毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。
第10話の注目は、結ばれた二人(道長・まひろ)の行先と【寛和の変】ですね。
和歌と漢詩の応酬で不器用ながらもまひろの心に迫っていく道長は、途中、藤原行成にアドバイスを受けながらついに思いを成就させました。
一方、道長の実家では、父の藤原兼家がクーデターを実行に移そうとしていた……ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!
役割分担
◆藤原公任・藤原斉信・藤原行成らの若手貴族を招いて「漢詩の会」を開いていた頃の藤原道隆は、もっとこう、純粋でしたよね。井浦新さんが演じる気品もすごかった。
それが【寛和の変】の計画を兼家から聞かされると、恍惚の表情で「尊敬する!」とか言い出して、なんかこいつもヤベーな……と。
近い将来、父から代替わりして、自分が権力の頂点に立ったら、どうなっちゃうんですかね。やはり兼家の血が前面に出てきてしまうのか。
藤原道隆(光る君へ井浦新)の死後 道長と対峙する中関白家はどんな命運を辿るのか
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気になる人
◆妙なマラソン力を発揮したりするこの乙丸(以下の前回まんがを参照ください)。
まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第9話』殺されちまった 検非違使に
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妙な存在感もあるんですよねー。矢部太郎さんのはまり役というか……不思議。
和歌と漢詩
◆道長が和歌を送れば、まひろは漢詩で返す。
一体、何が書かれていたのか?
いささか長くなりますので、本マンガの最後に掲載させていただきます。
すぐにでも読まれたい方は、目次から【道長の和歌&まひろの漢詩解説】へ飛んでください!※このまま順に読んでいても、最後に出てきますのでご安心を
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