どうする家康感想あらすじレビュー

どうする家康感想あらすじ

『どうする家康』感想あらすじレビュー第12回「氏真」

今回は雪が降る場面から。

桶狭間で義元が討ち死にしなければ、こんな日々が続いたのかもしれないのに……。

と、舞い散る雪と遊ぶセンスが、やはり昭和平成ジェネレーション。

カラオケの歌詞背景に流れるドラマみたいで辛い。

日本では、古来より雪を見る風習がありますが、そういう伝統的なことが再現できないドラマは、時代劇である意味がありません。

癖の強いナレーションが何か言い出し、氏真のぼっち軍議が始まります。

この氏真の何が気になるかって、髪の毛を無駄に靡かせているところでしょうか。

溝端淳平さんを無駄遣いする切なさよ……。

本作は、なんだかイケメンへの憎悪が激っているようで、屈辱的なシナリオを演じさせて「ざまぁwww」とニヤついているようなセンスすら感じます。

今川義元が生前氏真にダメ出ししていた声も入ります。これが戦国時代というよりも、昭和平成のパパ像でズッコケ。

うっとりと自刃しようとする氏真もちょっと理解できません。

いろいろ準備が必要ですし、介錯すべく裏に回った家臣も止めてくださいよ。

 

あらすじ:おじさん構文バージョン

元気にしてたカナ( ◠‿◠ )

オイラは、先週の、神回に、号泣しちゃったヨ( T_T)\(^-^ ) 慰めて、欲しいナ!

あのローマ人みたいな、信玄に攻め込まれ、家臣にも見限られ、ぼっちになった、今川氏真wwwイケメンのくせに、ざまぁwwwww

デモ、空気の読めない、ウザい妻・糸チャンが、彼女の、実家である、北条に身を寄せろって( ´Д`)y━・~~ホント、なんかさw

オイラ、女性差別するわけじゃないけどw

女性を軽蔑しては、いけないケド…こういう「戦はいやでございまするぅ!」みたいな、フェミみたいな、ホント無理orz

女性の、戦国ていうのは、スイーツwなのか、何なのか訳がワカラナイ_:(´ཀ`」 ∠):

男のメンツ、わかるw?嫁の実家に、逃げるとか、ありえねーしww

氏真チャンはサ、駿河のため、みんなのためと思って、自分を捨ててやってきたノヨ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

それなのに、ああいうスイーツ女が、よりにもよって、嫁なのかなと思うと無理orz

スイーツ女w大河の、つらさは、オイラは、本当によく分かっているカラネ♪( ´▽`)

でも、やっぱり、今年は、おもんな城主とは、違うからサ♪( ´▽`)

男らしく、タイマンで、拳で決着して、キターーーー!ってなったヨネwスイーツ女も、おとなしく、なったし( ´ ▽ ` )

蹴鞠してるイケメンが見たいとか、マジでスイーツで草wwwww今年の大河は、スイーツをバカにしてていいよねwww

はい、顔文字終わり。

 

どうするイケメン憎悪

溝端淳平さんを台無しにする今年の大河。

続けて心配なのは武田勝頼を演じる眞栄田郷敦さんです。

歴史の成功と失敗には、さまざまな要因があります。

言うならば天地人――どれもが揃って初めて生きてきますが、このドラマはとにかく“人”を強調しすぎです。

ダメなバカ息子の低パラメータのせいで家が滅びて、ざまぁwww そうやらかしそうで嫌な予感。

ましてや眞栄田郷敦さんは、親子二代で俳優業です。そこを茶化してきそうで憂鬱です。

このドラマには、団子を食べ下劣なしぐさで茶を飲む、チンピラじみた武田信玄はでてきた。

でも、勝頼を苦しめることになる嫡男・武田義信のことには触れてもいないんですよ。

偉大なる父・信玄と対比される、愚かな勝頼――こんな陳腐な像をやらないだろうと思いたいですが、今年は期待を全て裏切られていますから、暗黒の予感が当たってしまうかもしれません。

 

どうする照明

今年は照明がおかしい。

照明で心情を表現しているんだ!

そんな意見を見たことがありますが、だからといって季節感や時間の感覚を無視されても困ります。

信玄がやたらとギラギラしていた場所にいましたが、あれはなんですか?

今年って照明効果がおかしくて、南国リゾートじみた場面が出てきます。戦国時代の漫画を実写化するのに失敗したかのようなドラマですよね。

原作漫画がないのに、失敗した実写版だけはあるというこの悪夢よ。

 

どうする空腹感と逆張り

主君や重臣が居並ぶ前で、お腹がきゅーっとなって、おにぎりを食べる服部半蔵。ほんと、なんなんでしょう。

今年は『花燃ゆ』のリベンジでも狙っているのか、やたらと、おにぎりを推しますねー。大河主演を集めることが好きな本作ですから、次は井上真央さんを狙っているのかもしれません。

おにぎりの呪いはさておき、問題は空腹感です。

今年の大河は礼儀作法がサッパリなっておりません。

「武士はくわねど高楊枝」の逆張りですかね。

このあたりも『平清盛』を連想します。あのドラマも斬新という触れ込みで、やりすぎ演出がありましたっけ。

そして服部半蔵、キミは忍者失格だ。

忍者が任務中に空腹を覚えると、死に直結しかねません。携行食糧は必須。だからこそ、小腹を満たす「忍者めし」というお菓子があるわけです。兵糧丸というのは要するにそういうもの。

そんな基礎すらできていない忍者って、ダメすぎます。

たまにはミスがあってもいい。今回がたまたまそうだったのかもしれない。

だったらもう少し、恥ずかしがりませんか?

プロなのに、情けない……。ギャグだとしても、面白くない。

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どうするカメラワーク

今年はカメラがやたらとブレる。

何が起きていますか? ガタガタとおかしいまま走っているような。

斬新さを狙っているのかもしれませんが、気持ち悪くなるだけで、人によっては見ることをやめるでしょう。

お願いしますから、変なところでハズさず、王道を目指してください。大河でしょ?

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