まんが日本史ブギウギ

朝敵認定された長州藩はドロ沼内戦に決着を まんが日本史ブギウギ224話

孝明天皇に朝敵認定され、存続すら危うくなってきた長州藩。

藩内では派閥が分かれ、内戦が泥沼化していきます。

歴史の答えを知っている我々から見れば、倒幕までの「地ならし」だったとも言えますが、当事者にとっては先の見えない闇でしょう。

高杉晋作伊藤博文、井上聞多(馨)、山県有朋など、後の藩閥政治の重鎮たちが若き血潮をたぎらせ、マンガ『日本史ブギウギ』第224話スタート!

 

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袖解橋の変

◆井上聞多(ぶんた)こと井上馨(かおる)。

後に大蔵大臣や外務大臣を務める長州藩士ですね。

藩内で対立する俗論派に襲われ、瀕死の重傷を負いました。

袖解橋の変(そでとぎばしのへん)と言います。

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失言

◆氷室京介が以前名乗っていた狂介……ではなく、山県有朋さんのことです。

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「諸君、狂いたまえ」

※狂うほど何かにのめり込み突き進め!

という吉田松陰の影響を強く受け、その名にしていたんですね。

貧しい下級藩士の出自で奇兵隊の軍監を担っていただけに、高杉晋作の言葉に敏感だったのでしょう。

「身分差を問わない」という前提の同隊ですが、現実はやはり身分差があった証かと……。

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