戦国史を現代風に大胆アレンジして楽しむマンガ『戦国ブギウギNEO』の第14話。
今回は永禄十二年(1569年)に勃発した「本圀寺の変」に注目です!
美濃を追われた斎藤龍興さんや三好三人衆らが足利義昭に襲いかかりましたので、さっそく本編へ!
竹中半兵衛

◆永禄七年(1564年)に「稲葉山城乗っ取り事件」を起こし、8ヶ月後には城を斎藤龍興に戻していた竹中半兵衛。
その後の動向は不明であり、大河ドラマ『豊臣兄弟』のように上洛に従っていたのかもしれず、そうではないのかもしれず……。
三顧の礼

◆稲葉山城を返した後は、居城の菩提山城へ。
稲葉山城の返還後に双方でトラブルが起きていないことから、事前の交渉で和議が成立しており、半兵衛はしばし隠棲していたと考えられます。
ザックリとした流れはこんな感じですね
・永禄七年 稲葉山城乗っ取り事件
・永禄十年 織田信長が美濃を制覇
・永禄十一年 信長と義昭が上洛
六条の合戦

◆そして永禄十二年(1569年)1月に信長を震撼させる事件が起きました。
美濃を追い出した斎藤龍興が、三好三人衆らと手を組み、足利義昭のいる本圀寺へ襲いかかったのです。
防御力の十分ではない本圀寺では、明智光秀や細川藤孝らが、義昭を守っていました。
いわゆる「本圀寺の変」です(本能寺の変ではありません)。
二条城

◆本圀寺の変が起き、足利義昭が三好三人衆や斎藤龍興に襲われている――その一報を受けた信長はすぐさま岐阜城を飛び出し、京へと向かいます。
通常の旅程なら10日かかるところを2日で到着。
凍死者も出すほどの勢いで、わずかな手勢しか信長に付いていけませんでしたが、現地に着くとすでに戦闘は終わっており、義昭も光秀も藤孝も無事でした。
信長は、義昭を守るための城の必要性を痛感し、将軍御所として二条城の建築に取り掛かります。
これが恐るべきスピードでして。
尾張・美濃・近江・伊勢・三河・五畿内・若狭・丹後・丹波・播磨の計14ヶ国の大名や武将に人夫や建材を用意させ、3ヶ月後の4月には完成させてしまうのです。
知ったかぶり

◆「三回、顔出せばOKなら、楽勝じゃん! スマホのタップゲーやん!」
小六に続いて、こんな失言をしてしまいそうですが……いったい竹中半兵衛はいつから織田家に仕えたのか?
というと、遅くとも元亀元年(1570年)6月と考えられています。
織田徳川連合軍と浅井朝倉連合軍の間で「姉川の戦い」が勃発し、半兵衛の弟が敵将の首を挙げる武功を立てたことが『信長公記』に記されているのです。
よろしければ別記事「姉川の戦い」で詳細をお楽しみください。
※著者・アニィたかはしの『大河ブギウギ豊臣兄弟編Youtube』はこちらから👇️
文:五十嵐利休

