どうする家康感想あらすじレビュー

どうする家康感想あらすじ

『どうする家康』感想あらすじレビュー第6回「続・瀬名奪還作戦」

2023/02/13

ニン♪ニン♪

緊迫感のある争奪戦。

前回から続くRPGのような展開で進んでいきます。

忍者は盛り上がりますね!

せーの、ニン♪ニン♪

 


あらすじ:ドラマ通の秘書バージョン

ドラマ版『ワタシってサバサバしてるから』が終わってしまいました。

しかし、私の中のサバサバは止まらない! 早乙女京子さんリスペクトであらすじを解説します。

みなさんこんばんは。今年の大河ドラマ、楽しんでおりますでしょうか?

“闇堕ち”イケメンこと今川氏真は、なんと元康……のちの徳川家康ですわね。元康に対し「降伏しなければ瀬名たちを皆殺しにする」と通達しました。

なんてロマンチックなのでしょう。これはドキドキしますわね。囚われのプリンセスをプリンスが救うなんて、このシチュエーションにときめかない人なんていませんわ!

さて、その元康は?

なんとあの本多正信が、クレバーな策を提案してきます。

「今川家重臣を生け捕りにし、瀬名たちと人質交換する」ですって! すごい、賢い、素晴らしい策ですね!

そのぉ、やっぱり、プリンスがプリンセスを助けるなんて、今ドキじゃない、みたいな? 瀬名が自分で脱出するとか言い出さなくてよかったじゃないですか。そういうわきまえないヒロインにはもうウンザリ。

さて、かくして正信の秘策を受けた服部半蔵が、難攻不落の上ノ郷城に忍び込んで盛り上がります。

どうなるの?

でもいますよね……ネチネチした歴史通。ああいう人って「2回も瀬名救出に使うのありえなくない?」とか言いますけど、そういう人が絶賛する滝田栄主演の『徳川家康』だって第5回まで織田家の人質だったんですよ。

過去大河のリスペクトがないってもうマジで(自主規制)……ほほほ、お下品になりそうでしたわ、私としたことが。失礼しました♪ ニンニン♪

 


網浜さんならどうする?

ドラマ版『ワタシってサバサバしてるから』では番組の思惑通り、来週回ではすっかり網浜さんを好きになりました。

てなわけでリスペクトしていくよ!

あのさぁ、その『徳川家康』って1983年放映だよねw

そんなもん覚えてねえし、もとい見られねえし! そんなのと比較されてもな。

ペース配分でなくて、中身の問題だよな。セリフで「今川の恩義」ってしつこいけど、なら、それやっとけよ!

子役が用意されてなかった『真田丸』、『麒麟がくる』、『鎌倉殿の13人』とは違うんだしさぁ。

そういうペース配分がぐっちゃぐちゃなのが批判されてんだよ。いちいち往年大河でマウント取らんでもよくね?

なんかさあ、今年の大河。褒め合わないと歴史通やドラマ通でないみたいな、そーゆー流れを感じるけどさ。

なんつうか違くね?

自分がおもしろいと思ったらそう言う。つまらないと思ったらやっぱそう言う。

ドラマの感想くらい、サバサバいこうよ! ネチネチしたマウンティングってどうよ!

ってなわけで、今週も突っ込むよ!

 

どうするおにぎり

「勝て! 勝て! 勝て!」

そう言いながら、於大のもと、女たちが笑顔でおにぎりを握る場面に必要性はあるのでしょうか?

ありますね! これは『花燃ゆ』のリベンジなんですね。

あの大河ドラマは、松下村塾におにぎりマネージャーこと文ちゃんを送り込むことで、テロ計画も甘酸っぱい青春に置き換えるという、素晴らしい発想のドラマでした。

まぁ、それを視聴者が理解できず、口さがないものは「毒おにぎり」だの、「テロサー(テロリストサークル)の姫」などと言っておりましたが。

この大勝利間違いなしの大河で、おにぎりの亡霊を慰めたのでしょう。

ちなみに松嶋菜々子さんの『利家とまつ』は、まつの味噌汁が伝説になっていましたね。

 


