ゲーム・オブ・スローンズ シーズン8【Amazonプライム・ビデオ→スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS

ゲームオブスローンズ解説

わかる解説シーズン8第2話!ゲームオブスローンズ感想あらすじ

更新日:

ジョンはエイゴン・ターガリエン――。

そんな衝撃的な事実を知った後。
そしてアンバー家が死者に葬られた後。

波乱の幕開けです。

※本稿はゲームオブスローンズシーズン8第2話の感想あらすじ解説となります。
これまでのゲームオブスローンズ全シーズン解説&感想まとめはリンク先をご覧ください。

 

キングスレイヤーを裁け

前回のラストシーンで、突き落としたブランと再会したジェイミー・ラニスター。
到着した途端、ジェイミー裁判状態に陥ります。

気の毒なその罪状をまとめましょう。

・デナーリス「父エイリスを惨殺したな」

→あの兄ヴィセーリスから、散々聞かされてきた話です。

ジェイミーは何も言い訳しません。
エイリスが炎素で家臣領民を巻き込み、都を火の海にしようとしていました。

その阻止のために王を弑逆。
そのことでジェイミーは汚名を着せられたわけですが、彼がそれを明かしたのはブライエニーだけなのです。

言い訳しない。
ここに、彼の潔さを感じます。

・デナーリス「サーセイの援軍が来ていないぞ、嘘つきめ」

→ジェイミー一人でやってきただけでもすごいこと。
しかし、それを知るのは本人のみ。

ジェイミーは、サーセイがユーロンの援軍とゴールデンカンパニーを味方につけ、玉座を死守するつもりだと明かします。
ここで「私たち」と、味方に自分を含めたことに対して周囲が冷たいのなんのって。

・サンサ「父エダードを襲撃し負傷させ、家臣ジョリー・カッセルを殺害した」

→シーズン1でありました。

これに対してジェイミーは、戦時中のことだと弁解します。
そういう性格なんですよね。戦争になったら正々堂々と戦う、そこに恨みっこなし。

それにジェイミーのあの事件には、彼なりの動機がありました。
あのとき、ティリオンがキャトリン・スタークに誘拐されていたのです。

弟の捕縛に心の底から怒ったのは、ジェイミーくらい。
残虐というよりも、彼なりの弟への愛の発露ではあったのです。

全てはリトルフィンガーことピーター・ベイリッシュが悪い!

・ブラン「愛のためなら何でもするんだもんね 」

→これには何も言い返せません。
そうまでして守りたかったサーセイとの愛は、もう過去のものでした。

もうこれは駄目なのでは?

 

誓いを守るブライエニー

しかしジェイミーに味方が現れます。
ティリオンの言葉がほぼ相手にされない中、彼女が立ち上がるのです。

信義を重んじると、彼女はジェイミーをかばう。
捕虜になった際、片手を犠牲にしてまでブライエニーを庇ったのだと。

それで命を救われたブライエニー。
彼女はキャトリンの娘を守れという誓いを守り、サンサを救いました。
サンサの命を救ったのは、ジェイミーと言えなくもありません。

ブライエニーの頼みとなれば、サンサも軟化します。
共闘をすると誓うジェイミー。

ブライエニーが受け入れるならばと、周囲も賛同し、デナーリスから剣を授けられ、受け取るジェイミーでした。

そんなデナーリスですが、ラニスター家への不信感が芽生えたようです。

このあと、ティリオンを【女王の手】から解任しようかとすらちらつかせ始めます。

これもサーセイに原因があります。
その巻き添えになる、弟二人。

ティリオン級の知将を首にしてどうするんだ?
そう突っ込みたいのですが、そうできる状況でもないようでして。

サーセイの野心は、弟ティリオンですら予測できなかったのでした。

 

