺伝子レベルで抗うことができないのでしょう。
『光る君へ』で実資が連呼する日記『小右記』には一体何が書かれているのか?
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『光る君へ』で異彩を放つ藤原実資(ロバート秋山)史実ではどんな貴族だった?
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誘い
◆色恋目線ではなく権力目線で、まひろと道長の関係を疑うとは、いかにもききょう(清少納言)らしい発想。
「深くは詮索しない」と言いつつ、今後、どんどん深堀りしていきそうです。
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