どうする処刑シーン

心即理――幕末に大流行した陽明学にある教えです。

これを当時の維新志士は魔改造して、こんな理屈をぶん回していた。

「異人ブッ殺すと思った時は既にッ! 斬り捨ててんだよォ!」

こういう殺人三昧なことを「小攘夷」と言い、要するにテロです。

幕末の訪日外国人はサムライに戦慄|銃でも勝てない日本刀と意味不明な切腹

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「テロリストを美化するのはいかがなものか」

なんて言われますが、そうなると幕末もの全部洗い直しが必要になります。

◆ 日本は未来だった、しかし今では過去にとらわれている BBC東京特派員が振り返る(→link

依然として外国人に対しては排斥的であり、明治維新が権力抗争であったことが見抜かれています。

無理やり開国させられてから150年。日本はいまだに、外の世界に対して疑心暗鬼で、恐れてさえいる。

しかし、この明治維新は、フランス革命におけるバスティーユ陥落とは全く異なる。明治維新は、エリート層によるクーデターだった。

話を戻しまして。

『鎌倉殿の13人』も、思い立ったら即座に暴力!という世界観でしたよね。

それと比べると今作は「斬る斬る詐欺」にもほどがある。

あんな大勢で人を囲んで槍を突きつけるセンスがわかりません。

同じくNHKドラマの『大奥』第1回では、水野という侍が処刑されかける場面がありました。

白装束に身を包み、ブーっと音を立てて刀に水を吹き替える斬り手。

結果的にこの処刑は偽りでしたが、本当に斬られるんじゃないか?という緊張感がありましたね。

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人を処刑するのに、多くの人は要りません。死を覚悟した白装束や刀に水を吹きかける音で緊迫感は出せます。

そういう歴史劇のお約束を無視して、誰かが妄想して書いたネット小説みたいなことをされても、訳がわからないんです。

真面目に殺す気があるんですか?

 

どうするくノ一

くノ一を女忍者の意味して使うようになったのは、山田風太郎の忍法帖ブームからとされています。

実は『甲賀忍法帖』のような初期作品では「女忍者」とされています。

しかし、忍法帖ブームから、すでに半世紀以上が経過。

今となっては手垢のついた古臭いくノ一像を出すのはなぜでしょうか?

悲しいかなセンスが古い。

にも関わらず、くノ一にこだわるのは、エロ要員にできるからという理由ですかね。

大河でオリジナルくノ一は危険です。

『花燃ゆ』だけでなく、こちらは『天地人』のオマージュでしょうか。

◆大河ドラマ『天地人』で長澤まさみ演じる役設定が急遽変更(→link

初音は、妻夫木聡演じる主人公・直江兼続にとって、肉体関係を結ぶ“初めての女性”。当初は俳優・城田優演じる真田幸村の妹役という設定だったが、それでは兼続と幸村の年齢差から、初音が10歳以下で肉体関係を結んだことになってしまうという視聴者からの問合せにより、NHK側が対応。番組公式ホームページに掲載されている登場人物関係図も、28日(水)より初音の設定が“妹”から“姉”に変更された。これに対しNHK広報は「年齢設定の部分で混乱や誤解を招く恐れがあるので原作通りに戻しました」とコメントしている。

ちなみに、くノ一の登場で山田風太郎ファンが喜ぶかというと、そうではないでしょう。

山風好きなら『警視庁草紙』です。

コラボもあるし、こいつぁ見逃せねぇ!

◆三菱一号館美術館「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル 」『警視庁草紙』(講談社・モーニング)とのコラボレーションが決定! (→link

 

どうする所作指導

毎回、指摘していて我ながら辟易としますが、武士のように戦闘が身に染みている人は立ち姿からして異なります。

即座に臨戦態勢を取れるようにしている。

五代友厚の銅像が好例で、洋装でありながら立っているポーズはジゲン流特有のものをしています。

その点、本作はどうにもおかしい。

どれだけ妙なカッコつけをしていても、所作指導がぐだぐだでは意味がないでしょう。

『鎌倉殿の13人』では、出演者のみなさんが所作指導の先生のことをよく語られていて、義経役の菅田将暉さんも、政子に膝枕する場面について触れていました。

そういう何気ないシーンですら指導があったのです。

それが今年はどうにもおかしい。

手裏剣ひとつとっても、ああいう投げ方だと命中しないと思います。そもそも、ああいう手裏剣を実戦に使っていたのかも怪しいものですが。

なぜ『麒麟がくる』の菊丸の後に、本作のニンニン忍者となってしまうのでしょう。

 

どうする何もしない主人公

現在放映中の朝ドラ『舞いあがれ』は不思議な作品です。

もう終わりが見えてきたのに、ヒロインは何がしたいかわからないとおずおずと言う。

工場の切り盛りは母親がしている。脇役の恋愛模様をぬぼーっと見守る。

要は動かないヒロインです。

そのくせ、何かいいことがあると「やったね舞ちゃん!」と周囲が崇める。

要は主人公補正だけの存在であり、本作の元康もそうでしょう。

報告聞くばかりで自らは動かず汗もかかない。おまけに戦場からは逃げ出そうとしていたし、演じる俳優さんに対して失礼ではありませんか。

『麒麟がくる』の光秀。

『鎌倉殿の13人』の義時。

この二人は、癖の強い脇に「食われがち」だとして、演じる側も悩んでいたと言います。

そりゃあ坂東彌十郎さんの北条時政とか、佐藤二朗さんの比企能員とか、吉田鋼太郎さんの松永久秀とかに囲まれたら、主役も大変ですよね。

だからこそ、光秀と義時の二人には見どころがあった。歴史の裏できっちり動いていた。

では、この家康は?

