毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。
第23話の注目は周明の出自と目的でしょう。
殺人容疑で牢獄に繋がれてしまった朱仁聡を救うため、真犯人の情報を藤原為時に提供する周明。
その際、流暢な日本を話し、一体どういうことなのか?と思ったら、かつては対馬で生まれ育ち、12歳のとき父親に海に捨てられ、宋の船に救われ宋人となった――。
まひろは、そんな悲惨な過去を持つ周明に宋語を教わりながら、惹かれていくのかと思いきや、今度は藤原宣孝が現れ「求婚」という驚きの展開へ……ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!
解決編
◆賄賂ありきの腐敗役人かと思っていたら、宋人の一行に対する警戒心を抱いていた源光雅。
確かに朱仁聡の素性がいまいちよくわからないですもんね。
正式な国交を希望するにせよ、なぜ最初から大宰府へ行かないのか。
名探偵
◆周明がどうやって目撃者と真犯人の口を割らせたんですかねー。
実はそこが一番のナゾだったりします。
違和感
◆一条天皇と定子の間に生まれた第一子は女児でした。
脩子内親王と言い、いったい彼女はどんな生涯を辿ったのか?
定子の長女・脩子内親王(一条天皇の第一皇女)母亡き後はどんな生涯を送ったか
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長女が生まれた瞬間に中関白家はボロボロの状態でしたが、一条天皇と定子の二人はこの先も2人の子供(一男一女)に恵まれます。
男児も生まれているんですね。
それが敦康親王。
敦康親王(定子の長男)の不憫すぎる生涯 一条天皇の第一皇子は二十歳にして散る
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もしも藤原道隆が生きていたら……あるいは、藤原伊周と藤原隆家が【長徳の変】でやらかしていなければ、
東宮→即位
という道筋も順当な御方です。あの二人がやらかしていなければ……。
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