まんが大河ブギウギ光る君へ編

周明は一体どこの国の人なのか まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第23話』

2024/06/15

毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。

第23話の注目は周明の出自と目的でしょう。

殺人容疑で牢獄に繋がれてしまった朱仁聡を救うため、真犯人の情報を藤原為時に提供する周明。

その際、流暢な日本を話し、一体どういうことなのか?と思ったら、かつては対馬で生まれ育ち、12歳のとき父親に海に捨てられ、宋の船に救われ宋人となった――。

まひろは、そんな悲惨な過去を持つ周明に宋語を教わりながら、惹かれていくのかと思いきや、今度は藤原宣孝が現れ「求婚」という驚きの展開へ……ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!

 


解決編

◆賄賂ありきの腐敗役人かと思っていたら、宋人の一行に対する警戒心を抱いていた源光雅。

確かに朱仁聡の素性がいまいちよくわからないですもんね。

正式な国交を希望するにせよ、なぜ最初から大宰府へ行かないのか。

 


名探偵

◆周明がどうやって目撃者と真犯人の口を割らせたんですかねー。

実はそこが一番のナゾだったりします。

 

違和感

◆一条天皇と定子の間に生まれた第一子は女児でした。

脩子内親王と言い、いったい彼女はどんな生涯を辿ったのか?

脩子内親王
定子の長女・脩子内親王(一条天皇の第一皇女)母亡き後は不幸だったのか

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長女が生まれた瞬間に中関白家はボロボロの状態でしたが、一条天皇と定子の二人はこの先も2人の子供(一男一女)に恵まれます。

男児も生まれているんですね。

それが敦康親王

敦康親王
敦康親王(定子の長男)の不憫な生涯|一条天皇の第一皇子は二十歳で散る

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もしも藤原道隆が生きていたら……あるいは、藤原伊周と藤原隆家が【長徳の変】でやらかしていなければ、

東宮→即位

という道筋も順当な御方です。あの二人がやらかしていなければ……。

 


蔵人頭受難

◆これまで描かれてきた藤原行成の優しい性格が最もわかりやすくつけ込まれている場面でしたね。

逆に、普段はボケーっとしている道長は、言うときはキッチリ言う。

権力者への道筋が丁寧に描かれている感!

藤原行成
史実の藤原行成も道長を支えていた?書と政務の達人は道長と同日に逝去

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ピュア

◆自分はどこの国籍の人間なのか――という周明のようなポジションの人は、東アジアの海域では全く無いケースではありませんでした。

複数の文化にまたがる辺境・ボーダーの人々をマージナル・マンと言い、よろしければ以下に考察記事がございますので詳細はそちらでご確認を。

周明はマージナル・マン
『光る君へ』周明のような人物は実在した?注目すべき歴史的背景はマージナル・マン

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信じるな

◆人生経験が何かと豊富で、まさに酸いも甘いも噛み分ける藤原宣孝

まひろから見たら、親戚のオジサンぐらいの存在だと思っていたのですが……さて、二人はどうやって夫婦になっていくのか。

 

親衛隊

◆倫子さん、その“具体的な名前”は、スグに判明しますよ!

夫の道長さんがまひろの文を隠していた文箱の中に、新たにまひろが書いた父・藤原為時の任官を願う文があります。

『この文の“為”の字は、まひろと同じでは?』

そう思った道長が筆跡を確認するため文箱から取り出し、二枚の文を見合わせた後、同じところにしまっていたと記憶しています。

あー、いつ見つかるんだろー、ワクワク!としながら、毎回ドラマを眺めている方、ズバリ、結構多いでしょう!

 

東宮

◆居貞親王とは、後の三条天皇のことですね。

東宮(皇太子)というポジションにいますが、実は一条天皇よりも歳上。

花山天皇の弟で、かなり微妙な立ち位置にいます。

そのせいか、一条天皇とは違って、なかなかアクの強い性格をしている印象でした。

今後、道長とも一悶着あるので、これは要チェック!以下に関連記事がありますので、よろしければご覧ください。

三条天皇
三条天皇が道長と一条天皇の陰で過ごした生涯|無念は孫の代で晴らす

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道長の友
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藤原顕光
兼家の甥
藤原頼通
道長嫡男
藤原為光
忯子の父

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漫画:アニィたかはし
文:五十嵐利休

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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