どうする家康感想あらすじレビュー

どうする家康感想あらすじ

『どうする家康』感想あらすじレビュー第26回「ぶらり富士遊覧」

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『どうする家康』感想あらすじレビュー第26回「ぶらり富士遊覧」
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どうするおもてなし

またもや「えびすくい」が出てきましたね。

家康の所作からして脱力してしまいますが、笛が下手なはずの愛がピーピー吹いているのはどういうことでしょう。

彼女は当初、2~3メートル先の人物も判明できないほどキツい近眼設定でしたが、それもいつしか無くなってるし。

そんな本作の場当たり展開は今回も健在で、本業でもない茶屋に鼓を打たせてよいものでしょうか。

彼は部外者です。ただでさえ商人は複数の勢力と交流する人間であり、いつ織田や徳川の反勢力と接触していたってわからないではありませんか。

暗殺疑惑を疑われても仕方ない状況であり、おもてなしをする方の徳川としては、舞台に近づけてはならない人物です。

『麒麟がくる』では連歌会での暗殺計画。

『鎌倉殿の13人』では芸人による暗殺計画。

こういう例もあったのに、そんな状況でヘラヘラ笑う信長も、家康も、セキュリティ意識がないんですね。

それにしても愛はなんなのか。

秀忠がまだ幼いはずですよね。

このドラマは乳母を出さず、戦国時代に「三歳児神話」を持ち込んだマザーコンプレックスっぷりが持ち味だったはずなのに、愛は育児放棄ですか?

 


どうする主演の鍛錬

『麒麟がくる』の長谷川博己さんは、初回で屋根から吹っ飛んでいました。

古流剣術もこなし、茶の所作も流麗。

『鎌倉殿の13人』の小栗旬さんは、初回で乗馬飛越をこなしました。

弓術もこなす。所作も隙がない。

で、26回という後半になっての家康ですが……えびすくいも、乗馬も、茶も、どうにも所作が甘い。

1月ならばまだしも、もう7月です。前述の主役二人と比べて、どうしたことかと悲しくなってきます。

長谷川さんのような端正な明智光秀に仕上げるのは無理だとわかっているから、今回は光秀を下劣の極みにして、どうにかしようとしたんですか?

同じ枠の、わずか数年前の作品を足蹴にするような真似ができるのは、作り手の精神性が幼い証拠かもしれません。

それでも、素材を提供している大手メディアでは絶賛記事が掲載されますので、問題はないんですかね。

現に視聴率は低迷していて、歴代ワースト2はほぼ確定なんですけどね。

視聴率を速報しているメディアの「二桁維持」というフレーズの苦しいことよ。

 

どうした瀬名への思い

信長に従っても、別にいいと思うのです。

疑問なのは、瀬名の弔いすらないところでしょう。

別にバカでかい寺を建てなくてもいい。自室でそっと涙を流すとか。瀬名を思い出して目が赤くなるとか。あってもいいはずなのに、愛と浮かれているんですから見てられない。

今週も相変わらず追悼のない作品です。

瀬名も、両親や田鶴をろくに思い出してもいないので今更ですが……とか思っていたら昭和平成レトロのようなイチャコララブコメが回想される。

しかも回想が流れるだけで、家康に涙ぐむこともさせません。

で、いきなり信長を殺すと言い出して、なんなのこいつ。

 


どうかしてるぜ家臣団

殿は変わられた。豹変した。それはわかりました。

で、それを補うように、家臣がズラズラ全員でやってきて、説明セリフを語らせるのは何なのでしょう。

説明することでした表現できないと考えているようですし、このときの家臣たちのだらけきった所作も緊張感を削いでいる。

一糸乱れぬ有様でやってきて、一斉に座り、頭を下げるような気品があれば説得力がある。

でもこの家臣団は、居酒屋にやってきたチンピラ仲間にしか見えない。

すみませーん、生ビール持ってきて〜。とか言い出しても違和感がないんです。

 

どうしたらそうなる! 本能寺黒幕説

本能寺まで46日――そんなカウントダウンが出ました。

サイコパス系家康と、本能寺黒幕説が組み合わさったかのような展開。

本能寺の黒幕説が流行した時代はとうに過ぎ去り、むしろ古臭いセンスになりつつあるのですが、まさかこのまま突き進むのですかね。

それを前提に、この先の展開を想像してみたいと思います。

月代を剃った家康曰く――

「わしの瀬名を“マザーセナ”(救世主)だと理解できない罪は許さないと言ったのに、その道を踏み外した武田はどうなった?」

築山カルト信者たちは一斉に応じる。

「滅びました!」

「滅びるしかなかったな。では繰り返す。わしの瀬名を“マザーセナ”(救世主)だと理解できない罪は許さないと言ったのに、その道を叩き潰した信長はどうなると思う?」

「滅びます!」

「そう。あと46日で滅びる……ではもう一度! わしの瀬名を“マザーセナ”(救世主)だと理解できない罪は許さないと言ったのに、その道を叩き潰した信長。その後継者となった秀吉はどうなると思う?」

「滅びます!」

「最終回までいくぞ! わしの瀬名を“マザーセナ”(救世主)だと理解できない罪は許さないと言ったのに、その道を叩き潰した信長。その後継者秀吉。そいつらを奉じる真田幸村その他愚かものども。どうなると思う?」

「滅びます!」

「そうだ、『どうする家康』完! こんな素晴らしいドラマを理解できぬものは大河を滅ぼす罪を犯した。償わなければならない! アンチやクソレビュアーを築山に呼びつけて、教育を受けさせるのじゃ! 分かっているな!」

※この発言は、あくまでクソレビュアーの脳内で行われたことです

まぁ、どんな展開になっても最終的に結果は同じでしょう。

20:45には脚本家の経歴と、毎回同じドラマの概要と、どこかで拾った存在したかもわからないネットの声を貼り付けた賞賛記事が出ます。

にしても、この『46日後に死ぬ信長』はあれですね、『100日後に死ぬワニ』への熱いオマージュですね。

宣伝戦略が大失敗するあたりも真似て欲しい。

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