まんが日本史ブギウギ

煮え切らない西郷と桂に龍馬が吼える! まんが日本史ブギウギ225話

2021/11/23

各藩の思惑や有力者たちのポジションが目まぐるしく入れ替わり、一言ではとても整理できない幕末の流れ。

しかし敢えて、その騒乱を「起承転結」に当てはめるとしたらどうなるか?

起……ペリー来航

承……桜田門外の変

転……薩長同盟

結……戊辰戦争

他にも重大なイベントが多すぎて、色々と反対のご意見はあろうかと思いますが、今回は薩長同盟に注目の……マンガ『日本史ブギウギ』第225話スタート!

 


失脚

阿部正弘に見い出され、次々に幕府の改革を提言し、かつ実行していった勝海舟。

政局が京都に移動すると、自ら政争に積極参加することもなく閑職へ追いやられていきます。

後に徳川慶喜が臆病風に吹かれて江戸へ逃亡してくると、再び頼られ、江戸っ子気質を発揮して【江戸城無血開城】という難関にトライすることになるも、それはまた後日のお話ということで。

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亀山社中

◆勝がひっそりとしていく中で、その勝に見い出された龍馬はいよいよ飛翔していくことに。

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白石さん

◆「生協の白石さん」ではなく「商人の白石さん」。

龍馬だけでなく西郷も活動資金のパトロンとして頼りにした人物です。

 


土方さん

◆長州のお膝元だけあって、白石さんのところには数多の長州藩士もやってきていました。

必然的に攘夷派の志士が集う場所に……。

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手違い

◆薩長同盟に奔走していたのは龍馬だけではなく、中岡慎太郎も同様。

ことがコトだけに、事前の調整が凄まじく難儀していました。

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ワシに任せろ!

◆長州は、薩摩や会津によって京都から追い出されて朝敵とされ。

薩摩は、商船・長崎丸が長州に砲撃されて藩士28名が亡くなったり、島津久光をデスノートのターゲットにされたり、とてもじゃないけど手が組めない状態でした。

とにかく複雑な状況ですが、同盟によるメリットも大きい。

簡略化しますとこうなります。

【長州藩】
・武器もない
・味方もいない
→薩摩と手を組めば両方手に入る

【薩摩藩】
・徳川慶喜と島津久光の不和
・幕府による長州征伐の次は薩摩か?という懸念
・兵糧米が不足している
→長州と手を組めば不安が解消される

長州も薩摩も、どっちを取るか、取るべきなのか……。

 

龍吼える

◆薩摩と龍馬。長州と中岡。

両藩の鎹(かすがい)となっていたのが土佐藩の二人です。

それに対し、桂小五郎(木戸孝允)も西郷隆盛も互いの意地が邪魔をしてどうにもうまくいかない。

とはいえ、そこは龍馬の咆哮だけで決められたのではなく、やはり両藩がメリット・デメリットを天秤にかけて、同盟が有利と判断したのでしょう。

 

締結

◆かくして薩長同盟が締結。

と言っても基本は西郷と桂の口約束であり、正式な書面はありません。

しかし、その内容を記した尺牘(せきとく・手紙)が残っていて現代に伝わっています。

木戸孝允から坂本龍馬に宛てた手紙に同盟の内容と、龍馬の裏書きが記されていたんですね。

よろしければ以下の薩長同盟の記事にて詳細をご覧ください。


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著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

【参考】
国史大辞典

武将ジャパンで新感覚の戦国武将を描いた『戦国ブギウギ』を掲載!

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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