まんが戦国ブギウギ

お金大好きな戦国武将・岡左内はケチに非ず!まんが戦国ブギウギ116話

2021/09/03

織田信長に気に入られ、その娘(冬姫)を妻に娶ったという蒲生氏郷。

高い能力と生真面目な性格は豊臣秀吉にも重宝され、小田原征伐後、氏郷は東北の監視役に任ぜられる。

出向いたのは会津、石高91万――。

数字からも秀吉の期待度が溢れ出ているが、実際、その業務はラクではなかった。

東北には、あのお騒がせな独眼竜が未だ野望を燃やしていたからである。

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そしてその蒲生氏郷に付き添い、お金のお風呂に喜び浸っていたのが岡左内

一般にはあまり知られてない尖った戦国武将と併せて見てみよう!

 

ある将の奇癖

◆お金が大好きで家の中にたんまり貯め込んでいたとされる岡左内さん。

裸になってお金の上で昼寝をしているのが趣味だったと『雨月物語』(著:上田秋成)に記されております。

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こんな風に描くと、いかにもドケチな吝嗇家みたいに思われますが、岡左内さんが凄いのはそれだけにとどまらなかったことでして……。

 


貧福論

◆蒲生氏郷さんが亡くなられた後、上杉家に仕える岡左内さん。

同家は一時120万石というスーパービッグな御家になっておりましたが、関ヶ原で西軍についた後は30万石へ減封され、一気に財政が悪化します。

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このとき、颯爽と現れたのが岡左内さん。直江兼続に自らの資産を貸し出すと、その後、借金の証文を自ら焼いてチャラに。めちゃめちゃメンタルイケメンな御方だったんすね。

もちろん外見もカッコよかったかもしれませんが……。

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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