現場のスタッフに「殺すぞ」と凄んだり。
大河ドラマ『どうする家康』の主演・松本潤氏に関する告発記事が、2023年10月12日発売の週刊文春に掲載されました。
記事が正しければ非常に由々しき事態であり、一体どこまで本当なのか?弊サイトでも以下の記事で検証させていただきましたが、
文春砲で告発された『どうする家康』松本潤さんの横暴は本当か?徹底検証
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それからわずか10日後の10月22日に“第二弾”が出ました。
記事タイトルは以下の通り。
◆大河『どうする家康』松本潤に告発続々!《第2弾》「SnowMan宮舘の出演拒否」「『俺がもうプロデューサーをやる』と言い放ち…」
なんでも実力派の後輩を排除するばかりか、自らが「プロデューサーをやる」と豪語している様子が告発されているのです。
第一弾と比べて、より具体的な証言も出てきた今回の第二弾もまた、どこまで信ぴょう性があるのか、徹底検証してみましょう!
【TOP画像】
『週刊文春 2023年10月26日号』→該当の記事は電子版に掲載(→link)
『どうする家康ガイドブック完結編』(→amazon)
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始まりは渋谷NHK放送センター1階の衣裳部屋
第二弾となる今回の記事は、NHK放送センター1階の衣裳部屋から始まります。
大河ドラマの衣装を用意することがどれだけ大変か。
スタッフの苦労が伝わってくる描写であり、『どうする家康』においては、その現場が緩んでいるのでは?という情景が浮かんできます。
他媒体の記事とあわせると、興味深いものがあります。
よりにもよって衣装のまま汁物を食べるとは……万が一、汚れてしまったらスタッフはまた……そんな苦労を想像させるような描写です。
もちろん、彼女が実際に食べたかどうか不明ですし、SNSに衣装姿を投稿することはよくあることでしょう。
しかし今年は、作品そのものを評価する記事よりも、俳優人気に頼った周辺ネタばかり目立つのが気になります。
しかも掲載媒体はスポーツ紙。スポーツ紙とジャニーズの蜜月関係も踏まえると、色々と用意されていた感は拭えない。
文春砲第二弾の冒頭では、信長の血まみれ衣装についても言及されていますが、非常に臨場感があり、デタラメでは書けない描写のように感じます。
“殿”は決まって15分遅刻?
撮影当日、“殿”は決まって15分遅刻する。
スタッフにそれを詫びることもなく、ズカズカと着替えに向かう。
と、そこには着替えを手伝うスタッフもいます。彼が浴衣の着付けも一人でこなせないからとのこと。
普通、大河の出演者は、長い撮影期間の間に、浴衣や作務衣の着方を覚えて、一人で着付けができるようになります。
しかし松本潤氏は一切覚える気がなく、スタッフの手に任せられていることが告発として出てきます。
これには思わず納得。
ドラマを見ていると、松本潤氏は和服を着た上での所作がぎこちないのです。
和装は着慣れていないとうまく動けません。ボロが出てしまう。
それを避けたいのか、『どうする家康』は座って立つ動作が極端に少ない。
彼は和装だとうまく動けないのでは? そんな違和感は、ずっと頭の中にありました。
和装での所作については、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主演である小栗旬氏と対比するとより明確になります。
小栗氏は手を使わずに座って立つ所作までこなせるようになりました。
自然な立ち居振る舞いのために多練を重ねたことは『プロフェッショナル 仕事の流儀』を見るとよくわかったものです。
なお、松本潤氏にスポットを当てる『プロフェッショナル 仕事の流儀』も制作されながら、松本潤氏当人の介入もあって放送できていないと記事に書かれています。何か見られたくないことでもあったのでしょうか。
宮舘(みやだて)涼太氏の出演を拒否
今回の記事タイトルにも盛り込まれた、後輩の出演拒否。
ジャニーズ事務所(改名していますが本稿ではそのまま使用)内部のパワーゲームとも関わることであり、それだけのバリューがあると判断されたのでしょう。
◆松本潤『どうする家康』宮舘涼太NG報道で松潤に猛ツッコミ!SnowManと人気逆転、NHK大河は「ジャニーズNO!!」で刺違え!?(→link)
滝沢秀明氏の愛弟子であり、『滝沢歌舞伎』や歌舞伎出演経験もあり、人気もある。それならば大河に出る最有力候補と言えるでしょう。
実際に出演は内定しており、衣装あわせのスケジュール調整が進んでいたとされます。
2022年6月某日には撮影を見学していたとも……。
それが流れた。
松本潤氏の意向により後輩が排除された――そんな情報は、事務所から流れたというより、NHK大河チームから漏れたと考えるのが妥当でしょう。
宮舘氏が就任を逃した役とは「豊臣秀吉に目をかけられるも、のちに家康側に従軍する武将」とのこと。
条件と知名度から考えると、候補としては以下のあたりでしょうか。
この中で、実現すれば最も興味深かったと思えるのは伊達政宗です。
人気が高く、名場面も多い。『独眼竜政宗』は伝説的な名作大河とされています。
そして宮舘涼太氏のファンからの愛称は“舘様(だてさま)”。そんな舘様が伊達様を演じるとなれば、話題が沸騰したことでしょう。
しかし『どうする家康』の関ヶ原前夜の描写を見ていると、こうしたキーパーソンは目立っておりません。
家康と石田三成の友情と決裂、淀殿との因縁ばかりが強調されていて、パワーゲームとしてわかりにくいだけでなく退屈でつまらない。
宮舘涼太氏の不採用ともども役が削られたのだと仮定すれば、シナリオそのものに悪影響を及ぼしているともいえます。
事実だとしたら、非常に憂慮すべき状況でしょう。そして松本潤氏がSnow Manに対し脅威を感じていてもおかしくない、そう証明されたニュースが報道されました。
◆Snow Man目黒蓮、インスタ開設1日で「松本潤」をぶち抜くフォロワー数の快進撃…嵐に迫る世代交代の苦境(→link)
さらに、嵐は二宮和也氏が事務所から独立します。
新局面を迎えそうです。私としては『ラーゲリより愛を込めて』で熱演した二宮和也氏が大河ドラマに出る姿を見たかったものです。今後に期待したいと思います。
◆【ジャニー喜多川・性加害問題】嵐・二宮和也さん 事務所から独立「個人で活動していく」と発表(→link)
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