大河ブギウギ光る君へ編 光る君へ

逆襲の三条天皇 道長を孤立させる まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第41話』

2024/11/02

毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――第41話の見どころは孤立してゆく道長でしょう。

短命政権では終わらせないぞ――そんな風に誓ったようにも見える三条天皇。

次々に人事を動かし、反道長体制を築いていきますが、一つミスれば自身が譲位へ追い込まれるリスクもあるのでしょう。

何かと道長に提案しながら、巧妙に物事を進めていく三条天皇の逆襲はどこまでうまくいくか?第41話を漫画で振り返ってみましょう!

 

高くつく女

◆劇中では、なかなか強めのクセキャラとなっている藤原妍子。

史実でもパリピだったことが記されていて、今後、三条天皇と藤原道長がバチバチやる中で、キーパーソンとなってくるかもしれません。

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心の叫び

◆『紫式部日記』の中で、かなり辛辣に清少納言のことを評している紫式部。

もともと二人は相容れない立場ですし、ついにドラマでも決別のときが来た、という印象の方も多いかもしれません。

まぁ、今回の清少納言は、かなり失礼ではありますよね。文句なら藤原道長へ言うべきであって、藤原彰子にあれほどの嫌味を放つのはお門違いでは?

 

御簾くぐり

◆人はいつまで無邪気でいて良いものか――そんなことを考えさせてしまう敦康親王さん。

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本来はどこかで線引きすべきなのでしょうが、その線が“御簾”だったのでは?とも思えて、道長が怒るのも理解できてしまいます。

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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