まんが戦国ブギウギ

まんが戦国ブギウギ72話 名人・久太郎の参上! 秀吉に敗れた光秀は何処へ

2020/05/21

【中国大返し】という、光秀の予想つかないスピード進軍を完遂した豊臣秀吉は、有利な態勢のまま直接対決へ持ち込むことに成功した。

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一説に両軍の兵数は、明智1万3000~5000ほどに対し、秀吉側は2~4万とも。

かくのごとき圧倒的兵力差になったのは、畿内の細川藤孝&細川忠興親子や、高山右近、中川清秀たちが、光秀につくことをためらったことも影響。

また、四国へ出かける予定だった織田信孝&丹羽長秀のコンビが秀吉になびいたことが決定的だったかもしれない。

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信長の側近であった名人・久太郎も参加し、いま【山崎の戦い】始まる――。

 

横槍部隊参上!

◆山崎の戦いで共に先陣を務めた中川・高山隊を救ったのが、戦の名人として知られた堀秀政さんでした。

もともとは織田信長の側近にして、その後、秀吉の家臣となり九州平定などでも実績を残す、密かに人気の戦国武将。

たしかにキレッキレなイメージなんすよねー。

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朱椀

◆お椀をひっくり返したかのようなこの兜。

正式名称は銀白檀塗合子形兜(ぎんびゃくだんぬりごうすなりかぶと)と言い、実際に官兵衛が使ったものが岩手県盛岡に残されております。

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なぜ岩手に?
官兵衛の所在地って、兵庫→福岡じゃないの?

という疑問はもっともでしょう。

実は【黒田騒動】で家臣の栗山大膳が盛岡の南部家に預かりとなったとき持っていったのです。

栗山大膳とは、官兵衛の右腕だった栗山利安の子。

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歴史って意外なところで続いてますなぁ。
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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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