撮影に手間のかかる、つまりは見せ場となるシーンを避けているとすら感じてしまいます。

印象的なのは、人形遊びや妻とイチャイチャする場面ばかり。

命懸けの戦場では我が身可愛さで逃げ惑うほど無責任だったのに、要所要所で綺麗事ばかり言わせている。

失敗は誰かのせいにして、成功は自分のおかげだと言い張るリーダーに、誰がついていくのでしょう?

そうかと思えば、こんなネットニュースもありました。

◆NHK「どうする家康」元康「命懸けで働いておるものを笑うな!」が名言と話題に…視聴者「胸に刻んでおきたい」「全社会人にまで響いた」(→link

元康のセリフが名言だったそうです。

彼の行動そのもので判断せず、なんだかいい雰囲気っぽい言葉だけに酔ってしまう――まるで、なにかに洗脳されてしまうような危険性すら感じてしまいます。

 

どうするフェチズム

なぜ瀬名は、おんぶ紐をつけているのか?

当時あったか、ないのか、といった問題ではありません。彼女ほどの身分ならば、侍女が子を抱いているということも考えられます。

にもかかわらず、彼女のおんぶ姿を強調するような見せ方が、一種のフェチシズムを感じさせるんですよね。

公式サイトなどをはじめ、事前宣伝でも散々その写真が使われています。

どうにもこのドラマはくノ一といい、悪ふざけのようにムフフ要素を入れているように思える。

氏真が瀬名を「夜伽役」にすると迫るところも、サービス狙いとしか思えませんでした。

有村架純さんになんてことをさせているんですか?

 

どうする臭い決め台詞

死ぬ間際、情感たっぷりに決め台詞を言うのが本作のポイントのようです。

しかし、このせいでテンポが犠牲になっていませんか。

ナレなんとかというのは、別に演出上の都合ならば問題ないと思います。

家康の生涯ならば全てを描ききれるわけがないので、当然ながら取捨選択はある。

しかし、盛り上げノルマを達成するためか、死ぬ間際にしつこくドアップにして何か喋らせるのって、もう見ていられない。

本当に死ぬ気があるんですか。

『青天を衝け』でも平岡円四郎が左右から袈裟懸けに切られてから、ハキハキした滑舌でなんか喋っていました。

何か最期に言い残して死ねるのは、かなりの贅沢――『鎌倉殿の13人』では、そう学べました。

 

どうする撮影スケジュールと編集

今川氏真の甲冑姿は、まとめて撮影しているのでしょう。

前々回だったでしょうか。ラストで甲冑姿の氏真がいかにも出陣するようにして幕引きでしたが、次の回は於大の能天気な笑顔で始まりました。

照明や衣装からして、氏真のこの場面はまとめて撮影して、編集でぐちゃぐちゃに乱しているっぽい。

そのせいで時系列がおかしくなっています。

大河が順番通りでなく、まとめ撮りをすることは伝統です。

けれども、それにしたってもうちょっと調整のやりようがあるでしょうよ。

自分の出番が短いから引き受けたと、冗談半分でもインタビューで語る出演者もいます。出演者をSSRカードのように集めるためなら、編集や構成を犠牲にしても構いませんかね。

今川の恩義をセリフだけで雑に語らせますが、それこそ子役時代でその辺りを描くべきだったとも思います。

そこを踏まえてもう一度考えたい。

なぜ、瀬名奪還にここまで時間を使ったのか?

 

どうする“プリンスとプリンセス”

プリンスがプリンセスを助ける――そんなプロットをじっくり描きたかったのでしょう。

女性向けだとしたら、その見立ては正しいのか。

ディズニーアニメ『アナと雪の女王』が公開された後、自立したヒロインの姿に怒りを覚える男性は少なからず存在しました。

とある映画雑誌でも、ともかく罵倒されていて圧巻でした。

そんな怒りの代表格がこちらでしょう。

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その理由として、文学観点からビシッと反論されています。

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私は理解できなくもありません。

ああした話に激怒してしまう男性とは、マリオがピーチ姫を救うゲームで遊び、ケンシロウがユリアを奪還するために戦う漫画を読んで育ってきた。

そして、カッコいい男性とは、わきまえた女を助けるものだとインプットされているのでしょう。

そうして生きてきて、いざ、自分がお姫様を救う年齢になったとき。

そうしたコンテンツを振りまいてきたディズニーから「ありのままの姿見せるのよ」と言われたら……自分の半生と価値観にまで氷漬けにされたような気持ちになり、それが怒りとして放出したのではないでしょうか。

それを批評でバンバンぶつけるのも、ストレス解消の手のひとつ。

もうひとつは、自分が手にした権力を使うことでしょう。

わきまえたお姫様を、どこかグズだけど性格はよい、自分の分身みたいな王子が救う。そうしたコンテンツを見てSNSでバズらせて心の癒しを得る。いわばセラピーなんですね。

だって作り手が“プリンス”と言っちゃってるもんな。

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徳川家康がプリンスってなんなんですか?

