まんが大河ブギウギ光る君へ編

違う違う inじゃinじゃない まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第19話』

2024/05/18

毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。

第19話の注目は伊周&隆家兄弟でしょう。

出世競争で叔父の藤原道長に敗れ、苦し紛れに色々と噛みついていた伊周は、すっかり自信を喪ってしまったのか、意中の女性を取られたと思い込む。

よせばいいのに戦闘貴族の弟・隆家なんかに相談したものだから、現地へ出向くと「矢を放ったれw」と制御が利かず……ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!

 


最終確認

◆長いこと藤原道隆の管理下に置かれていた影響でしょう。

一条天皇にしてみれば、道長の関白辞退は不思議でしかなかったはず。

元々は政治への関心が高い天皇ですから、道長との対話を契機に色々と変わっていきそうではありますが……果たして彰子を入内させる頃の道長はどうなっているのか。

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ウザ絡み

◆日記『小右記』の“ネタ”ですね。

トラブルや事件は格好の材料――性格が悪いとかそういうことではなく、「知りたい」という欲求に、人は遺伝子レベルで抗うことができないのでしょう。

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誘い

◆色恋目線ではなく権力目線で、まひろと道長の関係を疑うとは、いかにもききょう(清少納言)らしい発想。

「深くは詮索しない」と言いつつ、今後、どんどん深堀りしていきそうです。

 


廊下に鋲

◆さすがまひろ、この発想はなかった!

しかし、あまりに煽りが過ぎると、毒などを盛られたりしないか?と心配にもなる、宮中の陰湿さ。

鋲の先端に毒を塗っておく、という手もあるのかな……怖っ。

 

円満の秘訣

◆現代に置き換えたら「スマホを覗かない・無断外泊オッケー・育児は妻まかせ」ってことですね。

「スマホを覗かない」は妥当かもしれませんが、他の二つはSNS炎上案件ですな。

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父の出世

◆この発想は、藤原実資と同じですね。

心配そうな表情を浮かべていて、その実「知りたくて堪らない!」という欲求が全身を駆け巡っている。

 

欲しかった権力

◆確かに「関白になれなかったから女にもフラれるんだぁ!」という態度はダサかったですなぁ。

文武両道のイケメン貴族だったはずなのに、いざ裸の自分が試される場面になると、怖気づいて何もできない。

典型的なボンボンだったということですね。

一方、自由に育ってきた藤原隆家も、それはそれでヤバくて……。

 

放たれた矢

◆矢は「花山院の袖を射抜いた」とされ、さらには乱闘騒ぎの最中に「花山院の従者の首を2つ取った」とも伝わっています。

さすがにドラマではそこまで描けませんね。

藤原隆家は、この事件以前に、自らの従者をけしかけて道長の従者と喧嘩をさせたり、花山院を相手に別のトラブルを起こしていたとされるなど、とにかくイケイケにも度が過ぎるタイプ。

しかし【刀伊の入寇】では異民族の襲撃を撃退――というように、ある意味、道長より波乱な生涯です。

劇中では、竜星涼さんがふてぶてしく演じられていて、この先も楽しみしかない……いや、早く知りたい!という方は以下の記事をご覧ください。

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道長の友
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花山天皇
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藤原顕光
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藤原頼通
道長嫡男
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漫画:アニィたかはし
文:五十嵐利休

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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