まんが日本史ブギウギ

まんが日本史ブギウギ221話 水戸藩を引っ掻き回す天狗党がマジやばい

2021/10/27

大河ドラマ『青天を衝け』をご覧になられていて不思議に思ったことはありませんか?

徳川斉昭が諸藩に向けて攘夷の音頭を取り。

その息子の慶喜が将軍となり。

まさにイケイケドンドン、勢い最高潮の幕末水戸藩!だったはずなのに、途中からサッパリ誰も表舞台に出ていない――。

これには当然理由がありまして、水戸藩では天狗党の大暴れを筆頭に、内部抗争があまりに激しく、せっかくの明治維新頃には人材が枯渇していたと指摘されるのです。

亡き藤田東湖の息子・小四郎が刀を掲げ、渋沢栄一も絡んだりする水戸藩を舞台に……マンガ『日本史ブギウギ』第221話スタート!

 

不穏!天狗党

◆『青天を衝け』ではあまり描かれなかったですが、渋沢栄一と親しかった藤田小四郎。

徳川斉昭の攘夷思想を助長した藤田東湖の息子です。

藤田小四郎
水戸藩・東湖の息子 藤田小四郎が筑波山で挙兵する!結果はムゴすぎる斬首刑へ

続きを見る

藤田東湖
藤田東湖の生涯|斉昭の思想に影響を与え水戸藩を過激化させた危険人物か

続きを見る

 


横浜鎖港

◆大河ドラマ『青天を衝け』では、横濱焼き討ち未遂の後、すぐに幕臣となってしまうため目立ちませんが、渋沢栄一もまた水戸学に傾倒し、危険な思想をたぎらせていた若き志士であります。

伊藤博文と渋沢栄一はテロ仲間
渋沢栄一と伊藤博文は危険なテロ仲間だった?大河でも笑いながら焼討武勇伝を語る

続きを見る

幕末の志士・維新の志士・攘夷の志士
幕末維新に登場する「志士」は憂国の侍なのか それとも危険なテロリストか

続きを見る

 

天狗党リーダー

◆同じく『青天を衝け』にも登場した武田耕雲斎。

武田耕雲斎と天狗党の乱
夫の塩漬け首を抱えて斬首された武田耕雲斎の妻~天狗党の乱はあまりにムゴい

続きを見る

彼とその一族には、あまりにも悲劇的な運命が待っています……。

※続きは【次のページへ】をclick!


次のページへ >

リンクフリー 本サイトはリンク報告不要で大歓迎です。
記事やイラストの無断転載は固くお断りいたします。
引用・転載をご希望の際は お問い合わせ よりご一報ください。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

-まんが日本史ブギウギ
-

目次