特にそれが顕著なのが幕末でしょう。
大政奉還はまだ150年前のことです。
戦国時代と違い、幕末維新はそう遠い過去でもなく、例えば大河ドラマ『青天を衝け』でも、尊王攘夷を掲げていた渋沢栄一が、逆サイドの幕府に仕えるなどしてややこしいことになってました。
というか、それを言うなら、開国スタンスだった幕府に対し、御三家である徳川斉昭が強固に「攘夷」を掲げてるのも意味不明ですよね。
徳川の中心人物が、なぜ堂々と幕府に嫌がらせをするのか。
そうかと思ったら、息子である徳川慶喜を将軍に就けようとするし……うーん、なんだかモヤモヤ!
というわけで、幕末の重要なイベント【将軍継嗣問題】に突撃のマンガ『日本史ブギウギ』第211話スタート!
安政江戸地震
◆江戸幕府の崩壊、その遠因だったと考えられるのが幕末の大地震群です。
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ざっと12年間で8度も起き、関東地方に大打撃を与えたのが【安政の大地震(安政江戸地震)】でした。
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水戸藩にとっては思想の柱・藤田東湖を失った最悪の天災。
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大河ドラマ『青天を衝け』でも取り上げられていましたね。
水戸三田
◆「幕末の三舟」と言えば
・勝海舟
・山岡鉄舟
・高橋泥舟
という三人の幕臣がいますが、斉昭のもとにも「水戸の三田」がいました。
この武田耕雲斎が後々、藤田東湖の息子・藤田小四郎に担がれて【天狗党の乱】を起こすのですから、やはり徳川斉昭を起点とした幕府にとっての災厄とも言えますね。
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阿部F・O
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当人は能力の高さだけでなく柔和な姿勢で人柄もよく、周囲から頼られていただけに……その死去は政局に大きな影響を与えました。
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