毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。
第8話は、藤原兼家がぶっ倒れて明日をも知れぬ状態に……と思いきや、道兼を使って何やら陰謀を働かせている。
安倍晴明も絡んで花山天皇を引きずり降ろそうとしていて、一体、何を考えてんの?ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!
サロンの噂
◆ジワジワと道長の婿入話が源倫子にも打診され、徐々にその気になってきてますね。
その道長はまひろに心を奪われていますが、身分の差だけではなく、母の仇・道兼が実兄ということもあり、事態は複雑怪奇。
互いに背負うものが重すぎて……。
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父危篤
◆なぜ吉田羊さんなんだ?と話題になった藤原詮子。
ドラマ開始直後は、若すぎる詮子を演じて異論が噴出していましたが、今に至り、彼女を起用した理由に皆さん納得いってますね。
とにかく強い!
そして、したたかで賢くて、陰謀LOVE――自分で「父に似ている」と言ってはいましたが、いやいや、超えちゃってんじゃないの?
後に、権力の頂点に立つ道長も、詮子の思惑がバリバリ反映されていますね。
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祟りじゃ
◆思えば花山天皇も不憫です。
エキセントリックな面が強調されていますが、よく見りゃ自身の感情に素直に生きているというか、純粋というか……。
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まぁ、だからこそ藤原兼家に隙を突かれてしまうわけで。
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