本作の家康が徹底して情けないのも、もしかしたら感情移入要素なんですかね。

『麒麟がくる』の光秀みたいに漢籍ペラペラ引用するヤツはなんかムカつくし、『鎌倉殿の13人』の義時は政子に負けっぱなしでなんかムカつくし。

あー、そろそろ大河で癒しが見てえ!『青天を衝け』みたいなやつ!

そんなところではありませんか?

そんな仲間内だけで通じるようなセラピーなんて、居心地が悪いだけです。

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どうするダジャレ

本作のオープニング曲はどう思われますでしょうか。

それ自体に物語があり、緊張感を掻き立てられた『鎌倉殿の13人』と比べると、やけにあっさりしていて、画面が白いまま終わってしまう。覚えているのは、最後にピカピカする家康の甲冑だけ。

そんな印象があったのですが、第5回放送では、素晴らしい仕掛があったそうですよ。

◆【どうする家康】オープニングアニメに粋なダジャレ、視聴者興味津々「第5話見て納得」(→link

タイトルロゴの下に「鶏」と「銭」が描かれていて、要は、本多正信や服部半蔵を表していたとか。

この鶏は劇中に登場した本田正信が鶏を飼っていたこと、後に鷹匠として徳川氏に仕えたという史実を反映している。一方、銭は同じく劇中で正信が銭を与えた相手……、それは半蔵だ。つまり、嫌われ者の正信が、忍者集団服部一党の頭領である半蔵に銭を与えて瀬名奪還作戦に参加させる、という第5話のストーリーが凝縮されていたのだ。さらに驚愕すべきは鶏が生んだ銭が計8枚だったこと。「8」+「鶏(トリ)」で「ハチ・トリ」→「服部」となる。まさに遊び心満点のダジャレだ。

著者さんはなんだか盛り上がっていらっしゃいますが、そんなダジャレに凝るより、それだけで見たくなるオープニングにして欲しいです。

 

どうする祭り

大河といえば、ゆかりの俳優が地元の祭りに参加することも風物詩です。

今年は?

◆静岡まつりの大御所・家康役にココリコ田中直樹さんと別所哲也さん コロナ禍前と同じ規模で開催へ(→link

今川氏真役の溝端淳平さんは調整中だそうです。

撮影スケジュールもあるとは思いますが、やはり寂しいですよね。

昨年は8月でもこの盛り上がりでしたから。

◆「三嶋大祭り」が3年ぶり始まる 頼朝役の大泉洋さんらが雄姿(→link

 

どうするポリアンナ! さては「伏線回収」だな

伏線回収とは?

後の展開に活かすため、あらかじめ忍ばせておいた要素を、後の展開で意図通りに活用することを指します。

ですので普通は投げっぱなしはせず、必ず回収する。

例えば『麒麟がくる』の第1回に注目しますと、駒が光秀に、自分を助けてくれた武士が「麒麟がくる」と語ったと告げました。

実はこの武士とは光秀の亡父であり、かつ、光秀が麒麟が到来する世、つまりは孔子が理想とする仁ある世を追い続けるという伏線でもありました。

『鎌倉殿の13人』は、ミステリ好きの三谷幸喜さんだけに豪華でした。

まさかタイトルが指す「鎌倉殿の13人」がダブルミーニングだったとは! と、最終回で驚愕された方も多いかと思われます。

しかし、どうにも近年は「フラグ回収」、要は、お約束展開を指すようにも思えてきます。

「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ……」

こういうセリフが出るとSNSでケラケラ笑いだす、そんな反応です。

この手の単純なフラグ回収はSNSと相性がいい。視聴者のリアクションを引き出す即効性の薬ですね。

「フラグ回収」を「伏線回収」といい、バナナの皮を踏んづけて転ぶ人物が大量に出てくるだけでもてはやす。そんなネットニュースを山ほど見ました。

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』です。本作もその手法を取り入れたのでしょうか。

◆「どうする家康」“伏線回収”にネット感嘆も「鮮やか」本多正信“不安的中”「策が漏れては…」(→link

私がネットニュースで警戒するキーワードは

「伏線回収」
「ロス」
「神回」

です。

中身がない展開でも、SNSでこういう書き込みを拾って集めれば、「ネット大興奮!」と見出しがつけられます。

ただし、この手の記事は書き手が心底から興奮している時の熱量が足りない。

いずれChatGPTで同様の記事が量産されるかもしれませんね。

 

どうする『大奥』砲

あの好きな俳優、大河でなくて『大奥』にでないかな――そう思ってしまう日々が続いています。

例えば、鈴木亮平さんが西郷隆盛を演じないかな?と期待してしまう。

今年の大河は、もう『大奥』で良いのでは?

