まんが戦国ブギウギ

まんが戦国ブギウギ62話 織田vs武田の激戦地・高遠城に暴れん坊が登場!

2020/04/27

長篠の戦いで惨敗を喫した武田家。

長篠合戦図屏風
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その後、徳川家や北条家と小競り合いを繰り返し、多大なる出費が必要となった。

これに対し、勝頼が取った政策は増税と拠点の移動である。

漫画『センゴク』の宮下氏は、同作品の中で勝頼の新府城築城を【農から商への政策転換】のシンボルとし、真田昌幸と共に推進したと描いていたが、その狙いはさておき、これが領内の人臣には大きな負担となり、離反が進んでしまった。そして…。

真っ先に動いたのが、木曽義昌だった。

美濃との国境沿い――対織田家の戦略として最も重要な拠点であった者の裏切りにより、勝頼はいよいよ窮地へ立たされていく――。

 

真理姫

◆木曽義昌の反乱にブチ切れた勝頼は、義昌の生母と側室、その子供を殺します。妹である真理姫は兄の元へ戻りませんでした。

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勝頼さん、以前、鳥居強右衛門を串刺しにしたときも大失敗していたし、どうも非情に働いた場面がマイナスに働いてしまうケースが多いような気がします。
まぁ、結果論なんでしょうけど……。

強右衛門のお話はコチラへ。

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信忠軍団

◆武田家に攻め込むための甲州征伐軍は、織田信忠を大将に、先鋒が森長可や団忠正、本隊が河尻秀隆や水野忠重たち。

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お目付け役に滝川一益と、織田家のそうそうたるメンバーであったのは、なんだかんだいって武田家を警戒していたからなんでしょうね。

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しかし、いざ織田信忠が攻め入ると、武田方の多くは戦わずして次々に撤退、降参を繰り返し、信忠は凄まじい勢いで侵攻していきます。

人心は、すでに勝頼から離れていたのでした。
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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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