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創作でも信玄と謙信の一騎打ちが見たいんじゃ 戦国浮世絵ANARCHY18

武田信玄上杉謙信と言えば川中島の戦い。

第一次から第五次まで行われたとされ、とりわけ第四次では山本勘助や武田信繁など有力武将も戦死するなど、長い戦国期においても極めて大規模な総力戦として知られる。

それだけに数多くの逸話も残され、最たる例が

【信玄と謙信の一騎打ち】

であろう。

馬上から刀を振り下ろした謙信の一振りを、信玄が軍扇で受け止める――。

まるで映画のワンシーンのような話であり、聞いてるだけで手に汗握るが、しかし残念なことにこのシーンは後世の創作であり、今やフィクションですらそうそう見かけなくなってしまった。

 

たまにはド派手なフィクションだって

哀しいことである。

歴史作品は、今やシリアスな史実寄りの展開が好まれるが、たまにはド派手なフィクションだって楽しみたい。

襲いかかる謙信が見たくてはダメか?

受け止める信玄に心震わせるのはイケないことなのか?

いーや、そんなことはない!

そうだ。現代の戦国浮世絵師・鞘ェもんに描かせてみよう。

史実では荒唐無稽とされる信玄と謙信の一騎打ち。

今ここに蘇らせたらどうなるか?

それがコイツだぁ!

いや、釘バット、怖いって!

しかも、なんか顔がリアルだってばよ!

 

幸村と共に突撃して家康の首を

昨今、話題の暴走族と言えば、マンガ『東京卍リベンジャーズ』の東京卍會。

マイキーやら、ドラケンやら、見た目爽やかな不良たちが出てきて抗争を繰り広げるが、こちらは対局をなすような信玄と謙信である。

ガチでいたよね。こんな感じの怖い人。

今もいるのかな。

御屋形様の軍扇は【メリケン同一型】という新仕様になってるし、蛍光色のベルトは臙脂色の信玄特攻服によく似合う。

謙信にしても、さらしのように見える胴が絶妙な薄紫色で、とにかくもう毘沙門天!

甲斐の虎と越後の龍。

現代に蘇らせたらこうなった。リアルに怖かった昭和の暴走族を思い出したっす。

てか、旧車ブームで、今も走ってるかもしれないっすね……。

絵・鞘ェもん(ツイッターサイト
文・五十嵐利休

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