視聴率以上の熱気があるようで、特別番組も増えています。

ついにはファンミーティングまで開催されるようになりました。

◆「大奥」ファンミ緊急開催!“吉宗”冨永愛&“家光”堀田真由&“綱吉”仲里依紗が勢ぞろい(→link

凄まじい反響です。

『どうする家康』は初心者向けだという擁護も出ますが、難易度を下げるための言い訳にはならないでしょう。

『大奥』の第5回放送では孔孟問答が繰り広げられました。

あの高度な応酬と比べると、『どうする家康』の「王道と覇道はちがうんだ!」は漢籍を読み始めたばかりの初々しさがあって辛い。

熱量があって面白ければ、難易度の高いやりとりがあってもファンはついてきます。

◆男女逆転「大奥」、“仲里依紗効果”が絶大!「言葉が8割わからない」も初時代劇にハマる若者続出(→link

興味深いのが、以下のような現象でしょう。

仲が出演するということで、初めて時代劇を見る若いファンも多かったようで、仲は「こないだDMがきて…」とファンから届いたメッセージを紹介。「里依紗ちゃんが出るから初の時代劇を一生懸命見てるんですけど、IQ500くらいないと言ってることが8割わからなくて、ほぼ謎解きみたいな感じで見てるんですけど、里依紗ちゃんは何話から出てくるんですか?」という内容だった。

キッカケはどうあれ、若いファン層が歴史に興味を持ち、時代劇を見るようになることは、NHKにとっても悪いことではないはず。

そのために大事なのは「わかりやすさ」ではありません。

 

どうする『花燃ゆ』

『花燃ゆ』――今となっては吉田松陰役の俳優写真がNHKサイトからすら消されている2015年の大河ドラマ。

松陰が大きく映ったイメージでなく、後半のビジュアルが使われています(→link)。

今後おそらく再放送はないでしょう。

しかし、朗報です。あのドラマの香りが2023年大河からも濃厚に漂ってきました。

キャスティングです。

『花燃ゆ』は夏になると、大河でおなじみの俳優がキャスティングされることは減ってゆきました。

そしてアイドルや別分野の方がキャストに並ぶようになった。

そうなると盛り上がってニュースになる。

むろん、俳優が本業でない方でも大河で活躍する方がいて、『鎌倉殿の13人』におけるティモンディの高岸宏行さんや、スーパーサイズ・ミーの西本たけるさんは素晴らしかった。

高岸さんには武士らしい身体能力がありましたね。西本さんは三谷幸喜さん自ら目に留まったとか。

◆ “北条朝時”西本たける、三谷幸喜がSNSを見て抜てき 「意外と自分って御家人顔」(→link

そういう適材適所ではなく、大河出演記念枠と言いましょうか。

ネタ枠にしているようだと不安になります。

◆『どうする家康』家康(松本潤)めぐる人々キャスト5人解禁 長尾謙杜&岡崎体育ら初の大河出演【5人の役柄紹介】(→link

本作序盤は大河ファンに受けるキャスティングだったと思います。

主演経験のある俳優がSSRカードのように並び、脇役でも『真田丸』から藤岡弘、さんや寺島進さんが出ていた。

それがどうにも続いていないようです。

『真田丸』から大河おなじみの村上新悟さんあたりが来てもよさそうなんですけどね。

それどころか、山本耕史さんや片岡愛之助さん、そして堀田真由さんが『大奥』に出て、鎌倉殿ロスの癒し要員になっています。

キャスティング事情に何か異変があればこそ、こういった展開になっているのではないでしょうか。

『花燃ゆ』ですら、こうした雰囲気が出てきたのは夏場だったのに、今年はまだ二月からこの状況。

こちらの記事は、今年の状況と一致するところが妙に多く、読んでいてゾッとしました。

◆【大河ドラマ】『花燃ゆ』不振でNHKが井上真央を“戦犯”扱い…どぶろっくでテコ入れの大迷走(→link

特に以下の部分です。

「NHKはドラマが失敗しても、脚本や演出が悪かったとは認めない。直接的には言及しないものの、いつも結局は主演に責任を押し付けるような格好になる。放送開始直後は井上をベタ褒めしていたNHK上層部も今は知らん顔。『大恥をかく前に打ち切りにしたい』と言いだす幹部がいる始末です」(芸能関係者)

ダメだったところはダメだったと認め、次に活かせばいいだけなのに、そうした検証を怠るから、同じような間違いを何度も繰り返してしまうのでは?

