八月十八日の政変

まんが日本史ブギウギ

八月十八日の政変で京を追われ長州藩ピンチ まんが日本史ブギウギ220話

2021/10/09

尊皇攘夷を掲げ、外国人へはテロ行為も辞さない――。

幕末の過激思想の代表と言えば水戸藩と長州藩。

水戸藩は、明治維新後も沈んだまま政治の表舞台から消えていきましたが、その後躍進した長州藩には悲壮感などありません。

ゆえに、シックリ来ないかもしれない。

【下関戦争】や【八月十八日の政変】から続く、失態の数々。

孝明天皇にも嫌われ、京都から追い出され、大ピンチに……ということでマンガ『日本史ブギウギ』第220話スタート!

 

馬関海峡

◆文久3年(1863年)そして4年(1864年)の二度に渡り、長州藩は欧米諸国の船を攻撃しました。

下関戦争あるいは馬関戦争と呼ばれますね。

愚にもつかないこの暴挙に対し、幕府も朝廷も……。

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◆長州藩というと尊皇攘夷の代表的存在であるからして、天皇のお気に入り――そんなイメージをお持ちの方も多いですが、当時は真逆。

孝明天皇に呆れ果てられていました。

その理由は外国人に対する無謀なテロ行為というより……。

 

偽勅

◆孝明天皇が訝しんでいたのが【偽勅】です。

当時、天皇の偽造文書が発せられるというトラブルが頻発していました。

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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