アリアとブラン、成長した姉と弟

アリアは、鍛冶場でジェンドリーを観察しています。
斧数千本よりも、私の武器を急げ、先にやれと言い切るのです。

それから、ジェンドリー相手に死者との戦いについて聞いています。アリアって、本作でも一番の戦闘的体質かも。

最悪だったと連呼するジェンドリーに、いいからもっと具体的に言えと急かします。

「あれは死そのものだったよ」

「死は知っている。多くの顔がある。早く戦ってみたい……」

どんだけ戦闘気質なんですか!
この好奇心満々であるアリアは、あとの展開伏線でもあります。

このあと、ウィアウッドの前でジェイミーはブランに謝罪します。心からの謝罪です。

愛のためだけではありません。
サーセイの子供たちが、王の血ではなくジェイミーの子だとわかったら。ラニスター家は滅びかねなかったのです。
そういう事情がありました。

その子供たちも、もういません。ジェイミーは、家を捨てました。
家を捨てたのはお互いそうなのかもしれない。恨んでいない。そう語るブラン。

憎しみどころじゃない。
勝利を考えねばならない。ブランはそう語ります。
彼はもう、ある意味人間ではありません。

将来は勇敢な戦士になりたかった少年。
好奇心旺盛だった少年。
そんなブランはもういません。そこにいるのは、【三つ目の鴉】でした。

ジェイミーを追い詰めるような発言は、憎しみよりも面白がっていたかもしれませんね。

戦が終われば、運命は修正できない。
意味深なことを語るブランです。

 

ラニスター兄弟の再会

ティリオンが視察しているところへ、ジェイミーがやってきます。

前述の通り、ラニスター家でティリオンを愛していると言えるのはこの兄くらいです。
命名日(※この世界での誕生日のようなもの)祝いに馬を贈ってくれたり。そんなジェイミーを、ティリオンは愛していました。

「大衆は大喜びだ」

兄弟が再会しても抱き合うわけでもなく、そんな皮肉を言うしかない弟。
お互い、ミスを語り合います。

ジェイミーは、サーセイの愛を見誤った。
ティリオンも、デナーリスの信頼を見誤っていました。

ティリオンは、サーセイの妊娠すら嘘ではないかと懸念を示します。
あ、やっぱりね。妊娠中なのにワインをがぶ飲みするわ、ユーロンと関係するわ。怪しいよね?

ジェイミーは、それは流石に本当だろうと言うわけですが。さぁ、どっちでしょう。

ティリオンは辛辣です。
彼女の本性を知っているのに、愛していたんだな、って。
辛辣ではありますが、ティリオン自身もシェイに裏切られた過去がありますもんね。

「お互いウィンターフェルで死ぬなんてな」

ティリオンは皮肉を言います。
美女と寝て腹上死、享年80。それが計画だったのに、って。サーセイに殺されないのが少なくとも救いかな、だってさ。

死んだあと、死者になってキングスランディングに乗り込み、サーセイを殺してやらぁとまで言い切ります。

そんな憎まれ口を叩くティリオンの横で、兄はブライエニーを見ているのでした。

 

【女王の手】あれこれ

ジェイミーはブライエニーの元へ行きます。

じっと話を聞いているジェイミーに、ブライエニーは戸惑っています。
侮辱しないなんてどうかしたのか、って。

「俺はもう戦士じゃない。それでもお役に立てれば幸いです」

そう恭しく誓うジェイミー。
ちょっとちょっと、片腕になってもデナーリスに突撃するくらい勇敢だったでしょ!
それがこの低姿勢です。

ティリオンを庇う人物も、デナーリスの元へと向かいます。
サー・ジョラーです。

海外では【ズッ友公】(※Ser. Friendzone、デナーリス相手に片思いをしているから。ちなみにこの枠のライバルは『ハリー・ポッター』セブルス・スネイプ)とも呼ばれているあの男です。

追放される前には【女王の手】になりたかった。
はっきり言ってティリオンはムカつく――それでも彼は適任者だと思いますよ、だってさ。
サーセイの裏切りを見抜けなかったデナーリス相手にとりなしているのです。

ちなみに原作ですと、ドラマで死亡したサー・バリスタン・セルミーがデナーリス側近として健在なんですよね。

そんなジョラーは、サンサとの対話を提案します。

 

