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【どうする家康・文春砲第二弾を検証】
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「まだ大河に出る器じゃない」とは?
宮舘涼太氏を却下したときの松本潤氏は「まだ大河に出る器じゃない」と主張したとのことです。
それを受けたジュリー氏の返答が「ジュンがそう言うなら」というもの。
“器”という曖昧な基準からして、感情ありきの判断で却下されたということが明白ですね。
論拠もなく、曖昧な感情だけで重大な決断を下すこのやりとりには、強烈な既視感があります。
ジュリー氏が易々諾々と松本氏に応じたのは、宮舘涼太氏は彼女と対立するタッキー派に属するからと、記事では説明されています。
『どうする家康』は、まさにこんな感情論の巨大な塊です。
政治的な駆け引き。パワーバランス。天の時。地の利。人の和。そうしたものを一切考えずに「アイツは気に入らない」程度の感情論ばかりが横行する。『どうする家康』とはそういう大河ドラマになっている。
歴史が好きな大河ドラマファンは、幼稚な感情論など求めていないでしょう。
感情を封じてでも、泣いて馬謖を斬る。そんなギリギリの攻防を求めているのが大河ドラマファンではないでしょうか。
その期待を裏切る根幹に近づいてきていると、私はこのくだりを読んで確信しました。
器って何なのか。具体的で客観的な判断基準は何なのだ?
まだまだ実力を無視したキャスティング横行が続いていることが、文春砲で明らかにされてゆきます。
家康の異父弟役・長尾謙杜氏抜擢
ジャニーズ枠として源三郎勝俊役に選ばれた長尾謙杜氏。
ジュリー氏が目をかける『なにわ男子』から選ばれたとされ、このことも私の違和感への答え合わせのように思えました。
松平勝俊は、家康の生涯を辿る上でさほど重要な人物とは言えません。大河ドラマ初出場の俳優が配置されている点からして明らかでしょう。
出番は短くて済むし、それなりの宣伝になる。プロットとしての重要性よりも、まるで忖度の都合のように思える役だったのです。
松平勝俊のシナリオは、さして印象に残らず、退屈なものでした。
形ばかりのオーディションで選ばれたとも記事にはあり、それが事実ならば大河ファンにとっては許しがたい話でしょう。
『どうする家康』の異様な点として、映画とのタイアップと思える宣伝戦略があります。
同じ脚本家とジャニーズ主演という共通点がある『レジェンド&バタフライ』。大河開始と重なる時期に公開され、追い風にしたい思惑が透けて見えたものです。
そして『岸辺露伴ルーヴルへ行く』。
NHKドラマ作品の映画版であり、この作品は『どうする家康』と衣装デザイナーが同じです。映画は長尾謙杜氏の大河出演回と近い公開日で、主人公である露伴の若い時代を、長尾謙杜氏が演じていました。
露伴の本役である高橋一生氏と顔立ちが似ているわけでもない。
成人し、トレードマークのあのヘアバンドをつけた状態で出てくるのに、わざわざ別人をキャスティングする必要はあったのか?
ドラマ版のファンでもそこに疑問を感じる意見は多くあったものです。
高橋一生氏は2017年大河ドラマ『おんな城主 直虎』で小野政次を熱演しており、大河ファンの間でも評価が高い俳優です。
その高橋一生氏のファンにとって、長尾謙杜氏はむしろノイズとなっていてもおかしくはない話です。
なお長尾氏自身も、9月には、以下のような文春砲も受けていますね。
◆なにわ男子エース長尾謙杜(21) 元SKE三上悠亜(30)との“乗っ取りお泊まり愛”スクープ撮「キスマイ千賀健永が去った後こっそりと…」(→link)
2023年8月、秀頼役は『HiHi Jets』の作間龍斗氏と報道される
BBCのジャニーズ性加害報道が3月。
にも関わらず、4人目のジャニーズ枠として、『HiHi Jets』の作間龍斗氏が豊臣秀頼役として発表されました。
秀頼は最終盤まで出番があることは確実です。発表時、 NHKは何を考えているのかと呆れたものでした。
そして気になるのが、記事に添えられていた宮舘涼太氏の写真です。彼は金髪にしていました。
宮舘涼太氏の金髪イメチェンのニュースが8月2日付。
そして作間龍斗氏大河出演報道が8月4日付。
大河ドラマや時代劇に出る間は、金髪にはできません。
終わったことを契機に髪を染めることは、よくあることです。近年の大河や朝ドラ出演俳優にも、そうする人はいました。
役づくりだけでなく、何かからの開放感もあるとすれば、どうでしょう。穿ち過ぎかもしれませんが、どうしたって宮舘涼太氏の心境は考えてしまいます。
◆小栗旬、LAで金髪の最新ショット!妻・山田優とおそろいへア…米国在住俳優と「昼からサシ飲み」(→link)
◆ 志尊淳、金髪に激変!横顔ショットに「待ってましたああ」の声多数!「美しすぎ」「ゾクゾクしちゃう」(→link)
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