再放送の土曜日に合わせて、大河ドラマ『豊臣兄弟』をマンガで振り返る――。
第8話は墨俣一夜城と天才・竹中半兵衛の登場ということで、さっそく本編へ進みましょう!
幸福感

◆直の姿が眩しくて、ゴハンの味もわからない。
永遠に続くと思っていた――。
そんな二人の幸せは……。
工期

◆そう!
実際の工期は七日間という話がいつの間にか一夜で組み立てるところが主題になってしまった。
それが墨俣一夜城でした。
炭

◆さては備長炭か!
いや、オガ備長炭か!……って、それは戦国時代には無いですが、当時の木炭は薪よりも暖房効率が良いため、リアルに重要な販売品目でした。
当然、その資源供給元である山林も欠かせないものであり、農村紛争の原因にもなります。
人は燃料無しには生きられない――現代の中東オイル紛争と根は同じですね。
庵

◆いーや、安藤守就はあなたの舅でしょ!
永禄九年(1567年)には既に結婚していたはずですぞ、竹中半兵衛さん!
賽の河原

◆ドラマでは今のところスルーされていますが、この斎藤龍興の居た稲葉山城を一瞬にして乗っ取り事件を成功させたのが竹中半兵衛さんでした。
天才と称される大きな要因であり、詳細は別記事「稲葉山城乗っ取り事件」からご覧ください。
完成!

◆美濃三人衆である氏家卜全(左)と稲葉一鉄が呆れていますが、この龍興、意外と非凡の才を持ち合わせているかもしれない!
窓

◆忍術を使う忍者はいません。
しかし、各地から情報を集めてくる忍びは、透波(すっぱ)とか乱波(らっぱ)などと呼ばれ、きちんと実在しています。
情報を集めるだけでなく、敵城に火をつけたり、暗殺を請け負ったり、戦を有利にするためには欠かせない存在でした。
詳細を知りたい方は平山優氏『戦国の忍び』(→amazon)をご覧ください!
敗走

◆豊臣秀長らの狙いは竹中半兵衛に見破られ、安藤守就は「北方城」で待ち構えていました。
秀長たちは、北方城の包囲網からどうやって抜け出したんだ?
そんな疑問はさておき、策を読み切る半兵衛がほとんど神でした。
豊臣秀吉がその半兵衛をどう口説くのか……ということで、次回もお楽しみに!
◆『豊臣兄弟』総合ガイド|秀吉と秀長の生涯・家臣団・政権運営等の解説
参考書籍
呉座勇一『真説 豊臣兄弟とその一族』(2025年11月 幻冬舎)
太田牛一/中川太古『信長公記』(2013年10月 KADOKAWA)
平山優『戦国の忍び』(2020年9月 KADOKAWA)
文:五十嵐利休
【参考】
豊臣兄弟/公式サイト

