戦国ブギウギ武田三代記

なぜ信虎は本拠地を躑躅ヶ崎館に移動したのか【マンガ武田三代記3】

2022/07/10

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戦国ブギウギ武田三代記vol.3
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要害山城

◆せっかく躑躅ヶ崎へ引っ越してきたばかりなのに、

信虎「要害山城へ逃げろ」

とは何事なのか?

そう感じられる方は多いでしょう。

実は要害山城とは詰城であり、躑躅ヶ崎に万が一のことが起きそうなとき、事前に逃げておくための城。

立地的にかなり近いことが以下の地図からご理解いただけるでしょう。

左下にある「武田神社」は現在の姿で、当時は躑躅ヶ崎館となります。

本当にすぐ近所だったりします。

※当然、信玄はこんなところで合戦などしていませんが……。

 


誕生

◆ついに生まれた武田信玄!

一つ前の話は以下の記事からよろしくおねがいします。

大井攻めで大惨敗!今川に挟撃された信虎は【マンガ武田三代記2】

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漫画:アニィ高橋
文:五十嵐利休

◆信長・秀吉・家康の天下統一を描いた戦国ブギウギ

◆聖徳太子の時代から幕末までの超長距離をコツコツ歩んだ日本史ブギウギ

【参考】
柴辻俊六/平山優/黒田基樹/丸島和洋/柴裕之/鈴木将典『武田氏家臣団人名辞典』(→amazon
武田氏研究会『武田氏年表 (信虎・信玄・勝頼)』(→amazon
平山優/株式会社サンニチ印刷『信虎・信玄・勝頼 武田三代』(→amazon
ほか

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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