俳優さんに責任を押し付けるのだけは止めていただきたい。

 

どうするメディア

今年の大河は数字が取れないと判断したのか。

早くもメディアではポリアンナ(些細なことでも褒めること)も減ってきたようで、二月の時点でここまで辛辣な関連記事が出るのは、ちょっと異常事態とも思えます。

◆櫻井翔『大病院占拠』も松本潤『どうする家康』も…ジャニーズ主演ドラマ苦戦の裏に「NHKの思惑」(→link

こちらの記事は「ジャニーズへの忖度が必要ない」として、『鎌倉殿の13人』と比較して視聴率の不調ぶりなども伝えていますが、以下の部分はいささか疑問符が。

「NHKは受信料を支払う次の若い世代、いわゆるZ世代の取りこみに躍起になっています。朝の連続ドラマ小説『舞いあがれ!』に、昨年ヒットを記録したドラマ『silent』(フジテレビ)で主演を務めた『Snow Man』の目黒蓮(25)と『関ジャニ∞』の横山裕(41)が出演。さらに今年1月からスタートしたドラマ『大奥』にも『Hey! Say! JUMP』の中島裕翔(29)と風間俊介(39)がキャスティングされている。その結果、ベテラン俳優を見慣れた本来のNHKドラマファンが、ジャニーズ俳優にアレルギーを起こしていると考えられるんです」

『大奥』は急遽ファンミーティングが開催されるほどですので、ドラマの人気そのものは、芸能事務所云々の問題とは言い切れないでしょう。

そして今週の日刊ゲンダイさんは大辛だ。

◆「大河ドラマが生まれた日」の精神はどこへ…松本潤「どうする家康」はもはやコメディー(→link

2月4日に放送された『大河ドラマが生まれた日』を引き合いにだし、次のように指摘されています。

そして、「いいか楠田。貴様に対する要望はただひとつだ。日本一の大型時代劇を作れ! しかも連続ドラマで9カ月だ。演者は映画、歌舞伎、新劇の大スターを勢ぞろいさせて息をのむようなチャンバラから濃厚なラブシーンまで、ありとあらゆる娯楽を詰め込んだ、空前絶後のその上を行くような、新感覚の連続大型時代劇を作り出せ」と命じた。

この強烈なセリフを見て、改めて思いました。

今年、それに該当するものは、やはり『大奥』だな、と。

『どうする家康』については、「エンタメだから、娯楽だから」と擁護する意見も確かにあります。

しかし、私はこう網浜さん口調で返したい。

「つまんねーの! エンタメとしても全然面白くないわw むしろ睡眠導入プログラムかよw」

そしてさらに、こういう記事まで出てきます。

◆大河「どうする家康」危険水域でジャニーズ大慌て…松本潤救出へ“嵐の劇中復活”テコ入れも(→link

日刊ゲンダイさんだけに、話半分で読む必要がありますが、キャストの妙なテコ入れと脚本家交代は『花燃ゆ』という前例もあるんですよね。

発表しないだけで交代しているように思えたこともありましたし。

重要なのは、記事の信憑性というより、「こんな球を投げたらアクセス取れるだろ!」と踏んできた日刊ゲンダイさんの姿勢でしょう。

不穏ですね。

 

守株待兎

本作がなぜつまらないのか。

ドラマ本編の考察はやることがないけれども、失敗の原因は探り甲斐がありますので考えてみたい。

株を守りて兎を待つ。『韓非子』

『まちぼうけ』という童謡があります。

中国の春秋時代、宋の農夫が畑を耕していました。

するとある日、兎が切り株にぶつかって死んでしまった。

「ラッキー! 俺、もう、畑耕さねーで兎待つわwww」

そうして切り株の観察ばかりしていて、仕事をしない。

畑は荒れ果て、痛い奴だと笑いものになったとさ。

この歌を習った時、そんなバカな奴がいてたまるか!……と、突っ込みませんでしたか?

それがいるんですよ。

『どうする家康』は、作る側も、褒める側も、センスが2000年代から2010年代初頭で止まっているように思えます。

根拠を見ていきます。

根拠その1:『岸辺露伴は動かない』は1997年の連載開始だ!

