まんが大河ブギウギ光る君へ編

不実な宣孝は不粋な男でもあった まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第26話』

2024/07/06

毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。

第26話の注目は、まひろと夫・藤原宣孝の関係でしょう。

「不実な女と不実な男」

当初はそんな言葉で結ばれた二人でしたが、いざ男女の関係になると宣孝の別の顔が徐々に明らかになってきます。

孤児を冷たく突き放すだけでなく、まひろの家人たちすら差別的に扱うような態度。

挙句の果てには自分の女遊びがバレ、逆襲とばかりに宋の周明だけでなく、「だから道長に嫌われたんだねw」と絶対に言ってはいけない不粋な一言を。

こうなったら女性は男を見限るのは瞬殺ですよね。

宣孝は、まひろのラインを超えてしまったのか?……ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!

 


大災害

◆疫病の流行で庶民だけでなく多くの貴族も命を奪われた平安京。

大地震にも見舞われながら、まひろの邸は藤原宣孝の援助もあり、素早く復興します。

しかし、その宣孝の行動も、財力に物を言わせているだけで、まひろ以外の人間など眼中にない――藤原道兼が庶民を虫ケラ扱いしていたことと大して変わりないことが今回の放送で明らかになっていくという……。

 


陰陽師の提案

◆鴨川の水害が激しいのはこの時代だけではないですし、大地震も昔から頻発していました。

それをどう取るか?

というのは人間の解釈次第ですが、こうも安倍晴明に自信満々に言われたら、そう信じてしまいますわなぁ。

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苦渋の決断

◆藤原彰子の入内を決意した道長。

一度そうと決めたら、藤原定子の出産に合わせるという本気っぷりです。

しかも、ドラマではまだ触れていませんが、他の三姉妹も堰を切ったかのように各天皇へ嫁がせる、怒涛の展開を迎えます。

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母の意見

◆源倫子に関係する婚姻で、決定権を持っているのが母の藤原穆子ですよね。

石野真子さんが飄々と、でもなんだか説得力のある、素晴らしい演技をされています。

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いずれ源倫子も彼女に似てゆくのでしょうか。

 

仰せのままに

◆今はまだオトボケ風味の藤原彰子。

なんせ、まだ12歳での入内です。

今後、まひろと出会い、どう成長していくのか。ドラマの見どころとなってきましたね。

 

若い女

◆そもそも女性関係が盛んだったことは知っていての結婚だったはず。

ですが、こうも明けっ広げにされては、たとえ藤原宣孝のことを本心からは好きでなくても、腹が立ちますわな。

 

◆いとの助言は果たして正解なのか。

一つの解決法ではあるかもしれませんが、これでは結局、我慢を強いられ続けますよね。

 

慰安旅行

◆まひろが「嫌なもんは嫌なんで、サイナラ」となれば二人の関係はジ・エンド。

なんせ今回の藤原宣孝は、わずか一回の放送内で、あまりに下手を打ちすぎています。

・孤児の子供なんて死んでも知らんがな発言

・土産に持ってきた栗はまひろへの贈答であり、邸の下人なぞ食わんでええ

・若い女と市場でショッピング

・ついでにまひろへ土産を渡す

・だから道長に嫌われるんだよ発言

女なんて高価な化粧品や美味いもんを贈っておけばOKだろ……という藤原宣孝の嫌な一面がゴリゴリに出されたんですね。

まひろの心はスッカリ冷めきってしまうのかどうか。

次回、石山寺では、道長と偶然の再会をしてしまう!ヤバいぞ、これは……ということで再来週にあいましょう!

※次は選挙で放送お休みです


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漫画:アニィたかはし
文:五十嵐利休

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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