二人の女君主

こうして、デナーリスとサンサが二人きりで話し合うことに。

サンサはティリオンを高く評価しています。誠実で信頼できると。
デナーリスもそれは認めます。誠実、聡明、必要とあれば冷酷にもなれる。

しかし、それでもサーセイ相手の失態は許せない。サンサにも同意を求めるのです。

お互い家族には複雑な事情があった。
そう語り合う二人。
哀れな共通点はそこだけではありません。女性支配者を受け入れられない、そんな世界に苦しんでいるのでした。

お互いベストを尽くしているのに。まぁ、お互い愚痴って一杯やろうや。そうなりそうですが。

しかし、まだ早い。
デナーリスはジョンのことを持ち出します。サンサは凍りつきます。

サンサの苛立ちの原因って、ほぼジョンですからね。サンサは、ジョンの恋心を利用して操っていないかと、そう言いたいわけです。

ここでデナーリスが空気を読まない自分語りというか。
玉座を目指していた人生に、現れたジョン。その愛のためなら何でもする!
操るとかそういうことじゃない。これはトゥルーラブ。そう来ました。

ジョンを信じている、愛している!
こんな気持ちは二人目。

一人目は、もっと背が高かったとデナーリス。
はい、アクアマン……じゃない、ドロゴですね。

そんなのろけはどうでもエエ。
死者を倒したあと、それが問題です。サーセイを追い払ったとして、北部はどうなる?

繰り返しますが、北部の王はヴァリリア人により支配された。
そんな屈辱があるのです。

 

シオンはウィンターフェルを守りたい

ここで、シオン・グレイジョイがやって来ます。

かつて、ウィンターフェルを陥落させ、その領主になったシオン。
結果的にはラムジー・ボルトンにより、三日天下になりました。

そのことを、シオンは悔やんでいました。
ウィンターフェルのために戦いたい。その願いを叶えるべく、贖罪のためにここまで来たのです。

サンサにそう告げるシオン。サンサは、彼を抱きしめます。

思えばシオンは浄化されました。

以前は美人に育ちつつあるサンサをエロ目線で見て、
「サンサと結婚してウィンターフェルを乗っ取りたいぜえ〜」
みたいなことまで妄想していましたからね。

彼のしたことは許されないかもしれない。
彼がブランとリコンを殺そうとしたことは事実。それでも、彼は許しを求めているのです。

 

死者の狙いは【三つ目鴉】

ダヴォス・シーワース避難民に食事を配っています。

そこに女児がやって来ます。
亡父のように戦いたい。そう願う彼女。

その彼女のプライドを尊重しつつ守るために、ジリは我が子の護衛を依頼します。
こんな小さな女の子でも、プライドを重んじ、尊重する。そういう優しさがありますよね。

ウィンターフェルに、アンバー家の本拠地【ラスト・ハース】経由で避難して来たトアマンドやベリック・ドンダリオンが到着しました。

アンバー家は陥落。明日には死者が来るそうです。
いよいよか!

そんなトアマンドは、ブライエニーが気になって仕方ありません。

軍議開始。
この決戦でのキングにあたる駒は、生者側はブランなのです。

全ての記憶を持つブランを殺し、終わりのない夜を迎えさせる。
記憶を失ったら、人はもう人ではない。
それゆえに【三つ目鴉】を狙うのです。

地下に避難する作戦を、ブランは拒否。
死者側が追跡できる紋章をつけたからには、それも無駄なのです。

彼を囮として、ナイツキングを呼び出す――それが作戦でした。

シオンはじめ、護衛がつくわけです。

ここでティリオンがダヴォスと見張り役を志願しますが、デナーリスは拒否。ティリオンの知略を惜しんでいます。

ドラゴンは、ブランの護衛には使えません。
人間で守るしかないのです。

このあと、ティリオンはブランの話を聞きたがるのでした。

 

戦いに挑む善良なる人々

ミッサンディにグレイワークは話しかけます。
デナーリスが王位についたら、もう居場所はないのではないか。

このあと、やってみたいこと、見てみたいものは?

グレイワームに尋ねられ、ミッサンディは答えます。

「ナースの海辺が見たい」

グレイワームは、きっとそうすると愛を誓うのです。
この二人は幸せになって欲しいなぁ!