ドラマや映画が近年放送されたため、最近の作品と錯覚しそうになりますが、そうではありません。

私も同作品のファンです。

ただし、あの色彩感覚や世界観は荒木飛呂彦先生という個性の強い作家原作ならばこそ生きてくるのであり、時代劇に用いるには難易度が高すぎる。

作家性の強い衣装デザイナーを時代劇に起用することは、確かに2000年代には流行していました。

ワダエミさんが手掛けた『HERO』や『LOVERS』が代表例です。

大河でも2010年『龍馬伝』や2012年『平清盛』がそうでした。

しかし最近は、考証と作家性の両立が好まれます。

どうにも、デザイナーさんの問題でなく、発注した側、制作側のセンスに時代錯誤感があるのです。

◆【映画と仕事 vol.13 前編】「岸辺露伴は動かない」柘植伊佐夫 映画・ドラマに欠かせない “人物デザイン”という仕事はどのように誕生したのか?(→link

◆『どうする家康』初回で感じた7つの魅力 “かよわきプリンス”やアートなOP…「俺の白兎」も話題(→link

キーワードは「アート」ですね。

■その1:アートなオープニング
前作『鎌倉殿の13人』でスタッフクレジットを本編に流し込んだことでタイトルバックを短縮したものに一年慣れ親しんだため、『どうする家康』はちょっと長く感じたが、ポップアートのような洒落た雰囲気があり、見れば見るほど味がある。特に「どうする」「どうする」と鉛筆描きのような文字が出てくるところが新鮮だった。75歳まで生きた長生きな徳川家康、のちに260年もの長きにわたって続いた徳川政権というものを象徴するような雄大さも感じる。タイトルバックを担当したデザイン会社DRAWING AND MANUALの菱川勢一氏(映画『岸辺露伴ルーヴルへ行く』ティザーポスターも担当している)のツイートによるとタイトルバックは何回か変わるようなので、いつ、どんなふうに変わるかも今後の楽しみになった。

ポップアートだの何だの、おしゃれに見せるためにはどうするか、ということばかりが志向されていて、歴史のことなど関係ないように思えてきませんか。

根拠その2:ピタゴラスイッチブームは2006年頃だ!

◆【どうする家康】服部一党招集、まるで“ピタゴラスイッチ”? 「ファンタジー世界」「身軽な技の方々、新鮮」(→link

◆この冬はピタゴラブームか?の巻(第95回)(→link

ピタゴラスイッチは2002年に放送が開始され、その数年後にブームが到来しています。

これまた雰囲気重視でドラマに持ち込まれた印象がある。

古いだけでなく、小手先に頼ってばかりのように見えてしまうんですね。

根拠その3:『勇者ヨシヒコ』は2011年放送開始だ!

◆「どうする家康」服部半蔵に歓喜!「ヨシヒコ」「ピタゴラスイッチ」トレンド入り(→link

こちらもドラマの本筋とは関係のない話題ですね。

根拠その4:『平清盛』は2012年放送だ!

◆大河ドラマ「どうする家康」は「平清盛」のリベンジ作!? 初回放送で見えた!今後の注目ポイントはココだ!(→link

◆松ケン『どうする家康』軽妙演技に集まる賞賛…振り払った“大河最低視聴率”の苦い記憶(→link

◆松山ケンイチ&山田孝之、『どうする家康』で見事な表現力を発揮 独自の道をゆく役がハマる2人に感じる共通点(→link

松山ケンイチさんにせよ、山田孝之さんにせよ。素晴らしい演技力と実績があるからといって、そこに頼るのは妙な話でしょう。

作品は、その作品自体の魅力で勝負すべき。

十年以上前のネタをオマージュすることで、「若者に人気!」と押し出すのはあまりに苦しいです。

2010年代には世界の歴史ドラマをガラリと変えた決定打『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011ー2019)が放映されたことも考えなければなりませんが、どうも日本のメディアは、大河を語る上でこの作品をスルーする傾向を感じます。

『鎌倉殿の13人』では三谷幸喜さんはじめ、多くのスタッフが意識したと語っていた。

そこを無視して十年前のリベンジだの何だの言われても納得できません。

根拠その5:今のブロマンスで“ドS”は流行しない、古いトレンドだ!

◆「食ってやろうか」“世界トレンド”岡田・信長のドS語録(→link

古(いにしえ)だな……そう遠い目になってしまうのがドS描写です。

性的同意を重視する昨今、相手の意思も確認せずにゴリゴリ嫌がらせをするドS系は、乙女ゲーでもBLでも下火になっているでしょう。

逆に、その手の展開が嫌だから、小説およびアニメ『魔道祖師』『陳情令』にファンが流れてしまうんじゃないですか。

あの作品は陰謀と暴力まみれでありながら、思い合う二人は常に互いを気遣っている、優しい世界です。

これからは「知音」(ちいん・相手の楽器演奏を聴くだけで色々察知できるほどの仲)が麗しいのでは?

