毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――第38話の見どころは伊周の呪詛事件でしょう。
道長を恨むあまりに木札までボリボリボリボリ、正気を失いながら食べる様はあまりに異様。
伊周が、金峯山詣で道長一行を襲おうとして弟の藤原隆家に止められたとき、「ターゲットは道長じゃない」なんて意味深なことを言っていましたが、今回の呪詛事件を見る限り、がっつり狙ってますよね。
他人を呪うことにその身を捧げるとどうなるか――第38話を漫画で振り返ってみましょう!
辛辣
◆ききょうの嫌味にサラッと答えるまひろ。
劇中では、ききょうに対して「藤壺で働きませんか?」なんてトンデモナイお誘いもしていましたもんね。
口には出さないけれど、彰子vs定子にせよ、道長vs伊周にせよ、『源氏の物語』vs『枕草子』にせよ、全てにおいてまひろが勝っているゆえの余裕もあるのでしょう。
しかし、そう考えるとききょうもタフですよね。
能筆家
◆確かに「どうやって調べたのか?間違ってたらどうするの?」とは思いましたが、いったい行成はどうやって見つけたん???
特技
◆なるほど筆跡鑑定ですね!
小野道風・藤原佐理と並び、書の達人「三蹟」である藤原行成だからこそできるワザ。
なお、彼らによる呪詛事件は実際に起きたものです。詳細は以下の記事にありますので、
伊周による「呪詛事件」道長・彰子・敦成を呪った一件はどこまで本当なのか?
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