まんが『大河ブギウギべらぼう編 第48話(最終話)』の1コマ

大河ブギウギべらぼう編

これが百年後のチョンマゲだァ!まんが『大河ブギウギ べらぼう編 第48話(最終話)』

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遺作

◆守護霊的な蔦重でした。

“江戸患い”とも呼ばれる脚気の原因をおていさんが突き止め、白米ではなく玄米にするなどの食生活改善が進めば、蔦屋重三郎の死期は延びますね。

 


後継者

◆みの吉で万事オーケーでした。

滝沢瑣吉こと曲亭馬琴は『南総里見八犬伝』という超大作を記し、日本を代表するような大作家となります。

ただ、それに反して本人の性格は相当歪んでいたようで、特に山東京山(山東京伝の弟)が激怒していたトラブルは目を疑うようなものばかり。

よろしければ京山や映画『八犬伝』の記事からご覧ください。

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願い事

◆死を直前にして戯わけた質問をする蔦重の姿勢は確かにカッコイイ!

しかし、実際に「百年後の髷」が眼前にあったとしたら……そちらの世界では見えるとしたら……。

 

さらば……

◆これがホントの最後っ屁!……ってことで、来年は『大河ブギウギ豊臣兄弟編』(初回1月10日予定)をお楽しみください!

📘 『べらぼう』総合ガイド|登場人物・史実・浮世絵を網羅


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【参考】
べらぼう/公式サイト

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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