『鎌倉殿の13人』の方がブロマンスとしても圧倒的に優れていた。

壁ドンとか、顎クイとか、ドSとか、もうそういう時代じゃない。

ここで「守株待兎」を思い出すと私の中では腑に落ちます。

大河ドラマは、2匹目の兎狙いが続発しやすいコンテンツではありませんか。

◆2008年『篤姫』→2011年『江〜姫たちの戦国〜』

◆2013年朝ドラ『あまちゃん』→2019年『いだてん』

◆2015年朝ドラ『あさが来た』→2021年『青天を衝け』

脚本家を大々的に前面に押し出し、キャストも共通していると宣伝する――そんな『江』と『いだてん』は大失敗に終わりました。

『青天を衝け』はどうか?

ネットでは高評価な声もあり、『どうする家康』と共通する点も多いように見受けます。

あの作品は初回視聴率が20パーセントを超えたこと。

メディアが「ともかく成功している!」という前提の記事を大量に送り出したこと。

そしてSNSのドラマ通の声が大きかったことなどが、成功作とみなされる要素ではないでしょうか。

幕末史に詳しい人に話を聞くと、遠い目をされてしまいますけどね。NHKもそこは踏まえているのか、最近の幕末を扱った番組では徳川慶喜の評価が史実準拠で、『青天を衝け』とはまるで違う。

男女逆転版『大奥』でも、原作に忠実ならば心の無い慶喜像となるでしょう。楽しみです。

そこを理解したうえで『青天を衝け』を作っていたのかと思うとウンザリさせられますが、ともかく『どうする家康』についてまとめます。

・イケメン主役で女性ファンを掴む/ターゲットは30代から50代

・ロマンチックラブイデオロギーを前面に押し出せば、主人公の好色ぶりも誤魔化せる

・昭和後半から平成前半の漫画のような、どこか既視感のあるノリ/2000年代から2010年代のサブカルっぽさを出せば、30代から50代の男性も掴める

・話題作を手掛けて知名度の高い脚本家にすれば、SNSのヘビーユーザーである“ドラマ通”が高評価するはずだ

・そんな高評価を盛り立てるメディアも掴めばバッチリ/紙媒体でなくWeb媒体主体で

・ともかくファンダムが熱い俳優を脇役に置けばよし

だいたいこんなところですかね。

そして『青天を衝け』と同じ手抜きもしています。

・カメラワークや演出の個性が強い/軽快なノリ重視

・残虐描写はリアリティがなく、控えめ

・所作、殺陣、発声指導は最低限で

・セリフの難易度を落とすだけでなく、歴史的な知識が曖昧なまま進めていく

・粗末なVFX(『青天を衝け』では海を越える船が揺れていなかった)

・ラブコメ重視

・ジェンダー観はお留守だぜ

・むしろエロで盛り上げるぜ(『青天を衝け』は再会した途端、妻に対して笑顔で子作りをすると語りかけるなどの場面あり)

それでも『青天を衝け』ではこうした手法が通じたんですね。

おそらく作り手が勝因として認識していない力が働いたのでしょう。だから株を見守る農夫になった。

イケメン主演で、話題性十分なスタッフを集めて、誰もが知っている有名人を主役にする、と。

しかし、どうにも詰めが甘かった点があるのでしょう。

次のような弱点も晒しています。

・徳川家康は知名度も高いが諸刃の剣で、幕末明治よりも戦国はチェックが厳しくなる。『篤姫』と『江』の二番煎じはこれで躓いた

・日本版『ゲーム・オブ・スローンズ』である『鎌倉殿の13人』の後で、視聴者の目が肥えている。あのドラマ目当てで集まった海外ドラマファンは、殊のほか見る目が厳しい

渋沢栄一は新札の顔であり、その一点突破力が強かった

大敗北とは、敵が強いからではなく、味方が弛み切った時に起こるものです。

ドラマ開始前と開始直後のスタッフインタビューに目を通していると、「負ける気がしねえ!」という強気も感じます。これは相当油断していましたね。

どんなに小手先の戦術でテコ入れしようと、戦略が間違っていれば大敗は不可避。

ならば今後どうすべきなのか。

NHKは真剣に自分たちの姿勢と向き合う必要があるでしょう。

蛇足ながら、2010年代は韓国ドラマが世界を席巻したことも考えるべきかもしれませんね。

◆なぜ韓国ドラマは世界を席巻するのか 京都芸術大教授が分析「演技は世界最先端」(→link

『どうする家康』を貶す時に「韓流ドラマのようだ」と言うのも、それはそれで感覚が十以上年前で止まっているようにも思えます。

日本はいつまでも変わらなくても、世界は次々にアップデートを競い合っています。

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文:武者震之助(note

【参考】
どうする家康/公式サイト

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武者震之助

2015年の大河ドラマ『花燃ゆ』以来、毎年レビューを担当。大河ドラマにとっての魏徴(ぎちょう)たらんと自認しているが、そう思うのは本人だけである。

-どうする家康感想あらすじ

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