一方で、二人が破壊する情報があるカップルが、ジョンとデナーリス。

サムウェルに、まだ自分がエイゴンだと言ってはいない。いつ言うべきかタイミングを図っていると語るジョンでした。
いいタイミングなんてあるのやら……。

サムは、ジリと地下に避難しろと言われても断ります。

ホワイトウォーカーを最初に倒したぞ!
ゼン族とも戦ったぞ!
【知識の城(シタデル)】から本を盗んだぞ!

昔の【ナイツウォッチ】時代を思い出すんだ。
ピップやグレン、同期を思い出すんだ!

残ったものは、もうたったの三人だけど、生き延びる者がいたら、仲間を葬ろう。
そう語るのでした。

ちなみにファン界隈で一番生存率が高いとみなされているのが、サムなんですよね。

なんでかって?
理由が結構ひどいんですけれども、原作者G・R・R・マーティンの自己投影じゃないか?という説がありまして。

まぁ、確かにサムは比較的マシなルートを歩んできています。

 

トアマンドの恋心

今回はラニスター兄弟サービスかと思うほど、二人は過去を思い出しています。

父が生きていればなー。
ウィンターフェルを守るところを見せてやれんのになー。
だってさ。

【王の盾】として白いマントに黄金の鎧を身にまとっていたジェイミー。
それはまるで【黄金の獅子】時代でしたっけ。

初めてウィンターフェルに来た頃。
【黄金の獅子】と不品行酔っ払い兄弟でしたね。
姉はいろんな男と寝てるよね〜、とまで言い出す兄弟。何やってんだよ!

【黄金の獅子】時代はもう終わったけど、お前の不品行はまだだまだいけるんじゃね、とジェイミー。
いやいや、自己改善してるんで、とティリオン。

ここにブライエニーがやって来て、酒を勧められます。

もう寝るからいらんと断るブライエニー。ちょっとだけならと妥協しますが、ここにトアマンドがやって来ます。

トアマンドは、キングスレイヤーにライバル心を燃やしています。

「俺は【ジャイアンツベイン】だぜ……」

ドヤァ……ドヤ顔でそんな二つ名を語り始めます。
なんでも10歳で巨人を殺し、彼を赤ん坊だと思い込んだその妻から三ヶ月授乳されたんだってさ。だから大柄なんですって。

これが、彼の周囲での定番モテアピールなんでしょう。
微笑ましいね!

 

どうせ死ぬなら体験しないとな

アリアとハウンドことグレガーが、ここでちょっと会話をしています。

アリアがおとなしくなったとグレガー。
ハウンドは、かつてアリアを守るために戦ったと黙々と語ります。

そこへ、ベリック・ドンダリオンがやって来ます。
彼にとってスターク家は、主家のようなもの。結婚式かよ、ケッ!とグレガーが突っ込みます。

【光の王(ロード・オブ・ライト)】信徒うぜえ、突き落として生き返らないようにしてやろうかと、毒づいているのです。

アリアは、ジジイと死ぬ間際を過ごしたくねえわと言い切り、どこかへ去ります。

弓矢の練習をしていると、アリアの武器を持ってジェンドリーがやって来ます。
バランスを見て、これはいいと満足するアリアです。

このあと、アリアは【紅の女(レッドウーマン)】ことメリサンドルとのことを聞き出そうとします。

「初体験?」

「全身にヒルをまみれにされたって意味ではな」

「そうじゃない」

アリアは、それが童貞喪失かと言い出すのです。
それとも別の機会に童貞を失ったのかと聞くアリア。

「経験人数は? 1、2、20?」

「数えてねえし!」

「嘘つけ」

「3人っス……」

アリア、どうした?
そのあと、これですよ。

「きっと私たちはもうすぐ死ぬ。その前に知りたい」

マジかよ!
だからジジイは嫌だったのかー!

ジェンドリーが戸惑っていると、キスを始めます。

「自分で脱げ」

相手にそう宣言し、脱ぎ始めるアリア。
こうしてアリアの経験は終わるのでしょう。
なんだこりゃああああ!
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