篤姫の愛猫・サト姫

無類の猫好きだった歌川国芳の作品/wikipediaより引用

幕末・維新

サト姫(篤姫の猫)が贅沢だ~幕末の大奥で自由恋愛できた唯一の存在

こちらは2ページ目になります。
1ページ目から読む場合は
篤姫の愛猫・サト姫
をクリックお願いします。

 

お好きな項目に飛べる目次

未亡人として幕府倒壊を見つめた篤姫

サト姫は、なんと16才まで生きました。

16才といえば、人間では80才に相当し、現在でも、なかなかのご長寿です。

和歌山電鐵貴志川線貴志駅のたま駅長も、16才で亡くなっています。

たま駅長は、三毛猫でセレブ猫でした。平成のセレブ猫と同じだけ生きたのですから、サト姫は相当すごい猫です。

江戸時代には、今ほど獣医学も浸透しておりません。

猫にとって有害な、塩分を含んだ餌も、与えられていたハズです。

それでも長生きできたのは、大奥でストレスのない、快適な暮らしを送っていたからでしょう。

夫と死別し、未亡人として幕府倒壊を見つめることとなった篤姫

愛くるしい愛猫サト姫は、きっと彼女の心を慰めたと思われます。

あわせて読みたい関連記事

ドラマ10大奥レビュー

幕末の大奥
幕末の大奥は女の火花バッチバチ? 篤姫が嫁いだ時の女性21名+猫

続きを見る

猫の歴史
猫の歴史~天皇や戦国武将から海外歴史人のデレデレ愛猫家エピソード

続きを見る

吾輩は猫である
漱石の人生を一変させた出世作『吾輩は猫である』はどう作られた?

続きを見る

猫を連れて散歩している武士「猫侍」って実在するの? →現代アーティスト野口哲也さんの作品です

続きを見る

ネズミ捕獲長
吾輩はネズミ捕獲長である イギリス首相官邸で働く公務猫である

続きを見る

直虎や直政を救った南渓和尚(瑞聞)井伊家の軍師的僧侶は知謀卓越

続きを見る

文:小檜山青
※著者の関連noteはこちらから!(→link

【参考文献】
桐野作人『さつま人国誌 幕末・明治編』(→amazon

TOPページへ

 



-幕末・維新
-,

×